「宿題はしたの❓」「お友達とは仲良くしてる❓」

そんな声掛け、お子さんにした事があるという親御さんがほとんどだと思います。

「毎日のように、うんざりなくらい何度も言ってる(言ってた)」という方も少なくないかもしれません。


「言わないと勉強しないから」

「子どもの将来を案じて」etc…

理由は様々だと思います。

「子どものため」と信じて疑わず発しているケースも多いように思うのです。


しかしこの手の発言は、確かに子を想う親の純粋な気持ちから…という側面もありますが、我が子が大多数からはみ出してしまう事への親自身の不安が投影された言葉でもあると私は思うのです。


宿題は先生とお子さんとの約束事。やっていかなくて怒られたとしても、そこに親が責任を感じる必要はありません。

落ちこぼれて、行く高校が無くなっても、それは自己責任。嫌なら頑張れば良いのです。親が代わりに受験する事は出来ないのですから…。


とはいえ現実は、そこまで割り切れませんえーん

やはり気になり、うるさく言ってしまっている私が居てますから…キョロキョロ

だけど…です。

自分の不安を「あなたのため」と隠れ蓑にして、ぶつけ過ぎていないだろうか❓

立ち止まる必要はあると思うのです。


言われる側もしかり。

全くスルーでは、言う側がヒートアップする可能性もありますから。聞くだけ聞いて。

相手は自分の不安をぶつけているに過ぎないのだと、適度に聞き流すパターンも必要でしょう。


親子関係だけでなく。職場の上司からの発言も同様ですよ。


言う側も言われる側も。

「あなたのため」と称した、言う側の不安を減らしたいために投げられた言葉たち。

そのままぶつける、そのまま受け取るのではなくて。

少し俯瞰して考える視点も持てると良いですね❗