継続してカウンセリングに来られている方の中には。

「何度も同じ話をして申し訳無い」と謝られる方が一定数おられます。

そんな時は「何度でもおっしゃってください」とお伝えしています。

だってそれは、その人の中で気持ちの整理がついてない事だから。

話す必要がある事だから、何度も話されているのです。


同じグラウンドのトラックをグルグル回っているイメージ。それを伴走するのがカウンセラーの役目です。遠慮は要りません。


ただ走る(=話す)。それだけでも十分、意味のある事だと思っていますが、何周か伴走させて頂くうちに、これまで気付かなかった足元の石ころや草花に気付くみたいに。これまでには無かった発言がポロリポロリ出てくるようになる事も多いです。

そうした発言を拾い上げていく事で。当時の出来事を別視点で捉えたり、その出来事を経験した今の自分に目が向けられるようになっていきます。

それは1人で走っていたら、気付かない事もあると思うのです。


走るスピードだって、相談者さんのペースで良い。

そうやって、伴走となるカウンセラーも上手く使って欲しい。私はそんなふうに思っています照れ



※カウンセリングについて。過去に書いたものも参照して貰えると嬉しいですハートのバルーン