今回のお話は、前回のエピソードから時期が半年程前倒しです(スミマセン)。
両親がサ高住(サービス付高齢者住宅)に住み始めてすぐの頃。母が認知症と診断を受けて1年半ぐらいの頃のお話です。
お墓にまつわるお話です。
三世代同居していた母の両親が眠るお墓は、実家から車で約10分程度のお寺の敷地内にあります。私にとっての祖父母が眠るお墓の隣には、昔から小さなスペースがありました。母は以前より、ここに自分達のお墓を作りたいと話していました。母は自分達のお墓が欲しいというよりは、ここにお墓を作れば、隣の両親の墓守を、子ども〜孫の代ぐらいまでは託せると思っていたのでしょう(父は次男だし、長兄のところには男の子が居てるので、そういう考えに至ったのだと思います)。
母の考えを父に話すと、父も別段、お墓を必要と感じていない様でしたが、さりとて、その辺には放置出来ないもの。子ども達が置き場に困らないよう、母の希望する場所に自分達のお墓を建てることを承諾してくれました。
もうこの頃になると、母は自分がそんな事を言っていた事など、完全に忘れていましたが…
まずはお寺さんに連絡を取り、紹介された石屋さんと相談して、その経過を父に報告する形で進めていきました。幸い母方の親戚からも兄達からも異論は挙がらず、スムーズに事が運べたのも助かりました。
墓石を国産(ゆうに百万超え)にするのか、中国産にするのかで、倍ほど値段が違っており、これを私が選択するのではなく、お墓に入る当人より、「安い方で良い」と決めて貰えたのは、ぶっちゃけ助かりました
こんな風にお墓の事など。
自分が死んだ後の事を相談される親側も、相談する子ども側も。
あまり気分の良い話題では無いと思うのです
だけど避けて通るのではなく、生きてる間にきちんと話し合っておく事。これってとても大事だなぁ~と私は実感しています。
お墓の相談から派生して…戒名はこの辺りの位で良い。亡くなった事は◯◯に知らせるだけで良いなど。父は希望を色々と、娘の私に伝えてくれました。実際そのおかげで私は迷わず決断が出来、もの凄く助かりました
もうすぐお盆です。
タローちゃん(実家で飼ってたポメラニアン犬)と一緒に迷わず里帰り(娘の家ですが)して貰う為にも、そろそろちょうちん、出しとかないとなぁ〜
〈次の機こちら〉
〈1つ前の記事はこちら〉