今僕はとても深刻な病に侵されている。
それは前々から興味があったものが安く買えそうな時…不要でもついついクリックしてしまうという悪い病気。
現状でも満足しているけどどうしても「物欲」に負けてクリックしまう。
 
今回も そんな僕の「弱い意思」で購入してしまった自転所部品のお話。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
{DEF2722C-B254-4F6D-AA1A-F58C12970EC1}
4本アームクランク
 
 
シマノの現行11速モデル(105、アルテグラ、デュラエース)のクランクのチェーンリング固定箇所は4箇所…いわゆる4本足クランクだ。
その風貌から発売当初はカブトガニや大文字焼きと揶揄されていたみたいで。
「ここだけは」突っぱねて10速モデル用の部品を使用していたが 安価に負けて11速対応品(FC-6800-175mm)を購入してしまった。
 
物欲と勢いって怖い…。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
{E67D2A91-0478-482B-9DEC-8025D132ADC0}
交換前:FC-6750
 
 
6700系アルテグラなのに品番が6750の理由は前の記事みてみてください。

これまでは(人によって好みにもよるだろうけど)クランクアームが5つある「5本足クランク」の見た目が好きで使用してきた。
技術革新が進んでいく中で4箇所留めでも剛性が保たれ かつ軽量化に繋がる設計が成されたんだろね。

変速関係の使用部品は11速、クランクとチェーンリングのみ10速モデル。
シマノさんの技術資料をみると10速と11速パーツには互換性がない、とされている(一部互換性あり)のにそんなことしてる。

使って使えないことはないけけど使用については「自己責任」です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
{F2F242D2-DEE0-4C4F-9825-A843E91ED338}
しかもチェーンリングも替えちゃう
 
黒いのっていいよね。
真っ黒ではなく、艶のある黒か濃いグレー。
でも色合いが違う部品は見ててちょっと…うーん。
自分で付けていてなんだけどあまりイケてない、いや全然イケてない。
 
FC-6750は6750のまま50-34Tで使用する方がいい。
純正の格好よさを再確認した2018年冬の寒い朝だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
{97E2FC1B-01CD-4CE2-B961-6A2FDCA94E0C}
そこでFC-6800豆乳
 
 
投入です。

缶ビール片手にサイト見てたら安価終了しそうなFC-6800を見つけてしまった。
傾向からするとこの値段では買えないだろう、と軽い気持ちで入札したらついうっかり落札してしまった。

中古のシマノ アルテグラクランク、FC-6800-175mm。
クランク長は希望の175mm。
チェーンリングは52-36Tのセミコンパクト。

クランクデザインが4本足になってからのPCDは共通の110mm。

5800系105のような黒さはなく、9000系のようなツートンでもない、旧モデル1世代前のFC-6800。
これで僕もやっと11速対応クランク。
しかし4本アーム。
大文字焼きか、ヒトデか、はたまたカブトガニか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
{4BCDE6E2-DD3F-4D6E-9288-111650A6151D}
クランク長は175mm
 
 
クランク長は175mm。
ありきたりな長さならばこんなに手間や費用かからずに済んだのに。
それでもほんの少しの違いをたくさん試せたのは良い経験かな。
ドライブトレイン側にはNF、ノンドライブ側にはNEの文字が。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
{F6B0713D-227E-4845-A5D8-2ECBFDAEFCFF}
4箇所留め
 
 
歯数52-36Tのセミコンパクトチェーンリングは4箇所のトルクスでクランクと固定される。
シマノクランクは4本アームへのモデルチェンジでPCDが110mmで共通になった。
これまでの5アームクランクでは50-34T(PCD110mm)から53-39T(PCD130mm)などへスペック変更するにはPCDが異なるためクランク抜き替えが必須だった。
PCDが共通110mmになればコンパクトもノーマルも、わざわざクランク抜き換えせずともチェーンリングのみの交換で済む。
(FD位置や高さの再調整は必要)

内→外への変速時にチェーンが「乗っかる」ピンの位置も興味深いですねぇ。
中空構造のクランクらしいけど 6700系に比べると繋ぎ目がけっこうわかりやすく見える。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
{9D01989C-E95D-4883-8FCC-76FECBD75FD8}
テカ黒、ツヤ黒
 
 
この色、アルテグラのアルテグラらしいグロスグレーだと思う。
6800系アルテグラはこの記事を書いている時点(2018年3月)ですでに1世代前のモデル。
現行はR8000系になっていて同じアルテグラでもグレーの色合いが少し変わり、パーツデザインも筋が入りシュッとしてスポーティでスピード感あふれる感じ。
 まだ出たばかりだから買えないけれど。

現行グレードの4700系TiagraやR3000系SORAのグレーもなかなか良い発色していると思う。
機会があれは使って(組み上げて)みたい機種でもある。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
{6DBB2193-2ECC-418C-8F70-26E3F8166F0B}
上:FC-6800
下:FC-6750
 
 
今風になりました(1世代前モデルだけど)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
{4BDAD08B-DD82-4AB3-A3C3-F27F66EC8B4D}
夜ライド
 
 
 
休憩の合間をみて交換したのでテストライド無しだった。
寝る前になってどうしても乗りたくなったので自宅近辺の10数キロ程度の夜ライド。
 
6800系の内外チェーンリングの刃先の位置が6700系よりもほんの少し外に広がってる?出てる?以外は問題なし。
ディレーラ調整しっかりすればチェーン落ちもせずに問題なく稼働してます。
 
しばらくはこれで行こうかな。
 
 
 
 
 
交換時走行距離 9,109.4km
FC-6800-52-36T-175  12,600円(送料税込)
6700の方が高かったってどういうことよ。
 
 


2018/03/03   記