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もちろん今年もレビューでは大友ティーチャー伝授の1曲がある。

今回のペアダンスは
銀河様、紅雅様、
音羽さん、観来さん。

誰と誰が組むのか楽しみだ。
19日から舞びらき。
大友ティーチャー!
一番弟子として頑張ります。
これを言うとティーチャーはニヤニヤしながら「いやいやいや」と軽く否定する。
否定したい気持ちはわかる。

またあのヒドイ有様をティーチャーの前で展開する事に関して、団員たちは「もう開き直るしかないよな」とむしろウキウキしている。
とことん前向きな中小貴族。




そして。





愛海氏は、どうしても「ある曲」の振り付けを「ある方」にお願いしたかった。
しかし、それはとても貴族レベルではお願いする事が難しいダンサーの方だった。



愛海氏は悩んだ。



「思い切って依頼すべきか、いやそれは御門違いじゃなかろうか。いや、もう既に大友ティーチャーという社交ダンス界のドラゴンにペアダンスでご縁が出来た事だし、その方だって慣れてもらえたら団員たちは気立てはいいから可愛がってもらえるんじゃなかろうか、受け入れてくれないかな。いや、説明したら速攻で、分野違いなので、と断られるだろうな、やんわり拒否されても傷つくしなあ、いやあーでもあの曲を演出上、どうしても演らせたいし。その為にはあの方のお力が必要、、、嗚呼どうしよう!」



悩むこと数ヶ月意外と小心者。


だがもう時間はない。



演目は固まった。
振り付けは愛海氏のキャバオーバー。歌詞を考えるので精一杯。テーマは「あいざわ」。



意を決して
ご連絡。
相談、説明、希望、面談。


なんと。






なんと!!!






ご快諾。


奇跡のダンサー
鈴木明倫氏。


※鈴木氏のダンススタジオHP画像拝借。







実は愛海氏は、2017年の公演「エリザベーーート!」執筆の時期、本家の帝国劇場上演作品「エリザベート」のDVDを何度も観た。(もちろんあっちの本家も観た)城田優演じるトート閣下のバックで妖艶に踊る「死」のバックダンサーの1人として、この鈴木氏はご出演なさっていた。愛海氏はその方が札幌にいると知り、長い間鈴木先生へのオファーを悩み続けていた。


そうして
2019年8月。



ついに、ご快諾を頂戴し、
鈴木氏のスタジオで打ち合わせをしてきたのだ。



まずは中小貴族の説明から。

今回この曲はあいざわが
メインを務める。


あいざわという生き物の説明。


原曲の説明、
振り付けのフォーメーション、
それを09オリジナルの歌詞で歌う歌の披露、「ははっ」思わず鈴木氏笑う。



愛海氏は美しい彫刻のような存在の鈴木氏を前にそんな事満載の1時間余りを


近年稀に見る恥辱プレイ。

と、うなだれていた。




こんな凄い先生に
あいざわメインの振り付け依頼という暴挙、神よ赦したまえ!


ダンスの指導は
ダンス界の「ドラゴン」と、
新たに「ユニコーン」が
加勢され、
よりサポートが盤石に。



どんな仕上がりになるかは、
12月の道新ホールでご覧いただきたい。



クレイジーな演出に、
クレイジーなキャスト。


このレビュー衣装を担当している宮廷お針子のIZも、気の毒でならない。



側は揃っている。あとは歌って踊るだけ。



という訳で、
今日は札幌組の貴族たち、
喉びらき。


JUN先生のスタジオで、
音の旅人である
音羽さんとあいざわが
先に1時間かけて喉びらき。


そのあと、
銀河様、紅雅様、観来さんが
合流してレンタルスタジオに移動。


札幌組全員でレビューの曲レッスン開始。



音の旅に、
舞の旅。


道は険しいがどこか楽しそうな中小貴族。


それは台風一過の青空のように雲従えながらも美しく澄み切っている。