“わたくし、終活に大忙し。”
「娘」が摂り続けた、膨大な家族の記録。
2月23日、映画“エンディングノート”を観てきた。
定年退職の2年後、検診で末期ガンが見つかった。
告知後取り組んだのは、
最後の日に向けてのマニュアル作り=終活の開始。
そして、この一部始終を映像に収め続けたのが、実の娘。
それにしても、どうして、これほど冷静に、最後の日を覚悟出来るのか?
どうして、残された日々を、じたばたせずにマネジメント出来るのか?
何の力が、これほどまでに彼を動かしているのか?
もし自分だったらどうなるだろう。
一つだけ想像できるのは、
それまでの人生が充分に満足出来ていたということだろう。
一つには、サラリーマン生活での充実。
もう一つは、家族関係での絆の確信。
自分には、こんな覚悟が出来るのだろうか。
さらに、これを単なるドキュメンタリーとしてでなく、
超一流と思える芸術作品として、まとめあげているのは、
撮影・編集・監督を兼ねた、娘・砂田麻美の卓越したセンスだろう。
後に判ったことだが、
この娘は、それまで監督助手として携わってきており、
今回が監督としての処女作だったようだが、やはりセンスが求められる。
素晴らしい作品と言い切れると思う。
ロードショーは終わっているので、映画館では観れそうにないが、
DVDでは販売されているようだ。
オフィシャルサイトのYouTubeで、予告編だけでも観てください。