日付けが変わってしまったけど、
主人が亡くなった5年前、今日は私が大阪から帰って来ました。
ここで帰って来なければ、私は主人が亡くなる前に会える(顔を見る)事も無かった、無くそのまま終わったかも知れない…
そう思うと恐ろしいです。
この日は大阪にいた長女とのお別れでした。
娘とのお別れのことしか、当然のように私の心には無かったです。
だって主人は普通に元気にお留守番だったわけだから…
この後娘とバイバイして北海道に帰って来た私でしたが…
そこの余韻に浸っている中にも、
その二日後に主人が亡くなり、
バイバイした娘が、
次はお盆まで会うはずの無かった娘が、「主人の死」によって急きょ帰ることとなったその残酷さ、悲しい場面…
その、娘とのすぐに二日後の再会となったことがまさかまさかで、
あの時の夕方に娘が駆け付けて来て主人の遺体のそばに駆け寄ったその姿、
飛行機の中で訳がわからない中にも「お父さんが死んじゃった…生きたお父さんにはもう会えない…?」とそう思ったら涙が止まらずやっと帰って来たと言った娘の言葉、
それが忘れられないです。
【追記】
この時娘(長女)には次女から連絡が行きました。
当然、次女のその言葉が、言っている事が訳がわからない…冗談としか考えられないことで、理解するのが大変と言うより、本当に半信半疑のままにも飛行機に飛び乗り、
自分に一生懸命わからせるかのようにも頭で考えながら、ずっと涙を流しながら来たそうです、
その飛行機、空の上での二時間超えの時間、そこを思うと今でも私も動悸がしてくる思いになります。