プロローグ:GOKAKU2
その人は、「ごめんなさ~い」と現れ、自分の反対側の席に座り、Yさんにお土産を渡す。どこか旅行に行ってきたらしい。
自分はというと、ごめんなさ~いの辺りで緊張が最高潮に達し、正直、どんな人が来たかを見る余裕もなく、ファーストインプレッションも何もなかった。
さて、この辺りで、Yさんが自分とOさんを紹介してくれたのだが、自分を紹介してくれた時に、「宜しくお願いします。」と言い頭を下げた後、チラっと初めて反対側に座った女性の顔を見た。色が白く、肌が綺麗で、とても整った顔立ちだなと感じたのを覚えている。
緊張は解れる事無く、食事のオーダーをして、食事をしながら、話が進んだ。自分はあまりしゃべる事が出来ず、隣のOさんが必死に、自分の事や職場での事を相手に説明してくれた。
自分も多少は喋ったのだが、終始、隣のOさんと斜め向かいのYさんに語りかけるばかりで、正面の女性に話しかける事や、顔を見る事さえもできずに時間がたち、ひと通り食事が終わった。正直、この間何を話したか…2、3は覚えているのだが、ほとんど覚えていない。
ここで自分はお手洗いに…と席を外した。
席に戻ると、正面の彼女から「苦手な事は有りますか?」と突然質問をされた。これに対し、自分は「歌です。音痴なので…」と答えた。この回答に満足できなかったのか「他には?」と聞かれ…少し考えた後「洗濯をした後に、干すのとか苦手かもしれません。」と答えた。
その後も何か話したが、不意の質問だったので、この辺もあまり覚えていない。ただ、質問をしてくれた事がとても嬉しく、直接会話ができてやっと楽しいと思い始めた。
とはいう物の食事を始めてからだいぶ時間が経ってしまっていて、もう帰る時間。だいぶ煮え切らない感じだったが、さすがのYさん「じゃあ、連絡先を交換しなよ。」と連絡先を交換する事に。
連絡先の交換とか、どのタイミングでどうお願いしていいのか分からず、これまでの数少ない合コンでも、連絡先を交換することなく散会になっていた。
Yさんのナビゲートがなければ、間違いなく連絡先を交換することなく家路についた事だろう。
今日の自分は、間違いなく落第点だが、連絡先を交換しておけば、いつか挽回できるかもしれない…と一寸の光明をつかみ、また会う機会が欲しいと伝えた。
帰宅する方向が同じという事もあり、同じ電車で帰る事に。Oさんも、帰る方向が同じ方向なのだが、気を使って、2人で…と思ってか、『では、私はここで』と言って、Yさんと同じ方向にフワッと消えて行った。
突然二人きりになり、Oさんに感謝したら良いのやら…複雑な気持ちだったが、最寄駅に着くまでの20分強、何の話で場を繋ごうか…正直いっぱいいっぱいだった。
theとりとめのない話をひたすら展開しながら、隣に座った女性をチラッチラッと(盗み)見た。思えばこの辺りから、この女性の事を好きになったのかもしれない。
電車の時間はあっという間で、すぐに最寄りの駅に着いた。改めて、「連絡差し上げますね」と告げて、電車を後に、貰いたてのメールアドレスになんてメールを入れたら良いか、ひたすら考えながら家路についた。
今日はどうもありがとうございました。楽しかったです。今度また食事に誘わせて下さい。
今思い返してみれば、不合格も良いところ。なんとも味気なく、感情の無いメールである。
自分はというと、ごめんなさ~いの辺りで緊張が最高潮に達し、正直、どんな人が来たかを見る余裕もなく、ファーストインプレッションも何もなかった。
さて、この辺りで、Yさんが自分とOさんを紹介してくれたのだが、自分を紹介してくれた時に、「宜しくお願いします。」と言い頭を下げた後、チラっと初めて反対側に座った女性の顔を見た。色が白く、肌が綺麗で、とても整った顔立ちだなと感じたのを覚えている。
緊張は解れる事無く、食事のオーダーをして、食事をしながら、話が進んだ。自分はあまりしゃべる事が出来ず、隣のOさんが必死に、自分の事や職場での事を相手に説明してくれた。
自分も多少は喋ったのだが、終始、隣のOさんと斜め向かいのYさんに語りかけるばかりで、正面の女性に話しかける事や、顔を見る事さえもできずに時間がたち、ひと通り食事が終わった。正直、この間何を話したか…2、3は覚えているのだが、ほとんど覚えていない。
ここで自分はお手洗いに…と席を外した。
席に戻ると、正面の彼女から「苦手な事は有りますか?」と突然質問をされた。これに対し、自分は「歌です。音痴なので…」と答えた。この回答に満足できなかったのか「他には?」と聞かれ…少し考えた後「洗濯をした後に、干すのとか苦手かもしれません。」と答えた。
その後も何か話したが、不意の質問だったので、この辺もあまり覚えていない。ただ、質問をしてくれた事がとても嬉しく、直接会話ができてやっと楽しいと思い始めた。
とはいう物の食事を始めてからだいぶ時間が経ってしまっていて、もう帰る時間。だいぶ煮え切らない感じだったが、さすがのYさん「じゃあ、連絡先を交換しなよ。」と連絡先を交換する事に。
連絡先の交換とか、どのタイミングでどうお願いしていいのか分からず、これまでの数少ない合コンでも、連絡先を交換することなく散会になっていた。
Yさんのナビゲートがなければ、間違いなく連絡先を交換することなく家路についた事だろう。
今日の自分は、間違いなく落第点だが、連絡先を交換しておけば、いつか挽回できるかもしれない…と一寸の光明をつかみ、また会う機会が欲しいと伝えた。
帰宅する方向が同じという事もあり、同じ電車で帰る事に。Oさんも、帰る方向が同じ方向なのだが、気を使って、2人で…と思ってか、『では、私はここで』と言って、Yさんと同じ方向にフワッと消えて行った。
突然二人きりになり、Oさんに感謝したら良いのやら…複雑な気持ちだったが、最寄駅に着くまでの20分強、何の話で場を繋ごうか…正直いっぱいいっぱいだった。
theとりとめのない話をひたすら展開しながら、隣に座った女性をチラッチラッと(盗み)見た。思えばこの辺りから、この女性の事を好きになったのかもしれない。
電車の時間はあっという間で、すぐに最寄りの駅に着いた。改めて、「連絡差し上げますね」と告げて、電車を後に、貰いたてのメールアドレスになんてメールを入れたら良いか、ひたすら考えながら家路についた。
今日はどうもありがとうございました。楽しかったです。今度また食事に誘わせて下さい。
今思い返してみれば、不合格も良いところ。なんとも味気なく、感情の無いメールである。
プロローグ:GOKAKU1
同僚のYさんが紹介したい人が居ると言う事で、青山のGOKAKUで食事。
Yさん
Yさんはこの春に転職して会社(虎ノ門の方ね)にやってきたお姉さん的存在。
紹介したい人というのは事前の情報によると、①大学の後輩 ②とても大切なお友達 ③多分自分にぴったり ④育ちがよいお嬢様 との事。
そもそもは、長々彼女が居ない自分が「誰か良い人、紹介して下さいよ~」とのリクエストに応えて今日の場をセッティングしてくれたのだが、実は、自分、合コンとか紹介とかあまり慣れていなく、どちらかと言えば苦手な方だ。
合コン経験は片手で数えられる程の数で、これといった相手に巡り合った事もなく。「所詮―」という思いが強かった。出会いなんてものは、どこか街を歩いていたら降ってくるもんだと、乙女チックというか、あまり現実的でない思想を持って生きていた。
その辺が、彼女いない歴を着実に伸ばしてきた一因である事は、自覚をしていたのだが…
さて、Yさんからは、3人だと微妙じゃない?と言われていたので、同じく同僚のOさんを誘い4人で食事をする事に。このOさんは、社会一般で言えば自分の部下に当たるのだろうが、9歳年上でなかなか面白いキャラクターを持った人。
終日、虎ノ門で仕事をしていたので、このOさんと仕事の後にタクシーでいざ、青山へ。迷うことなくお店に入ると、Yさんが既に入店済み。その紹介したい人というのは、たった今仕事が終ったらしく、今向かっているという事で、仕事の話とかをしながら待つ。
この間、自分はというと、緊張もあってか、上の空状態。
「どんな人だろう」とか、(上から目線で甚だ恥ずかしい限りだが)「Yさんの大切な友達…もしタイプじゃなかったら、どうしよう…」とか、頭の中がいっぱいだった。
そんな中、その紹介したい人が現れた。
Yさん
Yさんはこの春に転職して会社(虎ノ門の方ね)にやってきたお姉さん的存在。
紹介したい人というのは事前の情報によると、①大学の後輩 ②とても大切なお友達 ③多分自分にぴったり ④育ちがよいお嬢様 との事。
そもそもは、長々彼女が居ない自分が「誰か良い人、紹介して下さいよ~」とのリクエストに応えて今日の場をセッティングしてくれたのだが、実は、自分、合コンとか紹介とかあまり慣れていなく、どちらかと言えば苦手な方だ。
合コン経験は片手で数えられる程の数で、これといった相手に巡り合った事もなく。「所詮―」という思いが強かった。出会いなんてものは、どこか街を歩いていたら降ってくるもんだと、乙女チックというか、あまり現実的でない思想を持って生きていた。
その辺が、彼女いない歴を着実に伸ばしてきた一因である事は、自覚をしていたのだが…
さて、Yさんからは、3人だと微妙じゃない?と言われていたので、同じく同僚のOさんを誘い4人で食事をする事に。このOさんは、社会一般で言えば自分の部下に当たるのだろうが、9歳年上でなかなか面白いキャラクターを持った人。
終日、虎ノ門で仕事をしていたので、このOさんと仕事の後にタクシーでいざ、青山へ。迷うことなくお店に入ると、Yさんが既に入店済み。その紹介したい人というのは、たった今仕事が終ったらしく、今向かっているという事で、仕事の話とかをしながら待つ。
この間、自分はというと、緊張もあってか、上の空状態。
「どんな人だろう」とか、(上から目線で甚だ恥ずかしい限りだが)「Yさんの大切な友達…もしタイプじゃなかったら、どうしよう…」とか、頭の中がいっぱいだった。
そんな中、その紹介したい人が現れた。