昨日、ある商業施設内にあるホテルのロビーに入った。
そのホテル、地元だけど昔家族で泊まった事があった。
本当に本当にハンパなく忙し過ぎる主人だったけど、それでも子どもたちが小さな頃は時間を作ってくれて、そんな行事事は人並みにもあったと思う。
すごく楽しかった、出来たばかりの少しゴージャスなホテルと、商業施設内を歩き回って家族皆んなで笑って楽しんだ思い出。
今はもうそこから随分と時間がも経ったし、
何より主人も居なくなってからもそれなりの時間が経ってしまって、そんな事を話すことも思い出すこともほとんど無かったのに、そこに足を一歩踏み入れた事でとても思い出しました。
今をどんなに泣かずに頑張って生きていても、
自分なりの幸せを見つけて生きようと心に強く思っていても、
そんな事はどうでもいいから戻れるのなら、選べるのなら迷わずそちらを選びたい。
選べるなら当然、
あの頃の幸せの延長上にいたかった。
自分の気持ちも常に一定じゃなくて、
その波に翻弄されながらここまで生きて来た。
それでもいろんな事に力を借りて、何より「時間」というものも味方してくれて、前を見る私にもなって来てると思うけど、
それでもやっぱり過去への未練とか、主人との幸せに対する未練はやっぱり消えたりしないみたい…
時間が経って変化したように思える心もあるけれど、
絶対変わらない気持ち、そんなのもやっぱりあるんだね。
日頃常にそんな事ばかりを考えている今の私じゃないけれど、
選べるならその幸せが欲しいんだと、つくづく思いました。
そんな今日は月命日。
何回目…？
あと３回でまる６年。
