先日、日帰りで奥伊吹スキー場に行った帰りに、琵琶湖湖西の高島市に工場を持つ旧友を訪ねた。
もう、20年位会って無い。
17〜18歳頃からの友人で、大阪府下高槻で、化学工場をやってるが、その本社工場とは別に、滋賀県高島市に工場を建てたと、数年前に連絡があった。
もっと前に行く予定が、コロナの為に日延に成っていた。
僕を、スキーの世界に引き入れたのは、彼である。
初めてのスキーで、今は廃業している「新穂高ロープウェイスキー場」に連れて行ってもらった。
下部の緩斜面で、ボーゲンから教えてもらってたが、皆で上部まで行こう、と成った。
僕も付いて行ったものの、リフトを降りた所の斜面は急斜面だった。
おまけにガスで、5〜6m先しか見えない。
下から「はよ、降りて来い」と、声はするものの、姿は見えない。
「こんな所、降りれるわけ無いわ」と叫ぶと「板外して降りて来い」と云うが、「板の外し方分が判らんがな」と云う。
「まぁ、何とか降りて来いや、下の喫茶に居てるから」と、冷たい言葉が返って来た。
続く