彼女が舞台に立つと
そこは
まるで
帝国劇場。
素晴らしい役者の所作は
観るものを魅了する。
嫉妬
妬み
姑息
打算
女の業を
出し尽くす
最後は
自分をコントロール
出来ない少女のように
「私ばっかり不幸せになんてなりたくない！みんな不幸せになればいい！みんな不幸でみんないい！」
ひどい言葉を周りに
投げつけ述懐する。
エマに抱きしめられ
解きほぐされる瞬間は
グッとくる。
「憎しみ」の歌を
ティボルトと共に
歌い上げるイザベラ様。
イザベラが
ティボルトにキスをする
シーン。
最後の稽古で、
銀河様は悪ふざけを
していた。
本来はティボルトは
受動的にキスをするのだが
最後の稽古で
銀河ティボルトは
妖艶に近づいて来た
観来イザベラを
不意に抱き寄せ、
マスク越しに
激しいキスをし、
観来さんは
きゃー！と叫び
悶絶していた。
密で蜜！
だめ！
音更の楽屋では
ティボルトとイザベラは
仲良く
悪ぶる。
無邪気な大女優
観来灯足（みぎひだり）
次は
どんな姿で
楽しませて
くれるのか。
