吹奏楽 3 | 相談役

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ユーフォニウム(以下ユーフォ)を、初めて吹いた感想だが、トロンボーンに比べて音が丸く柔らかい。

トロンボーンが男性的なら、ユーフォは女性的と云える。

最近は知らないが、当時ユーフォの楽譜は無く、サクソルンに属するバリトンや小バスの楽譜を使っていた。

ユーフォは、楽器としての歴史が新しいので、オーケストラで使われる事は無く、かと云って、ジャズやポップスで使われる事も無い。

当時、吹奏楽でしか使われて無かったのでは無いだろうか?

でも、吹奏楽では重要な使われて方をする。

主旋律は、トランペットやクラリネットが受け持つが、それに混じって低音楽器では唯一ユーフォが主旋律を受け持つ。

主旋律に対しての対旋律、この対旋律を受け持つのも、ユーフォが多い。

オーケストラでは使われないと云ったが、僕が初めて聞きに行ったオーケストラ、組曲『展覧会の絵』で、ユーフォがソロを弾く楽曲が有る。

ムソルグスキー作曲のピアノ曲を、ラベルがオーケストラの為に編曲したので有る。

各楽曲に、管楽器のソロが有り、ユーフォやアルトサックスのソロも有る。

管楽器好きには、堪えられない。

僕は、ユーフォがますます好きに成った。