【埼玉県・志木市】敷島神社 ~夏越の大祓 2022~ ①準備 | 鳥居の向こう側

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埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県の神社を中心に巡り、ブログを書いています♪

もうすぐ6月も終わり。

「夏越の大祓」の時期ですね照れ

今年は、驚くべきことに6月中に梅雨明けして、すでに酷暑です太陽滝汗滝汗滝汗



さて、my神社・敷島神社

「夏越の大祓」は、埼玉県内で行われている「大祓」の中でも、これほど丁寧にやっているところは少ないのだそうです。




5月から「田子山富士富士山」の登山日スタッフをやらせていただいているご縁で、氏子総代さんのご厚意により、「大祓」の準備段階から取材させていただけることになりましたルンルン


今回は、6月24日(金)、26日(日)の2日間にわたり取材させていただいた、

「大祓」の準備の様子をご紹介しますおねがい



2022年6月24日(金)。


【1】マコモの準備。

①マコモ刈り。
埼玉県東松山市の、某用水路の岸辺に生えているマコモを刈り取ります。


朝は氏子総代さんたちと、直接現地で待ち合わせしました。
手書きの地図を書いてくださったのを元にGoogle mapで見当を付け、この草を見つけました。

Googleレンズで検索したら「マコモ」と出たので、ここで間違いないと確信爆笑
7分後に総代さんたちが到着!!
時間の読みもバッチリですチョキ


こんな道具を使うのですねキョロキョロ
上下逆にして水に浮かべます。


マコモはで刈り取ります。


泥深い所なので、胸まである胴長靴を履いて、刈り取り作業を行います。


刈り取りが始まりました。


あの木の舟みたいなのは、刈り取ったマコモを乗せるためのものだったのですね。


刈り取ったマコモ。


さらに奥まで進みます。



マコモの茎は、意外にスカスカして柔らかかったです。


この道具は…
片方に木の重り、もう片方には「し」の形に曲がった金属が付けてあり、


これを投げて、


刈り取って紐で束ねたマコモを引き上げます。


ちなみにこの方は、映像製作や動画配信をされている会社の代表の方です。
この作業は初めてなのに、すぐにコツをつかまれていました👏👏

YouTuber でもいらっしゃいます。


2日間取材ご一緒させていただき、大変お世話になりました。


刈ったマコモは、バンにブルーシートを敷いて境内まで運びます車💨




敷島神社境内に戻って来ました車
すでに茅の輪を取り付ける門型が、参道に設置されています。


緑の豊富な時期の敷島神社の境内は、本当に気持ちがいいです照れキラキラキラキラキラキラ



刈り取り作業は2班に分かれていて、もう1ヶ所川越市で刈り取って来た分も合わせると、こんなに大量びっくり




②選別・洗浄。

手前の台で、不要と判断した葉を取り除いていきます。


選別された使える葉は、奥の台で、根元の泥を綺麗に洗い流しますアセアセアセアセ



生き生きと作業をする氏子さんたち、カッコいいですラブ



③乾燥。

洗浄後は、境内の参道の右側のスペースに干して乾燥させます。


乾燥し過ぎると後の作業がしにくくなるので、乾燥期間は2日程度が良いとのこと。


朝9時に境内に集合し、14時半頃にこの日の作業は終了ですおねがい



2022年6月26日(日)。

この日もいいお天気です太陽爆笑



2日間乾燥させたマコモ。
だいぶ色が変わりましたねキョロキョロ


気温が高く乾燥し過ぎてしまうので、途中1度水をかけに来たそうですアセアセアセアセ



【2】茅の輪作り。

①参道の茅の輪作り。

倉庫に保管してあった茅の輪の芯にする輪を出して来て、 輪の周りにマコモを縛り付けていきます。


まずは白いビニール紐で、仮止めです。


形が出来上がりました爆笑キラキラキラキラキラキラ


この後、緑色のロープで、美しく縛り付けていきます。


縛り付けながら、白い紐は外していきます。



完成した茅の輪を、参道の門型まで慎重に運びます。


門型に取り付けます。


取り付け完了!!


門型の柱にもマコモを縛り付けます。


「蘇民将来」の札を、茅の輪の頂上部にぶら下げます。

完成です爆笑乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ



青々とした真新しい茅の輪キラキラキラキラキラキラ
美しいですラブ
これをくぐれば、半年間の穢れが祓われるのです乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ



②ペットの茅の輪作り犬

昨年から「ペットの茅の輪」も始めましたルンルン


こちらも同様に、芯にする輪の周りにマコモを縛り付けていきます。


仮止めを外しながら緑色のロープで縛り付け、


門型に取り付けて、


柱にもマコモを取り付けて、


完成です!!爆笑


ペット犬もちゃんと左・右・左と∞の字にくぐるのかな??やってるところ、早く見たいです照れ


【3】草舟作り船
「大祓」当日の神事の後、塩水で清めた「人形」を草舟に詰めて川波に流すのですが、その草舟もマコモで作ります。

これが、草舟を編む道具。


この2枚の板の間にマコモを入れて、


釘にロープを引っ掛けて結びながら編んでいくのです。


私と同年代の女性なら知っているかと思いますが、リリアンを編む道具がありましたよね。
あんな感じでした。


編み上がった部分は、下から出て来ます。


マコモの「ござ」のようなものが出来上がりました爆笑キラキラキラキラ


発泡スチロールの板を底に入れて形作りながら…


結んで、舟の形に仕上げていきます。


氏子総代さんが木で作った鳥居も取り付けて、


先端をグイっと持ち上げて、


完成です爆笑乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ


美しいですラブキラキラキラキラキラキラ


敷島神社の氏子総代さんは、赤坂の「山王日枝神社」にも、この草舟の作り方を指導に行かれているそうですびっくり


参道の茅の輪の前に草舟を置き、みんなで撮影タイム~カメラ



9時集合で、全て完成したのは13時半頃でした。
マコモのいい匂いが境内に充満し、清々しいの一言です照れキラキラキラキラキラキラ
疲労も熱中症も吹き飛ぶ想いでした。


氏子さんたちは、こだわりが強くて少しも手を抜かず、とてもパワフル乙女のトキメキで、
何より皆さん本当に楽しそうに作業されていて、たくさん元気をもらえましたおねがいキラキラキラキラキラキラ

私は取材をさせていただいただけで、ほんの少ししかお手伝いしていないのに、
2日間私の分もお弁当お弁当を用意してくださり、皆さん温かく仲間に入れてくださいました爆笑
このような機会に恵まれて、感謝しかないです。
本当にありがとうございました乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ



【告知
敷島神社「大祓祭」は、
6月30日(木)13時~ です!

「人形」の受付は、13時~16時。
その後、拝殿で神事の後、「人形」を草舟に詰めて川に流します波

私は当日ももちろん境内で取材をさせていただきますおねがい

お時間の許す方は、是非、敷島神社の美しい茅の輪をくぐりにいらしてください爆笑ルンルンルンルンルンルン


【告知②
田子山富士富士山「山開き」は、
7月2日(土)10時~ 15時!!

当日は、神事・式典・お道開き(登り初め)・浦安の舞などがありますルンルン

出店もあります。
私はピンクの帽子&ユニフォームで、
ヨーヨー釣りやわたあめなど、主にお子さん向けの対応をしていると思いますウインク

皆さま、是非是非「山開き」の日に田子山富士富士山に登りに来てください!!
雲がなければ、山頂から富士山富士山も見えますよルンルンルンルンルンルン


「大祓祭」も「山開き」も後日記事にしますが、忙しいので両方終わってからになると思いますほっこり

両日とも、皆さまのお越しを心よりお待ちしておりますウインク
電車東武東上線・志木駅東口よりバス
バス東武バス「富士道」または、国際興業バス「富士道入口」下車、徒歩3分です。



長文の記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました爆笑ルンルンルンルンルンルン