『人間革命』とは | みたこと、聴いたこと、思ったこと等の 独り言。時々ですます調。 ブロックはご自由にどうぞ。

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創価学会は、元々は末法の御本仏日蓮大聖人の在家の信者の団体でした。
平成3年に日蓮正宗から教義逸脱等により破門され、今では 仏教的・平和主義的・人道主義的等の雰囲気を持つ 政治的な営利団体へと変貌しました。
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今では、創価学会の勤行要典にまで載っている『人間革命』とは いったい何だろうか。

2021・2/16、我が家の一大転機となった 記念すべき日に「地区婦人部長」の訪問を受け、困惑し
創価学会でよく使われる言葉の 本来の意味等を 仏教哲学大辞典と 御書辞典で 調べ始めた。

仏教哲学大辞典と 御書辞典については すでに絶版になっている。
学会員なら 全員買いなさい と言われたのに、地区の誰も持っていない。


子供の頃、父に言われたことのひとつに、「わからないことや おかしいと思ったことは 人に聞いたりせず 自分で調べること」ということがあり、『調査』『観察』『分析』は 大切だと思っている。だが、ネットで調べるというのは、変なモノにアクセスしてしまうかもしれないので、避けたほうが良さそうだ。




御書辞典には、『人間革命』という言葉は なかった。
仏教哲学大辞典に 詳しく載っているので、ノートに書き出した。

『人間革命』

昭和24年 (1949) 8月の大白蓮華・巻頭言において戸田会長は、当時、南原繁東大総長が述べた この言葉を取り上げ
「われわれもまた 人間革命の必要を痛感する。ただし その内容と方法においては 大いに異なっているのである。」と指摘し、次のように述べている。

「要するに、まず人間革命の 究極の目標が 確立されなくては、その方法も立たないのである。しかして布施とか 持戒等の手段を用いることなく 直達正観し 即身成仏する大道が、日蓮大聖人によって 確立されているのである。
われわれの日常生活は 種々様々の縁にふれて、ある時に怒り、ある時に笑い、ある時に貪りなどして、しかも瞬間瞬間に これを断続しているのである。
そして貪瞋癡の三毒が 最も不幸の原因であり、地獄 餓鬼 畜生が 最も不幸の状態であるとともに、日蓮大聖人の説き明かされた 仏の境涯こそ、最も社会の個人も 幸福の境涯なのである。これこそ人間革命の究極なのである。」

戸田第二代会長は、2年後に創刊した創価学会の機関紙、聖教新聞に妙悟空のペンネームで 自ら筆をとって 連載小説を書き『人間革命』と題している。

また、昭和32年8月の大白蓮華・巻頭言では「人間革命とは、人生の目的観を確立して自己完成することである。われわれは、生活を営んでいくうえに、何らかの人生観なり、社会観なりを持っているが、現在まで自分が持っていた人生観、社会観に変化を起こすことが人間革命であり、いいかえれば今までの生き方を 根本的に変化させることである。中小目的より大目的へ、中小善より大善生活へ、現世だけの 目先の目的観より 永遠の生命観に立脚した 確固不抜の生命観の確立にある。」と述べている。

なお 戸田第二代会長なきあと、池田第三代会長も 聖教新聞に法悟空の名で 同題の連載小説を掲載した。

  以上引用(原文ママ)。


ちなみに この『人間革命』という言葉を考えた 南原繁東大総長は 新しい 日本独自のキリスト教としての『人間革命』を世に訴えようとしたが、異端視されたようである。

牧口会長の『価値論』『価値創造』に続いて、戸田第二代会長の『人間革命』も、本来 仏法ではなかった『自論』だったのである。

日蓮正宗国際センターと称して、創価学会の本山を造り あわよくば本門戒檀の大御本尊様を持ち出そうとしていた学会本部 


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