昨日たまたま観てたテレビ番組にもう釘づけでした!
『プロフェッショナル 仕事の流儀』というドキュメンタリーで 『美容師 高木琢也』 さんの回。
その生き様、ボロボロになっても折れない心、彼の一言一言ズシっときます!
突然出てきた真っ赤赤な髪の男性、舌足らずな独特の口調・・・
( ̄- ̄) 。oOチャラい兄さん出てきた
というのが正直な印象。
いま最も予約が取りにくい美容師。月間最高売上1200万円。日本最大規模のヘアコンテストで3年連続1位。
ほほう、なにやら凄い方のようだ・・・
彼の原宿のお店には全国から若者が次々と訪れます。
切実な思いを抱えた若者が少なくないといいます。
「絶対才能じゃない、いかにお客さん目線に立つか」
そんな中、前髪がもっさり長い男子に何か思うところがある高木さん。
人から見られたくないというネガティブな感情の表れと見抜くのです。
「目が大きいから、目だしたほうがいいんじゃない?」
おまかせなので大胆に前髪にハサミを入れます。
「顔を出せ。下向いてもいいことないよ」
「それって気にしなくていいよ」
そこには見違えるほど生き生きとした若者の姿がありました

「美容師のやるべきことって魔法をかけることかなあ」
「目の前のお客さんを幸せにするのは当たり前、俺は最終的に世界が平和になったらいい」
生まれは千葉。父は公務員、母は美容師。
とても真面目で優しそうなご両親です。
もともと優等生でしたが高校受験は失敗。
高校でサッカーのプロを目指すも膝の故障で断念。
その後大学受験、公務員試験、専門学校全て不合格。
深い挫折感。ただただ親への申し訳なさ。
「ここまで落ちる人ってなかなかいないから」
「大事なところで上手くいかないのが高木琢也の持ってる星」
その後美容師の道へ進むもそこでも数々の挫折が待っています。
不器用だった高木さんは失敗ばかり重ね、同期には次々と先を越される。
シャンプーしようとすると「もういいよ」と言われ周囲からは無視される。
しまいには 出勤停止 。
落ちるところまで落ちた時にふっきれた。
「ここまで落ちたらあとはもうはい上がっていくしかない」
閉店後居残り、ファッション雑誌を読みあさり、先輩に自らの髪を切ってもらい技を盗む。
血のにじむような努力を重ねた。
人の何倍も努力しないとはい上がれない。
そんな高木さんを周囲はあざ笑った。 けど ただ上だけを見つめた。
高木さんはいつしか店のトップに上り詰めたます。
28歳で独立後、数々の快挙を成し遂げ今の地位を築いていきます。
でもまだ挑戦をやめないんです。
しかしシンガポール進出で苦境に追い込まれます。
苦手な英語でのコミュニケーション。
シンガポール人の髪に対する関心は驚くほど低かった。
(シンガポールは湿度が高く 湿気ですぐにベタつくためドライヤーすら使わない人多数。)
そんな中必死に道を模索されていきます。
確固たる地位を得てなお、安全圏に留まろうとしない。
ジタバタもがき、時にダサかったとしても常に前に進むことを恐れない勇気。
例えこの計画がうまくいかなかったとしてもこの姿はとてもかっこいいと思います。
「俺はもともとダサかったしイケてなかったから大事なところで全部失敗してきてる」
「でもどんな泥をなめてもいいし這いつくばってでも結果出せばそれが一番カッコイイでしょ」
全ての試験に不合格、周囲からは小馬鹿にされ認められず・・・
自分を否定され続けてきた、でも決して腐らなかった。
この人は痛みを知っている、だからお客さんの心に寄り添える。
それが才能以上の武器になったんだと思います。
「思いやり」を持って仕事できるのは大きな財産です。
NHKってすごくいい番組作られてるんですね!
この番組はまた再放送の予定があるそうなので機会があればおすすめしたいです!
高木さん、チャラいなどと思ってすみません
天才肌という匂いがぷんぷんしてましたが意外な素顔に驚きましたね。
キラキラ輝く瞳とものすごく骨太な魂見せていただきました!