【台東区】浅草神社(三社様) | 鳥居の向こう側

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埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県の神社を中心に巡り、ブログを書いています♪

1月19日の続きです。

高木神社からスカイツリー駅まで歩き、ちょうどお昼なので、プロントでおなかとスマホを充電パスタ携帯

その後、東武線に乗って浅草駅へ向かいます電車
初めて乗った電車だけれど、東武東上線と中身はおんなじ、見慣れた車内です爆笑


以前の記事に書きましたが、着いたらまず『亀十』でどら焼きを買って、
それから次の神社へ向かいます足



ここからは台東区編ですウインク

東京メトロ・東武線浅草駅より徒歩7分、つくばエクスプレス・浅草駅より徒歩8分の、


浅草神社(三社様)です神社

鳥居社号碑
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仲見世通りより1本右の道を行くと、浅草寺参拝客の人ごみが少し避けられますにやり



広い境内です。
参道の先に社殿が見えます。
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手水舎の手前に狛犬さん犬
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手水舎アセアセアセアセ
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社殿手前にまた狛犬さん犬
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社殿です。
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628年、漁師の檜前浜成・竹成兄弟が隅田川で漁労に精を出していましたが一匹も獲れず、網にかかるのはただ人形の尊像だけでした。幾たびか像を海中に投げ入れ何度場所を変えても同じことの繰り返し。
不思議に思いその尊像を捧持して今の駒形から上陸し、槐の切り株に安置しました。

土師真中知に一見を請うたところ、聖観世音菩薩の仏像であると告げられました。
兄弟は明日の大漁を厚く祈念し翌日再び網を打つと、願いのごとく大漁を得ることができました。

土師真中知は自宅を改めて寺となし、先の観音像を奉安して供養護持のかたわら郷民の教化に生涯を捧げられました。
これが浅草寺の起源です。 


後世、土師真中知の子孫が観世音の夢告を受け、浅草寺の傍らに上記三人を郷土神として祀ったのが「三社権現社」(浅草神社)です。

明治維新の神仏分離令により浅草寺との袂を分かち、明治元年に「三社明神社」と改められ、同6年に現在の名称「浅草神社」に至ります。
今でも氏子の方々にはその名残から、「三社様」として親しまれています。


御祭神
土師真中知はじのまつちのみこと
檜前浜成命ひのくまのはまなりのみこと
檜前竹成命ひのくまのたけなりのみこと


ご利益
厄除、家内安全、交通安全、商売繁盛、
必勝祈願、無病息災、病気平癒、安産祈願、合格祈願、心願成就絵馬



社殿は、本殿、幣殿、拝殿からなり、幣殿と拝殿が渡り廊下でつながれているいわゆる権現造りと呼ばれる建築様式です。
第三代徳川将軍家光公により、寄進・建立された社殿は 、度重なる火災や空襲、関東大震災などの被害を奇跡的に免れ350年たった現在も当時の面影をそのままに残しています。
昭和26年に国の重要文化財に指定されています。



鳳凰(ほうおう)・麒麟(きりん)・飛龍(ひりゅう)などの色鮮やかな装飾が素晴らしいキラキラキラキラ
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社殿の左を進むと、
末社の「被官稲荷神社」があります。
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油揚げがたくさんお供えされていました。


安政元年、新門辰五郎の妻が重病で床に伏した時、山城の伏見稲荷社に祈願したところ病気は快復しました。
それを受けて同2年、伏見から御分霊を当地に勧請し、小社を創建して「被官稲荷社」と名付けられました。
被官とは官を被(こうむ)る、ということから、「出世」という意味だと思われます。
参道の鳥居は新門辰五郎により御礼の意を込めて奉納されたものです。

社殿は一間社流造の杉皮葺で、創建以来のものであり、関東大震災、東京大空襲にも奇跡的に焼け残った大変貴重な建築物です。


御祭神
宇迦之御魂神うかのみたまのかみ



末社ではなく独立した神社のよう。
とても古いもので、中はなんだかジメっとした雰囲気でしたが、不思議と心惹かれるものがありましたキョロキョロ




浅草神社の境内には、

天水桶百度石
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御神木「槐」の木もありました。

鳥居をくぐってすぐの右手奥には、
「夫婦狛犬」がいます犬
良縁・恋愛成就・夫婦円満のパワースポットだそうですニコニコ
赤い相合傘の下でぴったりと寄り添ってるのが可愛いラブラブ



神楽殿
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社殿右手が社務所です。



手水舎の奥に見えるのが浅草寺。
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今まで浅草寺には何度も来たことがあったけれど、お隣りの浅草神社は今回が初参拝です。
浅草寺に比べたら人はだいぶ少ないけれど、外人さんを乗せた人力車がいっぱいいましたニコ


5月の第三金・土・日の3日間に行われる
有名な『三社祭は、江戸三大祭の1つで、日本を代表する祭礼の1つです。
期間中は神輿約100基が町内を渡御し、境内や神楽殿でも様々な舞踊が披露され、
浅草の街がお祭り一色に彩られます。

テレビのニュースでは毎年見るけれど、
「三社祭」は一度も見たことがありません。
一度は見てみたいな照れ




社務所でいただいたパンフレット。
ずいぶんちゃんと作られている小冊子でした本
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いただいた御朱印がこちらですニコニコ
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中央のスタンプは『三網紋』(みつあみもん)。
投網による観音像の伝承と共に三神を祀ることから来ています。


何度海に捨ててもまた網にかかる観音像を拾う漁師の檜前兄弟…。
何だかほのぼのした光景に思えて、兄弟を郷土神として祀る三社様が好きになりましたニコニコ


この後も浅草を歩きます足ニコ