やっと揃った。
 
 
常々「みどりいろが好き」と公言してきたが やっとMTBも好みのフレームをみつけることができた。
部品も以前のMTBから流用・転用できそうなのでさっそく移植作業をしようと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ロゴが微妙に違う
 
 
キャノンデールといえばこの明るいグリーン。
「バーサーカーグリーン」っていうらしい。
奥に見えるのは2015モデル CAAD8(ロードバイク)。
 
これでロードもMTBもCの字になった。
 
※berserker:英語表記、バーサーカー
 berserkr:北欧表記、ベルセルク
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

いつもの作業台
 
 
先日購入したメンテナンス台に載せ、早速移植作業を開始する。
 
移植先は中古で購入した「CANNONDALE SL 29'er 4」、2011モデル。
29インチ対応、前後QR、ねじ切りBB、FDバンドタイプ31.8φ、前後ディスクB/K、シートポスト径31.6φ(付属)、ハンドルクランプ31.8φとニコイチTREKのパーツをほぼそのまま移植できるのはありがたい。
 
唯一専用品なのは1.5(ワンポイントファイブ)と呼ばれる径の太いコラムを採用したFショックと専用ステムだが これも付属しているので追加で購入する必要もない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

傷だらけのBBは潔く摘出
 
 
付属していたBBはスクエアタイプのカートリッジBBだった。
錆びてるし動きもゴリゴリ、これからつけるクランクにも適合していないので外して捨てちゃう。
BB外しと工具で摘出を試みたが結構固着していた。
いろんなスプレーを染み込ませ軽くブッ叩いてからインパクトで緩める。
そのあとは素手で回せた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

手持ちのBB
 
 
これからつけるクランクはシマノのオクタリンクBBのクランク。
カートリッジタイプBBだけど表記を見ると「73」とある。
これはBBのシェル幅の数値。
SL4のBBシェル幅を計測すると68mmしかなかった…不適合。
 
何軒か自転車屋さんに問い合わせたけど在庫はない、というのでひとまず73mmのまま組み付けることにした。
(5mmの飛び出しはノンドライブ側なのでなんとかなるでしょう…?)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

2台のメンテナンス台
 
2台のメンテナンス台を活用してだいぶ前にニコイチ(2台のMTBを合わせて1台に)したMTBから主要部品を移植していく。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

だいぶ形になってきた
 
いくらほぼ同じサズといってもワイヤー類の取り回しの違いから長さの調整は必要。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

サクッと完成
 
 
ディスクブレーキの台座も同じ寸法、油圧ラインも問題なし。
引き摺りを起こさないように慎重に調整。
車輪をつけると一気に完成形になる。
気になるチェーンの長さだけど1コマも変えずに元のままで問題なく変速してくれた。
無駄が出ないのは本当にありがたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

2台並べてみた
 
 
バーサーカーグリーンのCAAD8を並べてみた。
 
よく見ると「CANNNONDALE」ロゴの大文字小文字が違うみたい。
2011〜2012あたり?のMTBカテゴリーのロゴは「non」だけ小文字だったらしいけど真相のほどはどうなんだろう。
純正サドル(今回は付属していない)のロゴもnonだけ小文字なので、贋作だとか偽物だとか心配しなくてもたぶん正規品だと思いますよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

いつもの場所
 
 
29er(ツーナイナー)規格のタイヤはやはり径が大きい。
これだけ大きいなら1サイズ下の27.5+に変えてタイヤの太さを強調したくなる。
 
コンポーネンツはニコイチTREKからごっそり移植の3×9速、ブレーキは油圧。
標準装備が3×8速、機械式ブレーキなので少しだけグレードアップかな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

SL4
 
SLってなんの略なんだろう。
ヘッドチューブは剛性を考えた極太規格「ワンポイントファイブ」。
よくある1-1/8インチではなく、1-1/2(1.5)インチはヘッドチューブではなくコラムの径を指す。
つまり、このフレームには専用のフロントフォークが必要だということ。
 
中古市場で探しにくい専用品が付属していることがこの中古フレームの購入の決め手。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

トレイル
 
 
トレイル、なんですね。
やたらとダボ穴とネジがあるのはトレッキングでキャリアなどを取り付けるためなんだろうか。
リアキャリアと泥除け、できるならフロントカゴも欲しい…だめ?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

専用Fショック
 
DEUCEロゴの専用Fショック。
カタログを見るとコイル&エラストマー、油圧ロックアウト、80mmトラベルと書いてある。
油圧なんです?
抜けも滲みもないからコイルだと思ってたけど違うのかな。
ロックアウトダイヤルは固着していたので分解・注油したらしっかり固定・解放した。
 
ホイールはクイックリリース固定の100mm幅。
この時代の一般的な規格。
 
ホイールがボントレガーなのは愛嬌です(新たに購入するほどこだわりはない)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

ワンポイントファイブロゴ
 
ワンポイントファイブについては先述の通り。
径が太いのでステム(C4)もトップキャップも専用品。
これも付属していた。
ハンドル一式はニコイチTREKのボントレガーのまま。
 
トップキャップは凹面になっているので雨水が溜まりそう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

キャノンデール心斎橋
 
 
ウェルカム栃木。
心斎橋店で購入されたんだろうね。
中古品なので各所傷だらけ、色も褪せているけど使用に問題なさそうだし MTBなので細かいことは気にしない。
 
 
これからガンガン通勤に遊びに乗りまくりですよ。
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

2018/07/04   記