「お祭りが近付いてくると、この時期は毎年私も思うんですよ…さくらさん、仕事してて、お休み取らなくて大丈夫ですか…?」って。
そう、主人の命日のすぐ後が地元のお祭り。(だからその関係で葬儀の日をずらしたほどでした)
思いがけない声掛けに、とっさに涙が出て来た。
なんていうのかな…
他人様でも、主人のことを知ってくれてて、まさか5年が経ってもそうして覚えていてくれてること、
それだけで本当に本当に嬉しくてありがたくて、その声がけ一つに心がとても明るく?慰められる思いになります。
私はやっぱり、「主人」と言う存在が確かに在って、間違いなく生きて存在してたってこと、
それをわかってもらえたら、
心のどこか隅の方にでも置いてくれたなら、それが一番何より嬉しい。
命日に仕事の休みを取ったわけじゃないし(元々が休みの曜日)、誰にもわざわざ「命日」だなんて言ってない。
だから、こんな声を掛けづらいだろうことを掛けてくれたことが嬉しかった。
そしてまさかの別の同僚からは「明日は命日だなら…」と、お供えまで頂いてしまった。
うまく言い表せられないけど、私の大切な、掛け替えのない人のことをほんのちょっとでも思い出す、想ってくれる瞬間があるって心から嬉しく思う🥹
さすがに主人を突然喪くしたときは、どうであっても戻ることなんて無理だと、主人も居ないのに普通に働けるわけないってとりあえず後先考えずに思った。
でも、四十九日まで気持ちを整える為にも長く時間をもらえて、その後決意して戻りました。
元々仕事しないで呑気にしてられる身分でも無いけど、
「ここの場所」が無ければ私、もっと気持ちも沈んで、どうにかなってたんじゃないかな…って、今思ったりしてます。
明日は主人の命日です。
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