【埼玉県・川口市】鎮守氷川神社 | 鳥居の向こう側

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埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県の神社を中心に巡り、ブログを書いています♪

2022年12月8日参拝。


この日巡った最後の神社ですおねがい



鎮守氷川神社神社


電車JR京浜東北線・西川口駅より徒歩22分。または、
電車埼玉高速鉄道・南鳩ヶ谷駅より徒歩17分。

バスもあります。
バス西川口駅東口より【国際興業バス】朝日五丁目循環「青木中学校」下車2分。
または、
バス南鳩ヶ谷駅より【国際興業バス】西川口駅東口行「青木中学校前」下車2分。

私は、南鳩ヶ谷駅から歩いて到着、帰りは西川口駅までバスに乗りました🚏

川口市青木に鎮座しているため、「青木氷川神社」とも呼ばれています。
川口オートレース場🏍️のすぐ近くです。



社号碑


鳥居


参道の右手に手水舎アセアセアセアセ

自動水栓でしたタラータラータラー


手水舎の脇に🧹

「おそうじ奉仕をご希望の方は、社務所までお声かけください。」とのこと。

落ち葉🍂の時期のおそうじは本当に大変ですが、神社にご奉仕すると、お参りするのとはまた違った清々しさが味わえることを、私も昨年からボランティアを始めて知りました照れキラキラキラキラキラキラ


見沼など多くの沼の水を集めて流れる芝川の西側に鎮座する当社は、見沼を神沼とする「武蔵一宮氷川神社」の祭祀圏の中にあり、直系とされています。
川口市には、「武蔵一宮氷川神社」から勧請した氷川信仰の神社が大変多く、特に、室町時代に創建した氷川神社が数多くあります。
村の開拓にあたり、開拓の神として知られる氷川神を鎮守としたものと思われます。


当社もその1つで、社伝によると、室町時代の初期、応永年間(1394~1428年)の創建と伝えられる古社。
現存する棟札などの造営資料から、室町期にはすでに、足立郡芝郷青木村の総鎮守として「氷川社」と称され、広く崇敬を集めていたことがわかります。

青木村は上青木村・下青木村に分かれていて、当社は下青木村の鎮守でした。
当社の兼務社で上青木村の鎮守だった「上青木氷川神社」の社伝によると、文明2年(1470年)に創建と伝えられることから、この頃に青木村が上下に分村したものと見られます。


拝殿キラキラキラキラキラキラ

神仏習合時代には随神門や鐘楼が整備され、立派な境内だったようですが、明治の神仏分離後、明治6年(1873年)、村社に列しました。
明治7年(1874年)、旧別当寺・般若院が廃寺となり、般若院の僧が復飾して当社の社家として祭祀を司ったとのことです。

神額

「武蔵一宮氷川神社宮司 東角井光臣謹書」とあります。


【御祭神】
素盞嗚命(すさのおのみこと)
櫛稲田姫命
(くしいなだひめのみこと)

【配祀神】
天照大神をはじめ、衣食住・諸々の産業の開運の神々。
※鎮守氷川神社公式HPより。

配祀神についてネットには、
天照皇大神・倉稲魂命・手力乎命・
保食命・大国主命・菅原道真公・
惶根命・面足命・建御名方命
という情報もありました。


天水桶

川口なので、鋳物でしょうか。


創建から江戸時代にかけて、幾度かの社殿造営が行われ、江戸時代に入ってからも多くの社殿造営の記録が残っています。


明治17年(1884年)、拝殿・本殿を再建。
明治22年(1889年)に町村制が施行され、上青木村・下青木村・前川村が合併し、青木村が成立。
当社は青木村鎮守の一社として崇敬を集めました。
明治40年(1907年)、近隣の天神社・稲荷社・諏訪社を合祀。

大正12年(1923年)、関東大震災により拝殿・鳥居が倒壊しますが、
昭和天皇の御即位の御大典を記念し、昭和2年(1927年)、拝殿・鳥居を再建。
昭和61年(1986年)、氏子崇敬者の奉賛により、新社殿を造営。(現社殿)




社殿を取り囲むように、たくさんの境内社が鎮座しています。
左回りにご紹介しますおねがい
 
天照皇大神宮の石碑。


弁天社

【御祭神】市杵島姫命

後ろに小さい像が見えますが、七福神の弁天さまでもあります。



磯前神社(いそざきじんじゃ)

【御祭神】大己貴命(大国主命)
七福神の大黒さま


不動尊堂

【御祭神】不動明王


修験道のご本尊で、山のように動じない強い意志を持つとされます。


右手を見上げると、
ご本殿乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ



天神社

【御祭神】菅原道真公


どのお社も、紙垂や御幣、榊が真新しく、御供物も供えられ、とても丁寧にお祀りされているのがわかります照れキラキラキラキラキラキラ


三峰神社

【御祭神】伊邪那伎命・伊邪那美命


ご本殿の裏に、
御神木の大欅「元気の木」

樹齢400年以上の欅の大木で、枝は社殿を覆うように繁り、その生き生きとした神聖な姿から、木に抱き付くと大いなる力をいただけると伝えられています。

悩み・ストレス・疲れなどで気が枯れた状態を「気枯れ」=「穢れ(けがれ)」と呼び、力をいただくことにより「元の気」に戻る=「元気」になるとのことです。




稲荷神社🦊

【御祭神】倉稲魂命


廃れた感じはまるでなく、神使の狐さんが綺麗に並べられていました。
完璧なシンメトリーですびっくり


古峰神社

【御祭神】日本武尊


参道途中の左手に、
招神霊(おがたま)の木

アマテラスの天岩戸隠れの際に、アメノウズメが招神霊の枝を手に舞い、アマテラスが出て来て世界に光が戻ったことから、「神を招く」という意味の「招神霊の木」と呼ばれます。


その隣りに富士塚富士山

万延元年(1860年)、「月三講」により造営され、平成27年(2015年)に再整備したものです。


麓に浅間神社


【御祭神】木花佐久夜昆売命桜


富士塚に登ってみます爆笑

登山道入口の鳥居

水盤の遺構には「月三講」のマークが刻まれています。


階段になっていて、お子さんでも登りやすい登山道です。


大きめの合目石


小御嶽石尊大権現

烏帽子岩

早くも九合目です。


山頂富士山奥宮

祠の隣りには撫で犬犬

撫でると子宝・安産・子育てのご神徳が得られるとのこと。
コノハナサクヤヒメ様の子宝・安産のご神徳と、犬の安産とを、山頂で習合させてしまったわけですねほっこり

下山も足元は安全です。


富士塚の裏側にも祠があったけれど、名称は不明ですキョロキョロ



「鎮守氷川神社」は、御朱印帳が有名で、以前から名前はよく知っていました。
御朱印帳は2種類あります。

島根県の石見地方に伝わる
「石見神楽」をモチーフにしたもの。

美術家の横尾忠則氏がデザインした「スサノオ」というポスターを元に作成したもの。
※御朱印帳の画像は鎮守氷川神社公式HPより。


【御朱印】


「埼玉県川口市」のところのデザインが素敵照れ
スサノオを描いたスタンプは、季節ごとに色が異なり、
春・緑色、夏・青色、秋・赤色、冬・紫色とのことです。
12月って秋なんだびっくり

4色揃えると、特別な印や記念品がいただけるとのことです。
四季で4色なら揃える方多そうですねおねがい


「武蔵一宮氷川神社」を勧請し、たくさんの境内社にたくさんの神々が祀られ、どのお社も丁寧にお祀りされていて、富士塚までありました。

御朱印帳や御朱印のことだけ知っていたので、もっと商業主義を感じる神社かと思っていたのですが、そういった感じは全く受けませんでした。
「鎮守氷川神社」という名前の通り、「鎮守さま」として地元の方に親しまれ愛されている神社だということが伝わって来ました照れ乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ


昨年末のお礼参り「敷島神社」と「武蔵一宮氷川神社」についてはすでに記事にしているので、
これで、2022年に巡った神社をやっと記事にし終わりました泣き笑い

次回からやっと2023年です。
早く追い付きたい滝汗

ちなみに、直近で巡った神社については、Instagram・Facebook・Twitterに先にアップしているので、よろしければ下のリンクからどうぞ下矢印下矢印下矢印


最後までお読みいただき、ありがとうございました爆笑ルンルンルンルンルンルン