沖縄で小学生2人を連れて、ワーケーション中のワーママです。


今年は戦後80年。


せっかく沖縄に行くなら、海やリゾートプールだけでなく戦争の跡地にも連れて行きたい。


特に南部は、沖縄戦の被害が最も激しかった地域で、たくさんの史跡があります。


今回、私たちが立ち寄ったのは、南風原(はえばる)文化センター。

施設の入館料は小学生150円、大人300円。



ここが良かったのは、

●20分くらいで回れるコンパクトな展示と、

●展示の最後は明るい気持ちで終われるところ

です。


沖縄滞在中、子供たちの楽しみはやっぱりレジャーですからね。平和教育施設ではテンションが上がらないし、コンパクトな展示は幼い子供たちにはオススメです。



こちらの施設は、陸軍病院があった南風原壕に隣接しており、当日でも空いていれば壕に入れることが出来ます。



施設の中にも、一部、当時の病院壕を再現したコーナーがありますが、それはそれは悲惨なものです。


小1男子ニコは、ずっと「怖い!怖い!ガーン」を連発。


小3女子ニコニコは、怖さもあるでしょうが年の功もあって、「1日の食糧がピンポン玉サイズのおにぎり1つか、、するとこれくらいか、、キョロキョロ」と熱心に説明パネルを読んでいました。


戦争のコーナーを過ぎたら戦後の暮らしコーナーへ。小1男子はタイプライターや昔のゲーム機を見て楽しそうニコ 

ここにきてようやく笑顔です。



そして施設の出口で、輪投げやフラフープをして遊びました。このコーナーのおかげで、子供たちが怖い思いだけでなく最後は明るく締めくくることができます。



過去に戦争がなかった時代はありません。
どれだけ科学が進歩しても、人が人を殺し合う愚行はなくならない。
情報を広く取ることが出来る(壕の中にハワイ帰りの人がいて情報の有無で生死を分けたという事例もある)、そして国を脱出する手段があれば生き延びられるね、って子供たちには話してます。




過去に戦争のない時代はなかった。