最近何かと話題になっているシンガポール。周りの友人からシンガポール旅行を計画している人もおり、どこに行ったらいいか質問を受けることがありました。

 

有名どころであるとマーライオン、セントーサ、Garden by the bay(ガーデンバイザベイ)などが挙げられます。

 

まず、私が初めてシンガポールに訪れた頃のストーリをシェアします。当時通っていたオーストラリアのジェイムズクック大学(2017年2月〜2019年12月)に、交換留学生として10名ほどのシンガポール人留学生が来ていました。そのうち数名と交友ができ、2019年11月に現地を紹介してもらえる機会を作れました。

 

旅行に加えて、大学卒業後に海外就職をしたく、その一環としてシンガポールに観てみたかった旨がありました。

 

当時の印象としては「ハイテクでコンパクトな街」でした。実際にそれを経緯にシンガポールに移住を試みて、結果として3年ほど滞在をしました。もちろん、住んでみるとその印象はガラリと変わりましたが、当時はかなりの驚きを感じました(笑)。

 

そういったこともあり、今回はシンガポール滞在者目線からおすすめスポットを紹介していきます。

 

というのも、実際にシンガポールに関心を持ってい友人たちと話をして思ったことがありました。先述の有名どころを把握しているけれど、それ以外の穴場で良いスポットはあまり知られていないことです。

① Sentosa Cove(セントーサ コーブ)

セントーサは王道なビーチエリアですが、その中にあるセントーサ コーブは島内の東に位置してる高級住宅街です。現地の欧米人に人気なエリアとなり、港に囲まれた空間の良い雰囲気のエリアです。

 

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また、プライベートヨットを保有している住民も多くて、個人的に世界観が面白いエリアだと思います。

 

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おすすめのルートしては、セントーサビーチとセントーサコーブをセットで観ることです。セントーサビーチから無料バスも出ているため、アクセスは簡単です。

 

シンガポールの友人で、定期的にこのセントーサコーブに行き、レストランでゆっくりランチを好んでる人もいます。というのも、シンガポールでは週末になると、基本的にどこも混んでいるからです。

 

②Katong(カトン)

シンガポール東部に位置するカトン地区は、おしゃれなカフェやレストランが多いエリア。このエリアは現地の人たちからも人気であり、高級住宅街となります。

 

カトンといえば「鮮やかな色な装飾のプラナカン建築」が特徴的で、インスタ映えスポットとなっており、多くの観光客は写真を撮っています。

 

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プラナカンとは、東南アジアに移住した中国人と現地のマレー女性による子孫を指します。15世紀後半にプラナカンは、中国やマレー調を融合し生み出した華やかなプラナカン文化を構築しました。

 

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このエリアはおしゃれなレストランやカフェだけでなく、プラナカンスタイルの民族衣装、日常品を販売するお土産やもあります。カフェでゆっくりするのが好きな方やユニークなお土産を買って帰りたい方に特におすすめです。

 

③ Paris Park(パシリスパーク)

シンガポールの北西(チャンギ空港から近い)に位置するパシリスパークは、自然豊かで多くの野鳥や生物体を観られるスポットです。以前訪れた時は、鶏や猿を見かけました。

 

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私の日本人の先輩は、週末にかけてさまざまな野鳥のバードウッチングをしに、自転車で走りることが趣味と言っていました。

 

この公園では海岸線沿いにあり、夕方に行き夕焼けを見ながら散歩するのがおすすめです。この公園と類似したEast coat park(イーストコートパーク)がありますが、大きな違いは人が少なくのんびりしている点です。

 

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余談ですが、私はこのパシリス地区に2年ほど(2020年半ばから22年半ばまで)滞在しまして、このエリアを選んだ理由は比較的静かで自然があるからです。シンガポールの中心地は忙しく、家賃が高いので住みにくさを感じていました。

 

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また、最近はパシリスでも不動産価格が高騰していたものの、当時のコンドミニアムの家賃はそこまで高くなかったです。

 

当時のコンドミニアムは2LDKで2,200ドルほどでした。ただすでに私がこのコンド離れた際には、同じ部屋が2倍ほど(約4,500ドル)で取引されていました。

 

④ Forth canning park (フォート・カニング・パーク)

シンガポールの中では珍しく400年以上の歴史がある公園として知られているフォート・カニング・パーク。19世紀に英国の植民地となった際には、敷地内の見晴らしの良さから軍の司令塔が配置されていました。

 

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歴史が感じられる建造物や噴水や綺麗な花々があり、街中にあるのにも関わらず約18haのもの敷地内があります。

 

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この公園はシンガポールで有名な国立大学であるSMU(シンガポール・マネージメント大学)の近隣にあり、このキャンパスも広々として見応えがあります。

 

ここでは詳しい詳細は割愛しますが、SMUとセットとしてフォート・カニング・パークを観ると良いでしょう。

 

⑤ Sakura 2024 at Garden by the bay(ガーデンバイザベイのサクライベント)

シンガポールの観光名所として有名なガーデンバイザベイでは、年間さまざまなイベントが開催されています。その中でおすすめのものは、毎年3月下旬から4月下旬に開催されるサクライベントです。

 

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こちらの桜は日本から輸入されており、桜で飾られたドームを観ることができます。海外にいるとあまり桜を観る機会が少ないと思いまして、特に海外在住者向きのイベントです。

⑥ Suntec City(セラングーンガーデン)

サンテックシティはシンガポールの中心部にあるモールや展示場を含む複合施設です。見た目は立派で大きなショッピングモールであり、多くのシンガポール人は週末にここでショッピングやダイニングをしています。

 

一方で22,000平方メートルを超える展示スペースがあり、日本旅行のPRやコスプレイベントさまざまものが開催されています。

 

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特にコスプレイベントでは、多くの若いシンガポール人が参加しており、日本文化の浸透具合がうかがえました。

 

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旅行先として人気のある東南アジア。東南アジアは日本からもいきやすい距離にあり、まだ比較的物価も安いのでお手頃感も残っています。

 

まず、私が東南アジアに関心も持ったきっかけを簡単に紹介します。自身は2017年から19年末までオーストラリアにあるジェイムズクック大学(JCU)に通っていて、最終学年時に多くのシンガポール人が交換留学生として来ていました。

 

その背景として、JCUはシンガポールにもキャンパスがあり、交換留学先としてオーストラリアのキャンパスも含まれていました。

 

また、シンガポール人はオーストラリアに関心が高い人が多いというのも理由です。

実際に私も3年ほどシンガポールに滞在しました。やはりオーストラリアならではの「のびのびした環境や綺麗な広大な自然」が魅力的に映るのでしょう。というのも、シンガポールは約720㎢(東京23区とほぼ同じ面積)ほどのサイズで、広大な自然と言えるほどのものが少ないからです。

 

JCUで初めてシンガポール人と話す機会があり、シンガポールのことについて知れるきっかけとなりました。その時期はちょうど卒業年度ということもあり、卒業前にどこか旅行に行きたいと考えていました。

 

そのことをシンガポール人の友達に伝えてみると、すんなりシンガポールに来たら案内するよと返答してくれました。そして、2019年末に一人でシンガポールに行って友人数人に現地を案内してもらうことになりました。

 

シンガポール旅行時に感じたことは、「インフラの利便性の高さ、英語が通じるコミュニケーションのしやすさ」を心惹かれ移住を決めました。

 

その旅行自体もきっかけがあったからこそすぐに実行できたし、きっかけが強ければ強いほど動機にもなります。

 

今回は自身の経験を交えて東南アジアの旅行先としておすすめの都市を紹介しようと思います。また、信ぴょう性を高めたいので、自身が訪れたことがある都市のみに絞り、良かっててんとその要因を深掘りしていきます。

 

もともと海外に住んでみたいなと考えている方にも向けて、旅行時にみておいたほうがいいポイントも触れます。

 

東南アジア旅行おすすめ4選

① シンガポール

東南アジア旅行として外せないのがシンガポール。

 

まずチャンギ空港に着いたら、ジュエル(Jewel)にあるショッピングモールや植物園を観ると良いです。空港にこれだけのエンタメ要素があるところは数少ないし、移動の疲れが吹き飛ぶくらい充実して楽しめる施設となっています。

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定番の場所といえばマーライオン、マリーナベイ・ザンズ、ガーデン・バイ・ザ・ベイとなります。ライトアップもあることがあり、夜の方が景色が綺麗です。また、例年4月ガーデン・バイ・ザ・ベイには、サクライベントが行われています。この桜は日本から仕入れられたものなので、本物の桜となります。

 

そして、自然でゆっくりしたいならセントーサ コーブ(Sentosa Cove)がおすすめです。セントーサは王道なビーチエリアですが、その中にあるセントーサ コーブは、現地の欧米人に人気なエリアでいわゆる高級住宅街です。

 

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また、プライベートヨットを保有している住民も多くて、個人的に世界観が面白いエリアだと思います。もちろん、セントーサのビーチもいいのですが、こちらの方が静かでのびのびしやすく、ローカル寄り(地元民向け)の旅行先として認識されています。

 

② クアラルンプール

マレーシアの首都であるクアラルンプール(KL)は、コストパフォーマンスが良い都市です。シンガポールから飛行機で1時間ほどの距離にありインフラも発展しているけれど、物価は3分の1ほどです。

 

また、マレーシアの第2の都市と言われているジョホールバルと比べても、KLの方が格段に発展している印象です。

 

KLの繁華街としてはブキ・ビンタン周辺のパビリオンが活気があります。夜景を楽しむなら、ペトロナス・ツインタワーの展望デッキやその周辺を探索するのが良いです。

 

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観光地ではないですが、個人的に良かったエリアは北西に位置するモントキアラです。ここは高級住宅地として知られるエリアであり、おしゃれなショッピングモールであるパブリカがあります。

 

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ここはクアラルンプールに移住を検討されている方におすすめな渡航先となります。

補足として、将来の移住先を探す程で旅行をする際は、観光地よりもローカル(ここでいうとマレーシア人)と在住日本人に人気のあるエリアを観ると良いでしょう。

 

③ バンコク

現在急速に発展しているタイのバンコク。街にも勢いがあって、王制の国のため比較的マーケットも安定している点が特徴です。バンコクは車の利用が浸透してきており、最近は運転マナーなども改善されています。また、観光の中心地にはBTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)が発展しているため、海外旅行に慣れていない方でも旅行しやすいです。

 

バンコクの3大寺院であるワット・アルン、ワット・ポー 、エメラル寺院は外せない渡航先です。寺院にそこまで強い関心はない方でも、一度ならこれらを観る価値があると思います。

 

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また、バンコクのローカルは観光客や外国人慣れしている傾向が強く、フレンドリーな人が多いです。個人的には観光地にフレンドリーな街としてバンコクが上位になると感じています。

④ ハノイ

ベトナムの首都であるハノイは発展している街でありながら、ベトナムの歴史歴な建造物を残している街です。有名どころとして、ホーチミン郎、タンロン城跡、ハノイ大教会などが挙げられます。

 

インフラおいては、(現在調整中)MRTは機能していなく不便ではあるけど、Grabなどの配車アプリ(バイクやタクシー)が発展しています。こちらを利用するとスムーズな移動ができます。

 

ハノイの観光地として有名なところは、ホアンキエム湖がある旧市街です。ここには多くのレストランや雑貨屋などがあり、英語が通じやすいエリアとなります。

 

ちなみに、私が好きなスポットは大きな湖で囲まれたホータイ(Ho Tay)というエリアで、欧米人の住居先としても人気があります。多くの若いカップルがここで夜景が綺麗を楽しみながらドライブをしています。

 

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また、ハノイ市内には海や山などの自然が少ないですが、自然が感じれられるおすすめのところはSixdong Cafe & Campingです。

 

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ここはカフェでありながら、BBQやキャンプ(泊まることも可能)を楽しめる場所となります。自然の中で静かで落ち着いた環境であり、旅行の思い出作りにも適しています。

ベトナムのハノイに住み始めて約6ヶ月ほどが経過しました。これまで私はオーストラリアとシンガポールに滞在しましたが、ベトナムの方がより濃い時間でした。

 

これは途上国ならではのトラブルや問題がある一方で、刺激や楽しさがあるなど、さまざまなことが短いうちに起こったと感じています。現時点の結論としては、ベトナムはマーケット的にも面白くて成長感がある国です。

 

実際に今まで住んだ国でもっとも日本人に対してフレンドリーな人たちが多いなと感じました。というのもベトナム国内の日本語学習者が多く、日本に対しても親近感を感じている若者が一定数いるからです。

 

ベトナムでの日本語学習者の総数は16万9582人となっていて、世界でも6番目に多い人数となっている。

 

2021年度 海外日本語教育機関調査|国際交流基金

 

2022年末時点での在日外国人の総数
(1)中国 76万1563人(+4万4957人)
(2)ベトナム 48万9312人(+5万6378人)
(3)韓国 41万1312人(+1457人)

*カッコ内は対昨年の増減数

 

令和4年末現在における在留外国人数について|出入国在留管理庁

 

しかし、ハノイで見てみると想像していたよりも、住む上で課題も見えてきました。それは「空気汚染、天候不順、日常化した交通渋滞」となります。

 

初めにお伝えしておきますが、ここでのハノイについての言及は一個人の味方にすぎません。

 

実際にハノイに住んでみるんで見て、過去数年で空気汚染が深刻化しており、街中を歩くときやバイクに乗る時はマスクが必要になります。主に冬季は日中曇っていることが多く、晴れの日が少ない印象です。

 

また、平日のラッシュアワー時を中心に交通渋滞が日常化していて、道路から歩道にバイクで移動する人がいるくらい混み合っています。

 

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これは外国人のみならず、現地人も同じように感じており、社会課題となります。

 

ちなみに、もう一つのベトナムの大都市といえば、ホーチミン市になります。(ハノイよりも状況は良いようですが)ホーチミン市でも空気汚染が深刻であり、交通渋滞も日常化しています。ただ、こちらの天候は常夏で、快晴の日が多いため、過ごしやすい環境です。

 

余談となりますが、ベトナムの地方であるとこのような課題はなく、自然豊かで空気も綺麗です。私はまだ訪れたことがないですが、多くのベトナム人は住みやすさい都市として中部のダナンをおすすめしてくれました。

 

私はハノイに住み始めて、少しずつ先ほどの課題を感じ始めて、ストレスを感じるようになりました。最初はあまりこのことを口にせずに、順応しようとしていました。次第に気がついたことは、自身に適応できる事柄とそうでないものがあることです。

 

例えば、私は二輪バイクを運転することに対して、もともと抵抗がなく、ベトナムの道路でも難なく適応できました。もちろん、渋滞の道路で長らく立ち往生することは別として(笑)。

 

しかし、自身にとって空気汚染や天候不順はどうしても適応が難しかったです。というのも直近3年ほどはシンガポールに滞在していたこともあり、年中晴れる環境にいたことも影響しています。

 
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もともと私は本音で話すことを重要視していたため、そういったことも周りに話してみることにしました。もちろん、社会課題に対して何か変革をもたらすことは簡単ではないので、何かしたいというわけではないです。

 

そうすると面白いことに、意外と多くのベトナム人も同じことにストレスを感じていることが分かりました。

 

その中のベトナム人女性の友人にそれを共有すると、「ベトナムではもっと住みやすいところがあります。今度試しに自分の田舎にある故郷に遊びに行かないか」と誘いをもらいました。

 

その友人は大学卒業後にハノイに働きにきているけど、特有の環境(空気汚染や騒音)にどうしても馴染めていなかったそうです。また、これまでその課題を打ち明けられる機会が少なく、胸の内を共有できたと喜んでいました。

 

周りに心の声を共有することで、それに共感してくれるかどうかが初めてわかると改めて実感しました。

 

私の理想としては、日本か海外に関わらず自身の住みたい場所に住んで自由度の高い生活をすることでした。そのため、ベトナム国内の色々なところに観にいき、視座を広げにいこうと思ったきっかけになりました。

 

正直なところ、ハノイは多くの歴史のある街で景観も綺麗な街だと感じています。ただ、ずっとここに住みべきかという問いについては、どこか違和感を感じていました。今回の例を通して自身の中で感じたことや問題点などは、周りに共有してみる異ことで、次に取るべき行動が見えてくると実感しました。

急速に発展しているベトナムのスマートシティー。ベトナムにはまだ発展途上国というイメージが残っています。実はベトナム国内では現在100以上のスマートシティ開発プロジェクトが計画されているほど「スマートシティ化」が進んでいます。

 

スマートシティとは、IoTやAIなどの先端技術を活用することでインフラを効率化して、生活やサービスの質を向上させた都市を指します。

 

先日、ハノイ市内からフンイエン省にある現在大規模な開発土地である「Ocean City(オーシャンシティ)」に行ってきました。

 

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こちらは、Vingroup(ビングループ)子会社で住宅開発最大手のVinhomes(ビンホームズ)が手掛ける大型都市プロジェクト(1200haの広大な用地を使用)が運営しています。

 

また、その敷地内にある北部最大規模の娯楽商業施設「Mega Grand World Hanoi(メガ・グランドワールド・ハノイ)」も観てきました。

 

一言で感想を表すと、活気があってベトナム特有の成長感を感じられる空間でした。

このプロジェクト自体現在進行中のものであり、多くのお店、住宅街が建築中でした。これだけ広大な土地に数多くの不動産が建築中、という状態を観られることが新鮮でした(笑)。

 

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このオーシャンシティはハノイ郊外にあり、立地的には不便なところにあります。ただ、この街にあるメガ・グランドワールド・ハノイは、想像よりも多くの人で賑わっており、活気があり雰囲気も良かったです。

 

実際にベトナム料理や韓国料理を中心としたレストランが数多くあり、街並みも西洋風でキレイでした。

 

この施設はハノイ郊外の地方にもあるにも関わらず、多くの人を集めることができていることは、どこか不思議でした。

 

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このフンイエン省には、イオンモールはあるものの、ハノイ市内と比べて商業施設やエンタメが少ないです。こういった大型の商業施設があれば、その分ニーズが高いのかもしれません。

 

ちなみに、このプロジェクトに携わるVingroup(ビングループ)の子会社であるVinFast(ビンファースト)は、電気自動車(EV)や電気バイクを手がける会社です。この敷地内には、EV用の充電スポットも数多くありました。

 

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個人的には、ベトナム国内にEVや電気バイクが使用されつつあるのと、特にこの立地を活用することは効果があると思います。

 

まず、過去数年でハノイ市内(もしくはホーチミン市など大都市)では空気汚染が深刻化しています。ただ、ハノイ市郊外に行けばこの問題が深刻化おらず、空気が綺麗なところもたくさんあります。

 

このオーシャンシティが位置するフンイエン省でも、比較的空気は良くて、且つそこにEVや電気バイクを推進する街づくりはエコフレンドリーな施策です。

 

今回はオーシャンシティを題材にしてベトナムのスマートシティ化について、深掘りをしました。また、ハノイには、Vinhomes Metropolis、Vinhomes Gardenia、Vinhomes Ocean Park、Vinhomes Smart Cityなど多数のプロジェクトもあります。

 

正直なところ、ハノイを例に見てもまだ発展途上国であり、日本と比べてインフラも発展しきれていません。しかし、ビングループが手掛けるスマートシティなど先進的な取り組みを見ると、今後の変化が楽しみになります。

外国語学習において初めにどの言語を選ぶうえで、自身がどの言語が得意かやその先の展望(ビジョン)を持つことが重要です。

 

初めての語学学習では、なかなか先を見据えてどの語学を勉強するかを選ぶのは難しいでしょう。例えば、単に海外で英語が役立ちそう、多くの人が韓国語を勉強しているから勉強してみるなど。

 

これらは全然問題はないのですが、ある程度その語学を勉強するうえで、どんなことに繋げたいかなど、ビジョンを持つことが大事です。これは私が2つ目の外国語学習であるベトナム語の勉強をした際に、分かったことです。

 

ちなみに、1つ目の外国語は英語でして、その時は海外大学を目指す上で英語以外は検討する余地がないといった理由でした。そのため、特に語学学習について深掘りすることはしていなかったです。

 

結果として自身は英語に向いていたため、英語習得のプロセスはスムーズに進みました。

 

具体的に初めにオーストラリアのシドニーに1年間の語学留学をした後に、タウンビルにあるジェイムズクック大学に入学をして、3年間で卒業しました。もし私がその過程で英語に向いていなかったとしたら、(英語圏)海外大学に入学すら諦めていたでしょう。

 

1.自身に向いている外国語を選択する

海外大学であると、まず英語圏の大学と連想されがちです。ただ、海外大学はインドネシア、ベトナムやフィリピン語などさまざまな言語で学べるオプションがあることを理解することは大事です。

 

もちろん、初めからどの種類の言語(漢字文化圏の言語やアルファベットの言語など)が向いているかは分からないのです。とりあえずいくつかの言語を勉強してみて、感覚を確かめてみることをオススメします。

 

一度外国語を習得したら、似ている言語がかんたんに感じれます。個人的に英語学習をした後に、ベトナム語の習得はスムーズに感じました。

 

とはいえ、一般的にベトナム語の発音が難しくて習得しにくいと言われています。実際に声調(6つの高低のパターン)があり、1つ発音の上がり下がりが異なるだけで、意味が大きく変わることがあります。

 

ベトナム語学習においてここが山場と言えるくらい、音の聞き分けが難しく、ある程度の慣れが必要です。

 

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しかし、個人的に英語ベースで考えるとベトナム語の習得はそこまででもないです。

前提として、両者の言語においてアルファベットが共通しています。ベトナムの方が発音記号の付け方が難しいですが、(個人的な感覚ですが)アルファベットに慣れていればすんなり頭に入ってきやすいのもあります。

 

もう一つの要素は、ベトナム語と英語の語順です。

 

例えば「私はハノイに行きました」という文を表す言い方は下記となります。
ベトナム語: Tôi đã đến Hà Nội
英語:I went to Hanoi

 

私は(主語:Subject)ハノイに(目的語:Object)行きました(動詞:Verb)となります。つまりSVOの形が同じで、両言語の語順はおおむね同一です。

 

しかし、日本語のみで考えてしまうとどうしても語順が異なるため、英語ベースで意味を理解する習慣作りをしています。

 

2.習慣と紐付けた勉強法を見つけ出す

語学学習の習得では習慣作りと密接に結びついています。特に自身がその言語が公用語の国にいるときは尚更です。

 

先ほどの事例であると、ベトナム語と関連のある習慣をいかにベトナムで作っていくかです。個人的に注目したのは、日本とベトナムにおける強い関係性です。

 

ベトナムでの日本語学習者の総数は16万9582人となっていて、世界でも6番目に多い人数となっている。

 

2021年度 海外日本語教育機関調査|国際交流基金

 

 

2022年末時点での在日外国人の総数
(1)中国 76万1563人(+4万4957人)
(2)ベトナム 48万9312人(+5万6378人)
(3)韓国 41万1312人(+1457人)

*カッコ内は対昨年の増減数

 

令和4年末現在における在留外国人数について|出入国在留管理庁


前提として若いベトナム人は、日本に関心を持っている人が多いです。日本語を勉強しているということは、日本への関心が高いといえます。

 

実際にベトナムへ渡航してみると、日本の渡航歴があり、日本人の感覚を共有しやい人が多かったです。

 

自身の得意不得意がミクロレベルであるのに対して、各国のマーケットをもとに観ることはマクロレベルになります。

 

今回の事例はあくまで個人的なものですが、語学学習の視野を広げてみることで、さまざまな勉強法を見出すことが重要です。

 

最近ベトナムの20代のベトナム人の知人と話をしているうちに、海外への意識の高さを感じました。もともとベトナム人の日本語学習者が多いことや日本国内のベトナム人が増加していることは知っていました。

 

ベトナムでの日本語学習者の総数は169,582人となっていて、世界でも6番目に多い人数となっている。

 

2021年度 海外日本語教育機関調査|国際交流基金

 

2022年末時点での在日外国人の総数
(1)中国 76万1563人(+4万4957人)
(2)ベトナム 48万9312人(+5万6378人)
(3)韓国 41万1312人(+1457人)

*カッコ内は対昨年の増減数

 

令和4年末現在における在留外国人数について|出入国在留管理庁

 

日本語のみならず、高い英語力の取得に向けて勉強をしている人もいることが最近感じた発見です。

 

最近話をした20代前半のベトナム人は3人で、いずれもIELTS6.5以上を取得しており、なんと語学留学経験はなし。また、リーディングパートでは7.5以上取得した人もいました。

 

前提としてIELTS(International English Language Testing System)は、米国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、および英国を含む英語圏の国々に留学、就労または移住を希望する人々の英語力を測定する英語試験を指します。

4つの英語スキル(ライティング、リーディング、リスニング、スピーキング)をはかるテストとなっており、技能ごとに1〜9でスコアが示される形となります。

 

以前、私はオーストラリア国内のジェイムズクック大学に通っており、そこでの入学試験では(ライティング、リーディング、リスニング、スピーキング)IELTS6.0が入学条件でした。結果的に達成はできたものの、1年の語学留学を通しても何とかスコアに達した形となっています。

 

そのため、このスコアを留学経験なしで取れることがどれほど凄いことかは分かります。もちろん、その知人たちがベトナム国内ではかなり高い英語力に位置するのは事実です。

もう一つの関連エピソードは、先日私がホーチミン市に旅行時に参加したツアーのことでした。そこには総勢12名ほどおり、その中には10歳の女の子と12歳の男の子が参加していました。

 

外国人である私にも積極的に色々話しかてくれました。自分が同じくらいの歳だった時に、外国人と話すことさえ緊張してできなかったです(笑)。

 

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実際に最近の都市部を中心とした子供たちは海外への意識が高まっているとも聞きました。

 

ベトナム全体から見るとこのような若年層は少ないけれど、「確かな勢いや急速な変化」を感じ取れます。

 

一応補足として、ベトナムではあまり英語が通じなく、特にローカルの市場やレストランに行くとほぼ英語で会話は厳しいのは現実です。

 

世界的な語学学校運営企業のEFエデュケーション・ファーストは、英語を母国語としない国・地域について2023年の「英語能力指数」を計測した。

1位オランダ、2位シンガポール、3位オーストリアの順であり、ベトナム57位、日本は87位に当たる。

 

世界最大の英語能力指数 ランキング|EF

 

以前私が移住したシンガポールでは、ほとんどの人たちが英語を流暢に話せます。この2位というの数字を見ても、個人的には当たり前に見えます。

 

ただ、日本とベトナムを比較してみると、これのみではベトナムの英語力が日本を上回るとは言い難いです。今はそこまで日本と差はなく、むしろ文法や語彙などの知識なら日本人の方がある気がします。

 

ただ個人的に日本とベトナムで大きく異なる点は、海外に対する意識と熱量の違いです。

 

先ほどの若いベトナム人たちの海外に対する意識が高いことがもっとも関心したことです。例えば、これから海外の大学院への進学、海外就職をしてお金を稼ぐなどです。海外で色々な経験をしたいという熱量を感じました。

 

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メディア記事などニュースなどでは見えてきにくい点でもある「海外意識の高さや熱量」。ここは体感的な部分なので統計上では表せないのも難点でしょう。  

ただ私も海外大学や海外就職を一通りしてきた身としては、センスよりも熱量が大事だと思います。もちろん、それ以上のレベルである海外起業やその国のトップ企業に行くのは別とします。

 

一般的な海外進学や海外就職であると、意識の高さや熱量があることが大きなアドバンテージだからです。

 

海外に住むとやはり日本人とのネットワークづくりが、あらゆる面で重要になります。その一環で先月ハノイで北海道在住者の集いの会である北海道同人会に参加しました。

 

イベント当日は幹事の方が本帰国されるため、いつもより大人数である30名以上の方が来られていました。以前私は3年ほど滞在していたシンガポールでは、グループ名が異なるものの、同じコンセプトの道産子会に参加しました。

 

日本在住者が多い場所というと東京をイメージしがちです。しかし、なぜかシンガポールとベトナムと共に北海道関係のグループサイズが大きいのが不思議です。

 

また、個人的に面白いなと思った両国におけることは、(体感的な部分も含め)ベトナム国内にいる日本人の年齢の方がやや上なことです。ベトナムと言えば長らく駐在員が来る場所として、認識されている部分がありました。

 

一方でシンガポールであると、20代の現地採用、交換留学生なども多くいます。特に2023年よりコロナウイルスが終息して、その層が多くシンガポールに移住した印象です。

 

つまり、各東南アジアによって、住んでいる日本人の層も異なるということです。

話戻すこと、そのハノイのイベントでもは、5年から10年以上のベトナム在住歴のある方たちもいました。

 

そこである方に「細かいことをスルーできるようになれば、ベトナムはすごく住みやすいところだよ」と言われました。

 

細かいこととは、日本とベトナムで大きく違う習慣・環境を指しています。一般的なものでは、「人との距離感、交通渋滞、コミュニケーションのスタイル」などです。もちろん、人によって何が気になるかは異なりますが、一般的にも各国によって普遍的なものは異なります。

 

人との距離感を例に挙げてみると、ベトナムでは日本よりもパーソナルスペースの距離が近いです。知らない人同士の距離も近く外の屋台とかでも、(他のお客さんが)なぜこの近距離に座ってくるのかと思うこともあります。

 

(特に女性)日本人が初めてベトナムに住むと、「人との距離が近すぎる」と共通して言っているくらいです。

 

個人的にはこの要因はあまり気にならず、むしろフレンドリーで気さくだとすら感じました。ただ、人によってはストレスや不快感を感じることもあるでしょう。

 

もう一つだけ例を交えると、個人的にストレスに感じたのはベトナムの「交通渋滞」です。特に朝や夕方のラッシュアワー時に二輪バイクで移動する際、多くの二輪バイクで前が詰まり缶詰状態。

 

この問題はハノイのみならず、タイのバンコクやインドネシアのジャカルタなど他の東南アジア諸国でも共通です。

 

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先ほどの方曰く、そのようなこと(細かいこと)を気にならないようにできると、ベトナムは住みやすいということです。実際に自身の場合、ベトナム滞在の初めの3ヶ月くらいは楽しさ・充実感よりもストレスが上回っていました。

 

しかし、4ヶ月ほど経過したタイミングで、少しずつ免疫が高まってきました。あと交通渋滞について、いくら考えてもそもそも出来ることはそんなにないことも悟りました。

 

次第に細いことよりも、その土地での面白いことに目が行くようになりました。具体的には、「ベトナムマーケットの面白さとベトナムならではの交友関係の構築のしやすさ」です。

 

前提として、私はベトナム人の日本に対する興味関心の高さに面白みを感じています。

 

 

ベトナムでの日本語学習者の総数は169,582人となっていて、世界でも6番目に多い人数となっている。

 

2021年度 海外日本語教育機関調査|国際交流基金

 

2022年末時点での在日外国人の総数
(1)中国 76万1563人(+4万4957人)
(2)ベトナム 48万9312人(+5万6378人)
(3)韓国 41万1312人(+1457人)
*カッコ内は対昨年の増減数

 

令和4年末現在における在留外国人数について|出入国在留管理庁

 

1つ目のベトナムマーケットの面白さとは、日本とベトナムの良好な関係性に基づいています。特に今年は日越外交関係樹立50周年ということもあり、ハノイでもさまざまなイベントが開催されていました。

 

 

 

近日のものであると11月18日、19日の2日間に渡りハノイで「KANAGAWA Festival」。日本人とベトナム人を含むアーティストが歌やダンスを披露されており、多くの来場者に溢れ会場も盛り上がっていました。

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加えて、最近の特徴としては、日本のインフルエンサーの方もベトナムでイベントを開催しています。

 

別のイベントでは、私の(ベトナム人の)知人は、ホーチミン市で開かれたトークイベントで「深田えいみさん」の通訳(ベトナム語から日本語)を行なっていました。

 

今後ベトナムで日本の著名人、インフルエンサーとの関わりが増えれば、ベトナム語を話せる日本人の需要も高まるでしょう。個人的にこのような両国をつなぐマーケティングイベントに興味があり、ベトナムのマーケットに面白さがあると感じています。

 

次は「ベトナムならではの交友関係の構築のしやすさ」についてです。私はこれまでオーストラリアに4年ほど、シンガポールに3年滞在しました。今回のベトナムでは、その中で最も交友関係を広げやすい場所だと感じています。

 

もちろん、同じ東南アジアであるシンガポールでも、交友関係を広げやすく、シンガポール人における日本への認知度合いや関心も高かったです。

 

しかし、交友関係でベトナムと大きく異なる点は「シンガポールはビジネスパーソンと交友を広げやすく、ベトナムはラフな友人・知人と知り合いやすい」です。

 

ベトナムでは日本に憧れを持った人たちが多く、日本人というだけで親しくなりたく思っているベトナム人も多くいます。なので、ラフに出かけたり話せる人を見つけるという点では、ベトナムの方が簡単です。

体感的な部分もありますが、東南アジアといってもその場所によって、どういった人的ネットワークを築きやすいかが異なります。

 

各国によって問題や課題がある一方で、さまざまなチャンスもあります。当たり前の話ですが、先日参加した会のメンバーのある一言でそのようなことを考えてみました。

 

ハノイに住み始めて4ヶ月が経過しました。生活にも慣れてきて、これからベトナム国内の旅行や人との交流を増やしていきたいです。

 

11月18日、19日の2日間に渡りハノイでKANAGAWA Festivalが開催されており、日本人とベトナム人を含むアーティストが歌やダンスを披露していました。

 

個人的にこのような日本とベトナム間のイベントに興味があり、また参加してみたいです。

 

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ところで、なぜか11月に入り下記のようなさまざまなトラブルが続出しました。

 

1.ATMで現金を引き出そうとしたら、カードが機械から取り出せなくなる
2.二輪バイクの運転の際にハノイで警察に罰金をもらう
3.(深夜)アパートの帰宅時に正面玄関のロックが壊れていて、中に入れなくなる

 

もちろん、ベトナムなど途上国で起こりやすいトラブルかもしれません。シンガポールには3年ほど滞在したけれど、この種のトラブルはなかったからです。

 

今回は上記の1について事情を説明していきます。まず、ハノイ市内でATMを使おうとしたら、クレジットカードがATMから引き出せなくなりました。急いで担当者に確認をしたものの、明確な返答がなく、ただ市内のとある支店に確認してくれのみ。

 

どうすれば良いかわからず、このまま放置してしまうと誰かにカードが渡ってしまうリスクもありました。

 

平日のみしか支店は空いていないので、時間を見つけて支店に行ってみることにしました。すると、その銀行の支店ではATMに詰まったカードを回収しており、すんなりカードを回収できました。

 

今回は何とかなったけれど、やはり今後のために何かしないと思い、ベトナムにおける別の銀行で新規の口座開設(TP BankとTechom bank)をしました。これはシンガポール滞在時の経験によるものが影響しています。

 

シンガポールでは、国内決済でローカル銀行によって、決済が可能なものとそうではないものがありました。実際に(特に金融系)シンガポールのサービス決済が上手くいかず、滞ったことも何度かありました。

 

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結果的にシンガポール滞在時は、大手ローカル銀行(UOB、DBC、OCBC)すべて開設したことで、決済トラブルが減りました。

 

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トラブル解決の糸口となる「粘り強さの重要性」
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一般的に海外生活をしていく上で、粘り強さが重要だなと再確認しました。別にセンスやスキルは関係なく、課題解決に向けて試行錯誤するプロセスを繰り返せるかだけだと思います。

 

私自身、特に秀でたセンスもなく平均的な人間でしたが、(少しは)粘り強さはある方かと思います。正確に言えば、これについて自覚はなかったものの、周りの人から何度か「粘り強さ」はあるだね、と言われて腑に落ちた次第です。

 

以前私はオーストラリア国内にあるジェイムズクック大学(JCU)に通っていましたが、入学当初の英語力ではネイティブと英語でコミュニケーションを取れるレベルには到達できていなかったです。

 

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ただ、粘り強く語学学習と大学の課題などのタスクについてトライアンドエラー(PDCA)を回せた方でした。その結果、大学生活3年目に入るときには、ネイティブとのコミュニケーションや大学のタスクをこなせる自信がついてきました。

 

最近多発したトラブルをきっかけに、ビジネス、仕事、生活、恋愛などさまざまな面で重要になる粘り強さが必要だなと再確認しました。

 

時間は経過しても全然結果がついてこないことはよくあるでしょう。例えば、とりあえず会社に出勤して、定時に自宅に帰るのもその一つです。

 

個人的に、周りからのプレッシャー、何らかの自身のモチベーションがなどがないと、グダグダになりがちです。私の場合、特に20年からのコロナ禍で家で過ごす時間が多くなりました。外からのプレッシャーと人との関わりが減ったこともあり、毎日グダグダの日々が続いたことがありました。

 

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語学や仕事などどんなことであれ、やると決めても結果が出るまでやり続けるという意識が必要だと思います。つまり、形(数値など)なるまで、継続することが重要です。


さて、直近の私の取り組みは、ベトナム語学習です。

 

以前私が勉強した外国語は、英語でした。当時、大半の英語勉強は一人でコツコツ単語を覚えて、(留学時に)外で英語を使うルーティンでした。それは王道のやり方であり、正しいやり方であることは間違いないです。

 

ポイントとして、最終的にそれなりの結果にはなったものの、「早く結果を出せるために出来たことがあった」と思ったことです。

 

色々な要素が挙げられるが、当時見落としていたものは「周囲を巻き込み目標を達成しようとすること」でした。
 
今回の事例に当てはめると、自分がベトナム語を勉強してることを周りに伝えて、協力者を集めることを指します。つまり、ベトナム語の勉強を手助けしてくれる人を見つけ、その人たちに自分のゴールを伝えて結果までのプロセスを効率化することです。

 

前提として、どこかの学校でベトナム語のレッスンを受けることも重要です。現に私もハノイでベトナム語のレッスンを受けています。しかし、個人的にそれだけだと短期間で結果を出すという意味では、十分でないと感じています。
 
ベトナムならではのチャンスと見ていることは、ベトナム語における日本語学習者の数です。

 

ベトナムでの日本語学習者の総数は169,582人となっていて、世界でも6番目に多い人数となっている。

       2021年度 海外日本語教育機関調査|国際交流基金


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ベトナム語と日本語学習における相手と自分のニーズがマッチ度━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ベトナムにおける日本語学習者の総数が多いことから、語学市場において日本人でベトナム語を勉強している人の需要があります。日本人でベトナム語を勉強している人は少ないけれど、ベトナム人で日本語を勉強している人が多いためです。

 

それ以外の理由もあり、シンプルに日本に関心が高くて、日本語が話せる人と話してみたいからです。これまで私はシンガポールやオーストラリアに移住した際に、日本に関心が高い人の方が交流しやすかった背景が関係しています。

 

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実際に同世代(20代)のベトナム人の日本語学習者と話してみたら、日本への勤務歴や留学歴がある人が多かったです。中には日本語もペラペラな人がおり、コミュニケーションが取りやすかったです。ベトナム語の勉強も手伝ってくれる人もおり、予想通りの展開でした。

 

注意してほしいことは、お互い興味のある国や話がある前提だからこそ、関係が成り立つことです。お互いやり取りをしていて楽しいかも根幹にある重要なことだからです。そうでなければ、金銭や何かしらのインセンティブがないと関係が成り立たないので。

 

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周りを巻き込んだ方が早く結果を出せるのでは
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次に、周りの人にも自分の目標やゴールを伝えた方が、自分に鼓舞ができると考えました。

 

具体的には、SNS(Facebook)で自分がベトナム語を勉強していることを伝えつつ、日常会話の取得を目指している旨を投稿することです。

 

もう一つは、ベトナム語の勉強を手伝ってくれるベトナム人の友人に、今課題と感じているベトナム語の勉強内容(発音)を共有して、アドバイスをもらうことです。

 

同様に注意点として、こちらが一方的に何かを教えてもらうだけであると関係が成立しにくいです。そのうえ、こちらが相手が手助けしてくれてもいいと思えるように、こちらが情報提供することも不可欠です。

 

また、どうしても一人で語学を勉強するよりも、客観的にその語学をできる人から見てもらった方が効率的なのが土台となっています。

 

今回は日本語や日本のマーケットに関心がある人が対象のため、こちらも関連の情報を教える必要があります。自身と相手側のゴールが似ていて、お互いサポートし合えるものが良いでしょう。双方のゴール達成を早められる上でも、周囲と協力して効率化できるものは取り入れるべきでしょう。

 

今回の事例はベトナム語学習ですが、この項目は何であるかは重要ではないです。正直なところ、私の中で語学学習の重要度はトップではないです(笑)。

 

今後別の分野で取り組む時も、周囲を巻き込んだ方が成果が出やすい場合は、それを取り入れていくなど、経験を応用していくことがより大切なのではと思います。

先日から私はベトナム語学習に本腰をあげることになり、語学学習をした先の世界観について考察してみました。今回のベトナム語学習は、私にとって2つ目の外国語学習となります。

 

1つ目は、私が19歳の時にオーストラリアのシドニーに英語学習をした時でした。その頃のゴールは、オーストラリア国内の大学に入学するための英語力をつけることでした。

 

その先のことはあまり考えず、海外で長期的な生活や働ければ良いかなと思っていました。ボヤッとしたもので、特にこの仕事に活かしたなど具体性はなかったです。

 

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おそらく大体の人はそのような動機で語学学習を始めるかと思います。

 

けれど、不思議なことに年齢が上がるにつれてより具体的な動機がないと、本腰をあげられない人が増えてきます。

 

前提として、10代の時は多くの時間を語学学習に時間を割けても、社会人になるとその時間が減っていきます。なので、その言語を勉強した時のメリットがはっきりしていないと動きにくい側面もあるからでしょう。

 

巷では、「語学学習はゴールではなく、プロセス」という言われ方がされています。私もそれには同感で、語学学習をゴールにしてしまうとそれを活用して何かに繋げにくくなります。

 

個人的に若い人ほど語学学習は単にその言語を習得のみならず、もう一歩先踏み込んでその先を考えてみるをオススメします。

 

なぜこれを見つめ直したかというと、
ベトナム語を勉強するときに、最低半年から1年ほどは勉強にコミットする必要があるのが分かっていたからです。

 

これは初めに勉強した英語学習の経験から推測できたものです。英語学習でも現地についてから一定時間かけて習得でき、その経験からある程度は推測できたからです。

 

そこでまず、英語ができることによって、変化したことを振り返ってみました。

 

仕事
- 新卒でシンガポールのIT会社で働けるチャンスを得た
- シンガポールの保険会社とのスタッフ (Prudential) と金融商品の説明とやり取りを英語でこなせた

生活
- シンガポール滞在時に英語でシンガポール人のグループとの交流を行えた
- シンガポールでの家の契約をスムーズに理解できた

 

 

一度その言語ができるようになると、あまりその恩恵について考えてこなかったです。ただ、そこを深掘りしてみると、意外と英語ができたからこそ次に繋がっていたことに気がつきました。

 

上記のシンガポールで新卒で働くというのも、英語ができたからこそ実現できたものです。

 

ベトナム語に置き換えても、それなりの時間を使うならベトナム語ができることで変わるものは何かと考え始めました。

 

仕事
- 日本のインフルエンサーを中心にベトナムでのイベントが盛んになってきているにで、ベトナム語をマーケティングの仕事で活かしやすい

- ベトナム人にマーケティング事業では、ベトナム語の日常会話ができれば作業がスムーズになる。また、個人でもベトナム人に向けた(ベトナム語での)マーケティング企画がやりやすくなる

生活
- ベトナムに住むならベトナム語ができれば、ミスコミュニケーションが減ってくる(余計なストレスが緩和される)

- ベトナム現地で関われる人の幅が広がり、ネットワーク構築に役立つ

 

個人的にベトナムと日本におけるマーケティング事業に関心があります。例えば、先日ホーチミンでレペゼンフォックス、深田えいみさん、ベトナム君が出演したミュージックイベントが開催されました。


そこで私のベトナム人の友人が、深田えいみさんの(ベトナム語から日本語の)通訳をされていました。

 

一言で言うと、ベトナム市場の成長性や日本における関心の高さを考えると、このような日本のインフルエンサー関連におけるイベントは増えてくると考えています。また、若年層のベトナム人で日本への関心は高く、日本語学習者数も多いです。

 

ベトナムでの日本語学習者の総数は169,582人となっていて、世界でも6番目に多い人数となっている。

 

2021年度 海外日本語教育機関調査|国際交流基金

 

そこで個人でも集客、ローカル向けのPRなどマーケティング事業に携わりたいため、やはり日常会話レベルのベトナム語が必要だと考えました。

 

10代の時の語学学習は生活や就職に役立つことが動機でしたが、20代後半での語学学習は仕事寄りになっていきました。その言語に興味があるなら、個人的にはその動機は何であっても良いかと思います。ただ、理由はともあれ何となくその語学を勉強してしまうと、中途半端なところで辞めてしまいやすくなります。

 

そのうえ、自然と自身がやる気になれる動機を少しでも多く見つけておくことが、中長期的に効果的なのでオススメです。