先日、スクールカウンセラーとして勤務している中学に春から入学してくる6年生が学校体験にやってきました。

その際に1時間、子ども達に話をする機会があり、小学生向けの鉄板ネタをお話しました。

ネタの元は下記の本から。ネズミのキャラクターが登場する、子どもが楽しく取り組めるよう工夫がなされた本ですが、大人でも十分役立てる本だと思います。

 

今回もまず初めに、この本の中の「短い間❓ずっと❓」というワークをしました。

「天気」「自分の親戚」「自分の考え」などなど…。これらの項目が「短い間に変わる」のか「ずっと続く」のかを2択で答える問題です。


「天気」は、昨日が雨で今日が晴れなど、実際の最近のお天気を考えれば、「変わる」に○を付け易いと思います。


「自分の親戚」は、下のきょうだいが生まれたり、おじいちゃん、おばあちゃんが亡くなったりすれば、確かに変化しますが、そんなに短期間で変わるものではない…という認識でした。しかし親の離婚や再婚で短期間に激変した体験をした子ども達からしたら、「変わる」だよなぁ~あせる


「自分の考え」は、帰宅後宿題しようと思っていたけど、ちょっとゲームをしてから…など、変わる事はよくある笑い泣き

私はそんなふうに捉えていましたが、6年生にもなると、「自分の考え方の基準」「信念のようなもの」で捉える子どもも居てました。確かにそれだと短い間では変わらない。「ずっと続く」に○をつけたくなるよねあせる


色んな家庭環境の中で育ち、物事を色んな方向から考える力を持っている。本当に素晴らしい子ども達ばかりでしたラブ

大人は、そんなオリジナリティ溢れた子ども達、一人一人の育ちをサポートしていかなきゃアカンよな…って。

私の方が子ども達に色んな事を気付かせて貰い、学ばせて貰えた。そんな素敵な経験でした照れ


その時にした、もう1つのワークについては、また次の機会に…。


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