自分を変えるって難しい | お話をお聴かせください

お話をお聴かせください

私たちは人と会話しながら、生きています。話すことで、自分を振り返り、人との関係を深め、人から学び成長に活かしています。会話は相手が居ないと出来ません。人と話すことで自分の生きる意味が分かり、生きがいも生まれます。皆さんのお話をお聴きする仕事をしています。

 

現在、私には2人の孫がいます。実は間もなく3人目が生まれます。

自分の子たちと、ろくに遊んでいなかった私は最近、しまったと思うのですが、私の子たちが自分の子に示す優しさが、私自身から子たちに対しては、全く出来ていなかった!と確信をもって言えるほど、からきし駄目でした。

 

こんな苦い思い出があります。

 

長男が生まれた翌年、彼が丁度、1歳になった頃でした。

 

私と妻と長男と3人で天草方面にドライブに行きました。

 

帰りに太田尾海水浴場と呼ばれた当時は若者が多かった海水浴場がありました。

 

妻は、そこで車を降りて3人で少し遊ぼうと言いました。

 

元々、水の中で遊ぶのが好きで無かった私は、相当に嫌な顔をして、しぶしぶ長男の手を引いて海水の中に入りました。

 

小さな小さな浮き輪のようなボートに長男を乗せて、水の上を引っ張るのですが、元来、そうした遊びが好きではない私には苦痛と言わないまでも、早く水から上がって、御飯でも食べて帰ろうという気持ちが有りました。

 

遂に、私のあさましい想いを妻に見破られて、叱られました。

「もっと、◎◎を水の中で、シッカリと遊ばせてよ」

 

仕方なく、続けていましたが、急に変われる訳もなく、その後は

妻に仕事を引き継いだような気がします。

 

そんな長男ですが、自分の子を1人で連れて先日は、遠くまで車に乗せて遊びに行ったというではありませんか!

 

私の持つ負の性質が、受け継がれなくて良かったです。

 

若い時に、もっと先々が見通せれば良いんだけど、私の場合は全く駄目でした。