皆さんが、自分が大人になったと思う時期はいつだったでしょう。実家を出た時、社会人になった時、結婚した時、お子さんが生まれた時、親が亡くなった時、様々な人生の節目でいつの間にか自分が大人になった、子供ではいられなくなった時を感じます。私は子供たちに何かを教える時にいつもいい加減なことを教えるわけにはいかないと、自分の役割を痛感しています。大事なことは勉強だけではありません。日本のこれからを担っていくのは常に次の世代の若者であり、教育の失敗は国を滅ぼします。
世の中にはグレーなものが沢山あり、大人はそれがなぜグレーなまま放置されているのか、間違っているのに正しくならない、そうあるべきなのにそうならない理由を説明しなければならない。最近はホストやキャバクラも認知が広がり、それを目指す若者も増えてきましたが、はたしてこれは良い事でしょうか?一見華やかに見える世界には大きな落とし穴も、暗い影も、それで人生が狂った人もいることを、大人は隠すべきではないでしょう。綺麗事と一蹴するのは簡単ですが、譲れない綺麗事もあるはずです。民意というものは恐ろしいものです。ドラマ「リーガルハイ」でも「3年A組」などでも出てきましたが、二転三転と暴走する民意ほど怖いものはありません。今回の兵庫県知事選挙でも「なぜ辞めないのか」とあれほどあちこちで叩かれていた人物が、結果当選しました。何が本当でなにが嘘か私にはわかりませんが、彼が辞職した時、この結果は予想できたでしょうか。(当選を批判しているわけではありません)
勉強を頑張って、成績を上げて偏差値の高い大学に行って一流企業に入っても、それが幸せへの切符ではありません。公務員には公務員の闇があり、一流証券会社には厳しい出世競争とノルマがあり、ストレスを抱えることになれば、どんな会社にいても簡単に犯罪者になる人は出てきます。それは医者だろうが、警察官だろうが先生だろうが変わりません。だからこそ子供達に胸を張って自慢できる日本にしていく必要があり、現状を正確に伝えることが大人の役割ではないでしょうか。