止まらない咳の原因は…「ぽん」でした | ガン?いいえ、この子は「ぽん」ちゃんです〜すい臓ぽん末期患者のHappy日記

ガン?いいえ、この子は「ぽん」ちゃんです〜すい臓ぽん末期患者のHappy日記

すい臓ぽん末期でも、充実した日々を送りたい。
限りあると言われた、その何倍も濃密な時間を太く楽しく満喫したい。
私の挑戦が始まります



 初めまして。

 このページを開いて下さった皆さま、愛してるドキドキ

 すい臓ぼん、末期患者の あきんちゃん
 と申します。

 ガンではなくぽんと呼ぼう、
 の呼びかけに賛同しています。

 2023年 4月25日に
 すい臓ぽん末期の診断が下りました。

 5月1日より抗ぽん剤治療を開始予定です。

 一つ前の記事で書いたように
 心不全での死の手前から引き返したのに
 後遺症の胸水がなかなか抜けなくて
 何かあるのか、と胸部CTをとったところ
 肺に小さなカゲがいくつか写っていました。

 おそらく転移したぽんのために
 胸水が無くならないあせる

 原発巣らしいのは…
 胃の後ろ、すい臓と推測されるからと
 翌日、消化器内科を受診、検査入院を経て
 確定となったわけです。

 今年の2月頃から急激に痩せて
 お腹が妙に張り出してきたので
 流石にノンキな私もこれは一大事や、と
 認識しましたが
 その頃は不正脈で大変だったので…
 命に直結してるからね、
 心臓さんは。

 まあ、このような流れで今に至っております。

 すい臓はとても見つかりにくいところに有り
 症状の出るのが遅いため
 発見された時は既に手術不可能な場合が
 ほとんどなんですって。
   それなのに小さくて薄っぺらいから
 機能を失うのも早いだろう。
 私の場合。
 転移もしてるし、既に動脈や神経に近いところに
 伸びているため手術は不可能。

 この場合、余命4ヶ月、とも8か月とも
 言われるらしいです。
 5年存命率は1.2%とも。
 これらの数字は確定した時からのもので
 患者一人一人の進行具合も違うし
 医師の主観も入るので
 数字に振り回される必要は無い。

 とはいえ、深刻な状況である事は確かです。

 確定前から緩和ケアや
 何処で最後を迎えるかを考える必要性あり、など
 重さ満載だったので
 確定しても動揺はありません。
 なんで、どうして、とも感じないし
 泣いたりもしていない。

 というのは、先月に心不全で死にかけた
 壮絶な体験があるからかと。
 既に子育て終わってるから、
 と言うのも大きいでしょう。

 20代30代なら、毎日泣き崩れているかと。
 悲しくて悔しくて、どうして今なのって。
 荒れ狂っていると思う。
 
 とりあえず、64年生きてきて
 良い事も悪い事も経験しました。
 結婚して、子育ても経験させてもらった。
 思い残す事は無い、の境地ではないけれど。

 もう少し実感、体感のある世界にいたい。
 みんなともう少し、一緒に居たい。
 
 今の私は。
 残っている時間を自分の為に使う

 子供たち、家族に伝えておきたいことを
 しっかり伝える

 好きなこと、楽しい事をいっぱい味わう

 そういう気持ちで
 太く楽しく人生を全うしようと思っています。

 あ〜楽しかったな、
 みんなありがとう、愛してるラブラブ

 満足してこの世から引っ越せると、
 決めておきました。

 そんな私の闘病日記です。

 どれぐらい楽しく自分ファーストで
 毎日を送れるか、私の挑戦を
 見守ってくださると嬉しいです。

 介護ブログを始めた頃からのおともだちの皆さま、
 初めましての皆さま、
 どうぞよろしくお願いします。
 
 写真集は次女のイラスト。
 私を笑わせようと、書き下ろしてくれました。



 伝説のヤタガラスがモチーフです。

 脚、写って無いけどね笑笑