今回は「産業別でみる優遇不遇」を書いていきたいと思います。
今回書く優遇不遇についてまずは定義を決めたいと思います。
優遇不遇と言っても産業によって儲けの出やすい産業であったり、銀行からお金が借りやすい産業であったり、受け入れられやすい市場であったりと様々ですが、今回ここで書く優遇不遇とは行政の対応の意味合いで書いてい来たと思います。
まずは第1次産業。
これは今一番不遇かと思われます。
というのも第1次産業というと大雑把に言うと自然を利用した産業の事になります。
第3次産業を元に考えると原価にあたる部分です。
木であったり、魚であったり、農産物であったり、鉱山物であったり・・・
それらを作ったり育てて取ったりするのが第1次産業です。
しかしこの第1次産業で利益を出そうとすると自然豊かであったり、他の仕事と違い広大な土地が必要であったりとおおよそ土地の価格が高い場所では出来る仕事ではありません。
そうなってくるとまだ開発が進んでいない地域であったり、所謂田舎の方であったりと土地が比較的安価でたくさん手に入り、尚且つ綺麗な土や水が手に入ったりする場所でないとなりません。
今のこの発展した社会の中で育ってきた若い人たちには過ごし辛い環境になってくるでしょう。
若い人たちに過ごし辛いという事は、新たな人手の確保が難しいということになります。
実際には第1次産業に従事している人たちは第2次産業に従事している人より収入が多い事もままある事なのですが、お金の問題よりも不便さになかなか勝てないのが現状です。
しかしこの方たちが居なければおいしい日本産のお米も食べれませんし、純国産というものが無くなることになります。
そういう意味では1番力を入れなければならない部分と私は考えますが、周辺地域の活性化や交通の便利さという部分で行政が動いてくれなければ、なかなか人口が減少した地域には活性化の為の企業は寄りついてくれないでしょう。
この人たち無しでは日本産の物は手に入りません。
この人たちが1番賃金の単価が高くても誰も文句を言わないと思うのですが、なぜかそこまでではないのです。
そういった意味で私は1番不遇だと考えます。
次に第2次産業。
これは分類的には難しいのですが生産業との分類でおおよそ間違いはないかと思います。
第1次産業手に入った物を加工する人達です。
この人たちは不遇と言えば不遇なのですが、私個人の意見としてはこの第2次産業の人たちが頑張ってくれたらおかしな経済状況にならなかったのかなぁと思ったりします。
こういうと第2次産業の方たちにすごく怒られると思うのですが、この方たちは第1次産業の人たちと同じくらい賃金を貰っても良いと思われる人たちなのです。
この第2次産業は言うならば職人さんたちなのです。
この第2次産業の人たちが自分たちが作った物を売るという形を取れれば、第3次産業の人たちが一番賃金が高いという事態には陥らなかったのです。
次に第3次産業。
これは先ほどの第1次・第2次の両方ともに入らなかった他の仕事の事です。
サービス業や小売り業・医療などもここに含まれます。
この第3次産業は優遇しすぎと言っても過言でないくらい他の産業に比べて優遇されています。
第3次産業を発展させるよりも第1次産業と第2次産業を発展させる方が後の第3次産業に繋がってくるのですが、なぜかこの第3次産業ばかり優遇されています。
労働環境の法整備であったり、土地を買う・借りる時の許可のおりやすさであったり、その全てがこの産業を基準に考えられていると言っても過言ではありません。
この第3次産業が他の産業と違う部分は、基本的に頭を使う仕事であることです。
体力を使うのはどの産業でも同じですが、この第3次産業は所謂肉体労働と呼ぶには他の産業の方たちに失礼になります。
しかしここが難しい所で、第3次産業の人たちが頭を絞って考えた商品を第2次産業の人たちが作る。その原材料を第1次産業の人たちが持ってくる。と考えるか、
第1次産業の人たちが物を取ってくる、第2次産業の人たちが加工する、第3次産業の人たちが何に使えるかを考える。
物の供給順は
第1次→第2次→第3次
なのに対して行政が規制をかける順番は
第3次(第2次)→第2次(第3次)→第1次
なのです。
今の世の中のおかしなところは頭を使えない人が肉体労働をするという考え方だと思っています。
そもそもこれは逆で肉体労働出来ない人が頭を使うの方が正しいのです。
知識はみんな持とうと思えば持てますが、肉体労働は適性があります。
どれだけ体を鍛えても体力は人それぞれです。
体力が無い人が体力のある人に追いつくために頭を使うしかないのです。
しかもどれだけ知識があっても現場で培われてきた経験に勝るものはありません。
その経験を補うために知識をなるべくつけるくらいの物です。
今回はここまでで、次回はより詳しく「産業別でみる優遇不遇」を書いていきたいと思います。
ではまたの機会に!