メロディ姫のこと。 | シークレット歌劇團0931 ~秘密の夜会へようこそ~

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主役?
主役だ。


あいざわが
メロディ姫。



最初配役が
発表された時
団員の誰もが思った事。





あいざわ稽古来るのか問題。

稽古に




来た。



毎回、愛海氏に、
「あ、見学の方?」
と聞かれて
「はい、役者志望です」
と答えるという
くだらない事を毎回
続けていた。


彼がこの物語の
大事な役、
メロディ姫をやる。




ところが


である。




本番の舞台上に、
メロディ姫は


確かに居た。



愛海氏は稽古の際、
メロディ姫を演じる
あいざわに伝えた。


「最初はブサイクでどうにも可笑しくて平民達にワハハと指を差されて笑われるメロディ姫だが、最後は誰もが彼女を優しい笑顔で見つめ、温かい拍手が沸き起こるようなラストにしたい。そんなキュートなメロディを演じてもらいたい」

あいざわは、
「はい、あ、はい」
といつも通り煮え切らない
返事を返した。







人に笑われる役

から


人を笑顔に
させる役へ


誰も好きでブサイクに
なったわけじゃない。



どうしようもない
変えられる訳がない。




でも大好きなお母様のために
頑張りたい。


変わりたいな、と
思うメロディの
ひたむきな思いに
心動かされてゆく。





城の者たちに
支えられ、
伸びやかに
健やかに、
成長してゆく
メロディ。







ちゃまくんを
プレゼントしてくれたのは



実母のニコルだった事を
メロディは知らずに
これからもゆく。







想いを隠しながら
メロディの幸せを願うが故、
メロディと衝突する
執事のラファエル。


彼の想いもまた
メロディの知るところには
ならない。


優しいミカエル。



彼もまた、
ラファエルへの特別な感情を
封印しながら
生きてゆく。


メロディの幸せを
願いながら
必死に教育する。






小さな頃と変わりなく
無邪気に甘えるメロディに
ラファエルは苦しくも
最愛の人をそっと抱く。
その想いにメロディが
気づかぬよう
細心の注意を払う。




人は皆、
自分が気づかぬ所で
大きな愛をかけられているのかもしれない。



知らずに
すくすくと
大人にしてもらっているのかもしれない。



感謝を伝えたくとも叶わぬ、人知れず支えてくれた者たちへの最大のお返しは、



「自分の人生の主旋律を自分が奏でること。美しいメロディを奏でること。」



なのかもしれない。



メロディはブサイクだ。
だが、物語に入り込むと
その印象は変化する。



そこには
確かに
おかしな巨体の
メロディ姫。



だが、
誰もが彼女の魅力に気づき
最後は大好きになり、
温かい拍手を送りたくなる
キュートなプリンセスに
なっていた。



あいざわの
持つ力。


言いたくないが





あいざわの
魅力。



言いたくないが、
あいざわの
優しさ。

二度と言わないが
あいざわの
可愛らしさ。

いやそんな筈はないかも
あいざわの
ひたむきさ。



紛れもなかったのは
あいざわは
メロディを
大切に
扱っていた。



なんだか
書けば書くほど
イラッとするが



今年初めてあいざわを知ったラジオ平民や未平民が、
この12月晴れて「平民」となり
あの09の世界を知って


あいざわ始め、
銀河様、紅雅様、
音羽さん、
星輝さん、
観来さん、
ラルドさん、の持つ
他に例えようがない
それぞれの魅力に
気づかれた事だろう。



中小貴族が
なんたるか。

平民になるという事、



それは



愛とユーモアの沼に
どっぷり浸かる、


ということ。




ようこそ
こちら側の
世界へ。


未だの未平民は、
また来年12月
道新ホールで
体感してくれ。





Merry Xmas!
心温まる聖なる一夜を
貴族の余韻と共に。


あいざわは、
笑われているのではなく
計算高く
笑わせているのだという事を
知った2019。