教育の重要性 | メガネ先生のブログ

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 人間らしく生きていくには教育が最も重要でなことは間違いがない。教育というものはある種の洗脳だからです。我々が一般的に持つ常識というものは、それが当たり前だとずっと言われ続けてきた結果です。なぜこんな話題を持ち出すかというと、北海道で最近異常な事件が多発しています。その中でも最も猟奇的で、異常だと感じるのは精神科医の娘が起こしたススキノの事件でしょう。親が精神科医ということは、子供の精神を正しく導くのに必要な知識は、知識として当然あったはずです。しかし記事を見る限り、娘の行いを厳しく正すということが出来なかった。むしろ親の方が隷属的な関係になっていたようです。娘の行動に異常性が増しているにもかかわらず、適切な対処をしなかった結果、一人の男性が無残な死に方をしました。

 一般的に普通に暮らしている我々には関係のない異常な事件ではありますが、不登校くらいは当たり前、いじめは見えない所で陰湿化し、子供のわがままに毅然とした態度を取れる大人が減った結果、それらから生まれた異常な感性に巻き込まれる可能性は大きくなります。勿論、精神的な障害を持つ人間を差別しようと思っているのではなく、周りの大人が適切な対処をするために愛情と覚悟を持って対応することが大事だと言いたいのです。

困ったことがあった時に相談できる信頼関係を構築しておくこと、こうした日々の交流が非行や、疎外から子どもを救っていくのです。

「学校の休み時間は今何してるの?」

 小3女子「ええとね、今はけん玉が流行ってるから、けん玉だけど、女子はほとんど恋バナ」

「小3で恋バナ?」「そうだよ、なんかね、両想いの二人がいてその子にどうしたらうまくいくか、みんな相談したりしてる」

子供の成長は昭和よりも圧倒的に速くなっている気がします。