東京マラソンから2日。
太ももの表側とお尻の筋肉痛が残っている程度で右くるぶし下は全く痛みなし。
そう言えば右くるぶしのことは走っている間も気にならなかったなぁ、今も全く痛くない。
さて、レースの振り返りです。
スタート直後はとにかくコケないように走ることに集中しました。
慌てない、慌てない。
あら、スタートの時に打ち放たれる紙吹雪ってハート型をしているのね。
記念に1枚拾いたいなぁ、でも邪魔になるから危ないよね。(←「走ることに集中」は何処に行った?)
1キロの所にあるサークル交差点。
ああ、これもテレビで見るやつだわ。
赤いLOVEのオブジェはちょうど真横からの角度でしか見えなかったので「郵便ポスト?」で終わってしまいました。
(◞‸◟)
事前情報どおり最初はめっちゃ下る下る。
ええーーーっ、まだ下るんですか?
っていうぐらい下る。
距離表示の看板とエプ子の1キロラップ音はほぼ同時。
エプ子、今日は絶好調やな♪
4キロ地点の防衛省前では航空自衛隊の演奏があり、ちょうど私が通過した時は演奏が一旦終わったタイミングだったようで沿道の方やランナーから大きな拍手が。
5キロちょい手前で沿道のぶーやんに呼び止められたのですが全然気付かずに通り過ぎてしまい数メートル戻ることに。
冷たいスポーツドリンクを補給。
ああー、美味い。
ここでぶーやんに使わなくなったカイロと食べなかったチョコようかんを手渡す。(←軽量化作戦。とか言いながらこの後カロリーメイトゼリーとか背負うんやけど・・・)
市ヶ谷から水道橋の東京ドームホテル前へ。
ホテル手前で左を向いたら一瞬だけ東京ドームが見えました。
「今日は暑くなるかも。早め早めの補給と汗の出方に要注意やな」ということで5キロごとにあるポカリエイドでは必ず摂るようにしました。
秋葉原に入ってきました。
この先に最初の折り返しがあるのですがスライド区間でもあるので「誰かいないかなぁ」なんて反対車線を見ながら走っていたら折り返し地点に到着。
折り返してからすぐに
「んーーーーー、なんか脚が重いわ、ふくらはぎがダルいわ」といつもと違う脚の重さに気付きました。
実はこの時すでに
売り切れていた。
と思います。
あー、ヤダなぁ、まだ30キロもあるよ・・・
その後5時間のペーサーとスライド。
ここで初めて5時間のペーサーよりも前を走っていることを知りました。
日本橋に到着。
ここもよくテレビで見る所です。
いやー、それにしても暑いなぁ、汗は大丈夫だけど脚が怖いわ、ピキッってなるかも知れへん。
「2RUN飲んで脚が攣ーらん」をどこで投入すべきか?
ハーフぐらいで投入しようかなぁ・・・
東京マラソンはランナーも沿道も外国人がめちゃくちゃ多い。
応援も雄叫びや叫び声など外国人っぽい感じでノリノリなんですが突然背後の外国人ランナーが「フォーーーーッ!」と叫んだりするので
有森さん?
と勘違いしてしまいます。
私が知る限りでは少なくとも30人ぐらい有森さんがいたように思います。
突然叫ぶのでめっちゃビックリさせられます。
17キロちょい手前から沿道のサンタ姿のばななん。さんを探すが見つけられない。
もしかして反対車線のセブン前か?と思って目を凝らして見てみたらサンタ姿のばななん。さんを発見。
ばななん。さーーーーーんっ!
腹の底から大声出したらなんか余計な力が抜けた気が。
そして浅草の雷門前に到着。
初めての東京マラソン、絶対に撮りたいよね、撮っちゃうよね。
予めYouTubeで予習していたとおりに神谷バーの前でパチリ。
この神谷バーの前が最高の1枚を撮れる場所なのです。
この先は右に大きくカーブしていくのでスカイツリーもうんこちゃんも見えなくなってしまいますからね。
よし、スカイツリーとうんこちゃんいい感じに撮れているぞ。
うんこちゃーん、うんこちゃーん、好き好きぃ~♪
さーてと、この後ちょっと走って20キロから先はひたすら小刻みなアップダウンが続く江東区エリア。
「江東区エリアで思いっきり脚を使わされ、銀座で地獄を見て、終盤の日比谷通りではもはや脚もメンタルも何も残っていない」という噂の恐怖区間に突入、ほんま怖いわ~。
蔵前橋を渡り終えた直後ぐらいに3時間45分集団とスライド。
おや?
3人目のペーサーの真後ろについて走っていたのはもしやきんぐさま?
振り返りながらシューズを見たらアディダスだったので間違いなくきんぐさまだ!
ビュンって行っちゃったよ!
江東区エリア。
ここはひたすらボディーブローを打ち続けられているような区間。
橋が多いのでアップダウンが多いのです。
そんな中唯一の楽しみが給食♪
22キロのエイドではクリームパンを食べてカロリーメイトゼリーは「もしも」の時の後半の補給食としてリュックへ。
そうそう、17キロのエイドで金沢のきんつばをゲット。
何キロ地点のエイドだか忘れたのですが金沢の落雁もいただきました。
後は干し梅と煉り羊羹も。
江東区エリア、アップダウンも辛いが景色が変わらないのも辛い。
20キロから27.5キロは本当に辛かった!
そして暑かった!
「日陰や向かい風がありがたい」ということは私にとれば暑い証拠。
途中から汗の量や汗のかき方にも注意しながら走りました。
ポカリエイドは必須、そしてエイドの干し梅で塩分補給。
24キロの折り返しの所で5時間のペーサーとの差が1キロ以上あったので「サブ新幹線、いけるかも」とちょっと安心。
脚は重いけどこのペースなら大丈夫。
耐えて耐えて唯一の楽しみがカロリーメイトゼリーという忍耐の江東区エリアを脱出、そして29キロ付近でついに
ばななん。さんの所に到着!
ああー、やっと会えたよー♪
ばななん。さんとは小豆島以来、ふじおさんとは奈良以来の再会。
お菓子と元気、ありがとうございました。
さぁ、次の目標は箱根駅伝10区の区間。
と思って走っていたら29.2キロ地点にある救護所前の交差点で「ストップ!」の指示が。
ボランティアさんがコース上に並んで出てきてランナーストップ。
直後に救急車のサイレンが響き始め救急車が走り去って行きました。
早く、早く、1秒でも早く病院に着いて!
その後すぐにストップ解除。
ほな、行きましょ。
お?
なんかテレビで見たことのあるような景色になってきたぞ。
逆走する感じになるけど毎年正月にテレビで見る所。
箱根10区の所ね。
この辺りは道路幅も広くてなんかすごく走りやすかったです。
(走りやすいと言ってもスピードが上がるわけではないですが)
よし、次は銀座だ。
銀座4丁目か?
それとも地獄の4丁目か?
重い重い脚で進んで行きます。
いやぁ、やっぱりさっきの江東区エリアで脚使っちゃったねー。
つづきます。