最近何かと話題になっているシンガポール。周りの友人からシンガポール旅行を計画している人もおり、どこに行ったらいいか質問を受けることがありました。
有名どころであるとマーライオン、セントーサ、Garden by the bay(ガーデンバイザベイ)などが挙げられます。
まず、私が初めてシンガポールに訪れた頃のストーリをシェアします。当時通っていたオーストラリアのジェイムズクック大学(2017年2月〜2019年12月)に、交換留学生として10名ほどのシンガポール人留学生が来ていました。そのうち数名と交友ができ、2019年11月に現地を紹介してもらえる機会を作れました。
旅行に加えて、大学卒業後に海外就職をしたく、その一環としてシンガポールに観てみたかった旨がありました。
当時の印象としては「ハイテクでコンパクトな街」でした。実際にそれを経緯にシンガポールに移住を試みて、結果として3年ほど滞在をしました。もちろん、住んでみるとその印象はガラリと変わりましたが、当時はかなりの驚きを感じました(笑)。
そういったこともあり、今回はシンガポール滞在者目線からおすすめスポットを紹介していきます。
というのも、実際にシンガポールに関心を持ってい友人たちと話をして思ったことがありました。先述の有名どころを把握しているけれど、それ以外の穴場で良いスポットはあまり知られていないことです。
① Sentosa Cove(セントーサ コーブ)
セントーサは王道なビーチエリアですが、その中にあるセントーサ コーブは島内の東に位置してる高級住宅街です。現地の欧米人に人気なエリアとなり、港に囲まれた空間の良い雰囲気のエリアです。
また、プライベートヨットを保有している住民も多くて、個人的に世界観が面白いエリアだと思います。
おすすめのルートしては、セントーサビーチとセントーサコーブをセットで観ることです。セントーサビーチから無料バスも出ているため、アクセスは簡単です。
シンガポールの友人で、定期的にこのセントーサコーブに行き、レストランでゆっくりランチを好んでる人もいます。というのも、シンガポールでは週末になると、基本的にどこも混んでいるからです。
②Katong(カトン)
シンガポール東部に位置するカトン地区は、おしゃれなカフェやレストランが多いエリア。このエリアは現地の人たちからも人気であり、高級住宅街となります。
カトンといえば「鮮やかな色な装飾のプラナカン建築」が特徴的で、インスタ映えスポットとなっており、多くの観光客は写真を撮っています。
プラナカンとは、東南アジアに移住した中国人と現地のマレー女性による子孫を指します。15世紀後半にプラナカンは、中国やマレー調を融合し生み出した華やかなプラナカン文化を構築しました。
このエリアはおしゃれなレストランやカフェだけでなく、プラナカンスタイルの民族衣装、日常品を販売するお土産やもあります。カフェでゆっくりするのが好きな方やユニークなお土産を買って帰りたい方に特におすすめです。
③ Paris Park(パシリスパーク)
シンガポールの北西(チャンギ空港から近い)に位置するパシリスパークは、自然豊かで多くの野鳥や生物体を観られるスポットです。以前訪れた時は、鶏や猿を見かけました。
私の日本人の先輩は、週末にかけてさまざまな野鳥のバードウッチングをしに、自転車で走りることが趣味と言っていました。
この公園では海岸線沿いにあり、夕方に行き夕焼けを見ながら散歩するのがおすすめです。この公園と類似したEast coat park(イーストコートパーク)がありますが、大きな違いは人が少なくのんびりしている点です。
余談ですが、私はこのパシリス地区に2年ほど(2020年半ばから22年半ばまで)滞在しまして、このエリアを選んだ理由は比較的静かで自然があるからです。シンガポールの中心地は忙しく、家賃が高いので住みにくさを感じていました。
また、最近はパシリスでも不動産価格が高騰していたものの、当時のコンドミニアムの家賃はそこまで高くなかったです。
当時のコンドミニアムは2LDKで2,200ドルほどでした。ただすでに私がこのコンド離れた際には、同じ部屋が2倍ほど(約4,500ドル)で取引されていました。
④ Forth canning park (フォート・カニング・パーク)
シンガポールの中では珍しく400年以上の歴史がある公園として知られているフォート・カニング・パーク。19世紀に英国の植民地となった際には、敷地内の見晴らしの良さから軍の司令塔が配置されていました。
歴史が感じられる建造物や噴水や綺麗な花々があり、街中にあるのにも関わらず約18haのもの敷地内があります。
この公園はシンガポールで有名な国立大学であるSMU(シンガポール・マネージメント大学)の近隣にあり、このキャンパスも広々として見応えがあります。
ここでは詳しい詳細は割愛しますが、SMUとセットとしてフォート・カニング・パークを観ると良いでしょう。
⑤ Sakura 2024 at Garden by the bay(ガーデンバイザベイのサクライベント)
シンガポールの観光名所として有名なガーデンバイザベイでは、年間さまざまなイベントが開催されています。その中でおすすめのものは、毎年3月下旬から4月下旬に開催されるサクライベントです。
こちらの桜は日本から輸入されており、桜で飾られたドームを観ることができます。海外にいるとあまり桜を観る機会が少ないと思いまして、特に海外在住者向きのイベントです。
⑥ Suntec City(セラングーンガーデン)
サンテックシティはシンガポールの中心部にあるモールや展示場を含む複合施設です。見た目は立派で大きなショッピングモールであり、多くのシンガポール人は週末にここでショッピングやダイニングをしています。
一方で22,000平方メートルを超える展示スペースがあり、日本旅行のPRやコスプレイベントさまざまものが開催されています。
特にコスプレイベントでは、多くの若いシンガポール人が参加しており、日本文化の浸透具合がうかがえました。