幼少年期の子どもの「やる気」を引き出すには 5-3 | シリーズ~心の彩り -1

シリーズ~心の彩り -1

日々の暮らしに垣間見える様々な心の彩りをミニ・シナリオ交え「えっ!そうなの…なるほど!」をミッションに、時に心和む季節の彩りも挟みながら綴ってゆきます。
子育てや介護疲れなどを感じている方々がお訪ね頂いたことで、多少でも解消の糸口に繋がれば幸いです。

 

 

 

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      「やる気」と言う言葉は考えて見れば私たちの様々な日常生活の場面で頻繁に

     使われる常用語ですが、この言葉一言で私たちのその後が一転することも少なく

     ないようですね。

      私たち成人した大人にとってもそうなのですから、ましてや育ち盛りでその先

     未経験、未知の世界へ向かう幼少年期の子どもたちにとっては毎日の暮らしその

     ものがある意味で「やる気」との闘いと言ってもいいかも知れません。その点で

     子育て期にある最も身近にいるママ、パパの我が子へ果たす役割は極めて大きい

     と言えるでしょう。

 

      著者自身も嘗て三人の子育てに関わった中で実感し、その過程で偶々出会った

     故エリック・バーン博士の交流分析理論(TA)そしてカウンセリングの学習から

     パパやママの一言が子育ての最中でどれ程我が子の「心の在りよう」を左右する

     かを知ることが出来たのは幸いであり、又自身の「心の在りよう」を見つめ直す

     切っ掛けになったことは大変な収穫であったと今にして思う次第です。

      何故なら子育てはそのまま親育てに繋がるからです。とは言えそうした思いの

     中、少し残念に思うのは国内にあっては今でも兎角仏教や神道そしてキリスト教

     など宗教論を軸にした精神の在りようを学ぶことが主流に感じられることです。

     この点、欧米では宗教論と併行して心の科学と言う科学の視点からも心の働きを

     学ぶことが具体的で確かな自身を育てること捉えているのではないでしょうか。

 

      例えば、この一文に偶々出会われたあなたにとって

         「えっ、そうなの?? 」 (*´ω`)

         「何言ってんの!」 (。-`ω-)

         「何だ、面倒くさいこと言ってるぅ!」 (>_<)

         「そうか~ぁ、あの子への言葉ちょっと~ォ…」 (*_*;

         「なになに、交流分析理論? カウンセリングって??」 (@_@)

      一読された後の心の動きは如何でしょう。

       例えに挙げた心の動きは人それぞれであり、決してどれが正しいと言うも

      のではありませんが、そのどれをも受け止めることから精神論ではなく私た

      ちの「心の在りよう」の学びは始まります。

 

                   クリスマスベル クリスマスベル クリスマスベル クリスマスベル クリスマスベル

 

       そして敢えて言えば、自身の「心の在りよう」捉え知るほどに著者自身が

      そうであったように苦しむ時間も生じるかもしれません。しかし、それも学

      ぶ時間が深まるにつれていつの間か解消するでしょう。次世代を担う子ども

      たちの為にも欠かせない時間を持って欲しい、そして決して無駄にならない

      と思うのですが…。

       今日は華やぐクリスマスの日、ちょっと重たい話題であったかもしれませ

      ん。となれば渡すクリスマスプレゼントに例えば一言、

      「ター君、二学期とても頑張っていたわね、これそのご褒美なのよ」ニコニコ

      と一言添えるだけで、彼の「やる気」はきっと来学期に向けて動き始める

      でしょう。