結婚までの足跡 -6ページ目

自転車3

秋葉原から自転車で舞い戻り伊勢丹の交差点で彼女と落ち合う。(かなり飛ばして新宿まで来たから、自転車から降りた瞬間は足がガクガクだった。)

ちょうどそのタイミングでハンズから整備が終わったという電話があり、足早にハンズに向かう。

この頃自分は、彼女と自転車で家に帰る事で頭がいっぱいだった。うまく乗れるだろうか?少し距離は遠くないだろうか?

自転車を受け取り、ひっぱりながらエレベーターに乗り建物を出る。

建物を出たところで、彼女が満を持して自転車にまたがりべダルを漕ぎ始める。あまり自転車に乗った事が無いという事は聞いていたのだが、今回買った自転車はドロップハンドルで普通の自転車よりも若干難易度が高い。(=完全に見た目の好みで選んでしまった)

乗るには乗れているのだが、ふらつき気味。ブレーキまでが遠く前傾姿勢がきつくなり、ブレーキをかけるにも不安が残る様子。それでも彼女は「全然だいじょうぶだよ~」と、とても嬉しそう。見ているこっちは転んだりしないか、ハラハラものである。

新宿の街の中心を抜けるまで自転車を引いて歩こうと言ったが、彼女は乗って行く気満々。

自転車2

新宿のY's Roadは新宿三丁目にあるので、歩いて都営新宿線の小川町に向かう。

日曜日の秋葉原は人がすごい。人ごみを抜け、良く晴れた冬空の下、手をつないで歩く。なんとも無い時間だが、とても幸せな時間である。

さて、新宿三丁目に着き、秋から直結のY's Roadを眺めるが、売り場の面積の割に、お目当てのミニベロタイプの自転車は展示が少なく。会えなく撃沈。

半ばあきらめかけていたが、東急ハンズにも自転車があったっけ…。と思い行ってみる事に。こうなったら、東京中の自転車屋さん、全部回ってやる!位の気持ちだった。

クリスマスムードの高島屋の売り場を抜け、ハンズの自転車売り場へ。ハンズは自転車屋ではないので売り場の面積もさほど広く無く、期待できないかなと眺めていたら…

!!

柱のむこうの壁に、空色の自転車が!

すぐに店員を呼び、サイズを確認させてもらう事に。

跨ってみるとサイズもピッタリですぐにお買い上げ。一緒に、スタンド(こういう自転車にはデフォルトでスタンドがついていない)とライトと鍵を買う。

配送か持ち帰りのどちらかと聞かれ、ここで問題が浮上。新宿まで電車来たのだが、もし自転車があった時にどうやって帰るかを考えていなかった。「今日買う!」という欲求は無論「今日、買って乗る」ということだ。ほんの一瞬、配送という文字を頭に放り込んでみたが、すぐにペッと吐き出された。

こうなったら、自分は一度秋葉原に戻り、自転車で新宿に来るしかない。タリーズの所に自転車を置いたままだったのだ。

色々と整備するのに一時間半ほどかかるので、準備ができたら携帯電話に電話をしますとの事で、売り場を後にする。

彼女には、その辺で一時間チョイ、時間をつぶしていてほしいと告げ、速足で中央線に乗り込む。

ちゃんとした自転車なら、秋葉原から新宿までさほど時間がかからない。そんなことよりも、ただひたすら、今日、彼女と自転車に乗れる!という喜びで心の中がいっぱいで、中央線の速度が少しじれったく感じた。

自転車1

そう言えば、青山のGOKAKUで食事をした時に自転車の話をした。

彼女が自転車を買いたいと言っていて、どういう自転車か聞くと「空の色自転車なんだよね」と。それってビアンキじゃない?自分が乗ってる自転車と同じだよ!といったのを覚えている。彼女が欲しいって言った物が偶然、自分が乗っている自転車と同じだったから、妙に嬉しかった。

っで、付き合い始めてから、その会話を思い出して、いつか一緒に自転車を買って、色々と出掛けたいな…と思っていた。

でも、それは春くらいかなと思っていたのだが、彼女は、最近、自分の家に遊びに来るようになった。少し頑張れば歩いて行ける距離の所に住んでいて、日々歩くには少し厳しいのだが自転車があれば気軽に行き来できる。「自転車があったら便利だよね」といった事を言ったら欲を刺激されたのか、自転車が買いたいと言い始めた。

そこで今日、自転車購入計画を実行に移す事に。

とはいう物の、自転車ってシーズンによってモデルを一新する。ビアンキもそうで、その上、ビアンキは大量に在庫を抱えないように需要と供給のギリギリのラインで出回っている。2009年も後わずかというこの時期に、欲しいモデルのぴったりのサイズが見つかる期待は薄かった。だが、先日、上野のY's Roadの前を通った時に、店先に彼女が欲しがっているモデルが置いてあるなと思った事を記憶していたので、末広町の交差点で待ち合わせて店舗へ。

届くはずの荷物がまだ届かなくて…と彼女は15分ほど遅れてタクシーでやってきた。末広町の交差点からすぐで、この間見た自転車も店先にあった。間違いない事を彼女に確認し、店員さんにサイズを確認してみる。

だが、残念ながら、展示品限りで、サイズが大き過ぎて、合わない事が分かりなくなく店を後に。

タリーズで小休憩。ただ、無いとなると余計に欲しくなるのは人間の心理。彼女は、今日自転車に乗っているイメージまで固めていて、動きやすい格好で出てきたようだ。かく言う自分も、二人で自転車に乗る事を楽しみにしていたしできれば、今日自転車を買いたかった。

有るかどうかはわからないけど、新宿にあるY's Roadは店舗の面積も大きく、もしかしたら有るかもしれない!と思い、コーヒーを飲みほし、そのまま新宿へ。