旦那が亡くなったあの日。
旦那の職場へはもちろんのこと、自分の職場へも病院から電話した。
その時点ではとてもとても、申し訳ないけど普通に仕事に行くとかはとても考えられなくて、
もう一生仕事なんて行けない、出れない…くらいの心境だった。
この時はとりあえず亡くなったという事実を伝えて、当面出れませんと話をした。
それから葬儀日程も決まった時点で改めて電話。
その時点では、とりあえず四十九日までは出れません、主人の供養にも専念したいのと、あとは自分の気持ちの問題でやはりそこまでは最低でも行けるはずはないと思ったから。
そして、その電話をした後もずっと思っていたこと。
最低でも四十九日まで。
だから自分の気持ち次第ではまだ延びるかもしれませんという事を前提で話させて貰った。
そして今、亡くなってから1ヶ月の気持ち…
さみしい
悲しい
苦しくて辛い
受け入れなんてとても出来てない出来ない無理。
それが今の気持ち。
なんだけど、仕事が本当に出来ないか…といえばそうではないよね。
日一日と生活自体は普通っぽい流れになっては来てる。
人の出入りや電話なんかも落ち着いて来た。
手続き関係のやる事はまだまだあるんだけど、最低限の急ぐ事は済んだ。保険証の切り替えや年金の手続きね。
まして私の仕事は決してハードとは言えず、休みだってしっかりある。
そして何より感じてること…
このままこうしていても、ただ旦那の死とと向き合って居ても、
別に私の気持ちが前向きになんてならないんじゃないかって。
決して良くなってくわけじゃないのかなって。
だったら、
本格的に元に戻るのはとても勇気がいることに思えるけど、
そこを踏ん張って踏み出さなきゃダメなんじゃないかな、無理してでも…って少し思えて来た。
同じ立場の人たちはどうしてるんだろう
もちらん、正社員として責任持って働いていたらお休み出来る日数なんて限られているはず。
だから私なんて甘々なんだよね
とりあえず、四十九日が7月25日だから、その週が明けた7月30日の月曜日から仕事復帰をする事に決めた。
この日は次女の21歳の誕生日。
自分の新しい一歩と、娘のお祝いと、かなり寂しいながらも、ある意味忘れなれない日になるのかな。
職場の人には感謝の気持ちでいっぱい。
温かくて皆んな優しくて。
本当にその中にいさせてもらって、こんな大変な中にも、幸せだって思える事ってあるんだ…
そう思える事って出来るんだな…