キミはママ? 24 | 青いたんぽぽ

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腐なので、ご注意ください(笑)

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鳴海先生を男子校に赴任したと仮定しよう
 
……まず間違いなく、襲………危なすぎる……
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚
 
 
 
 
 
「ねぇ、この飾りつけはこれでいいのぉ?」
「相葉さん、曲がってるって!」
「ええ!いいんじゃないの?!」
「あなたの平衡感覚はどうなってるんですか?」
「真っ直ぐじゃん!」
「もっと、右!」
 
「仲良いよね、あの2人」
「そうだね。俺らも仲良いと思うよ?」
「ん?」
「ほら、しょおくん。もうそれいいんじゃない?」
 
「ああー空!!そこをかまうんじゃない!!」
「きゃきゃ」
 
いつも以上に騒がしい俺らの家
 
今日は、空の1歳の誕生日
そして、うちらの結成日
空がここに来るのは運命だったんじゃないかって、そう思えてくる
 
 



空の誕生日とうちらの記念日と一緒にお祝いしようか
 
 
キミの言うことにみんな笑顔で頷いた
 
いつか、空がキミから俺から離れていくかもしれない
 
俺以上にキミはそんな不安を抱えていて
顔には出さなくとも、空を抱きしめているときのキミは
 
幸せと切なさと
 
その気持ちをいつも持っていた
だから、俺はその不安をそれ以上に増やさないようにするしかなくて
キミの言うことに思いっきり頷いた
 
 
「盛大にお祝いする?」
「ううん。うちら5人と空だけでしたい。本当はみんなを呼んですればいいかもしれないけど……」


キミの気持ちは分かったよ
怖いんだよね?
 

「分かった。でも、ここでいっぱい飾り付けて、うちら5人と空の思い出作ろう」






「これでオッケー!!」
「疲れた…」
「お疲れ様」
「翔ちゃん、抱きしめてぇー」
「ダメに決まってんだろ!!」
「ふざけてないで、今度は空を見ててよ」
「リーダー、準備出来てるよ」
「おう」
「しょーちゃん。空の服はこれでいいの?」
「相葉くんに任せるよ」
「空、これでいいな。よし!カッコイイ!」


空の誕生日とうちらの結成日の準備を騒がしく終わらせ、テーブルにかなりの料理が並べられる


みんなも気がついているんだ
キミの気持ちに


だから、キミの言うことは分からなくもなった





オレ、空の本当の母親に会いに行く








つづく