キミはママ? 25 | 青いたんぽぽ

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腐なので、ご注意ください(笑)

常に雑食←

 
 
 
 
わっしょーい……
 
 
しょーさんも一緒だったら……
 
ダメだ…みんなに止められる←
 
 
 
 
 
 
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「ホンキなの?」
 
 
そう聞かれたキミは、笑顔で頷いた
 
「空も1歳になった。本当なら、本当の家族に祝ってもらうのが1番、空にとっていいことなんだと思うんだ。だけどね、やっぱりオレ、空と離れることを思うと苦しいんだ。相葉くんとオレと空でホントの家族になりたい。我儘を言っていることは十分分かってる。母親が戻してほしいと言うなら戻すよ。それが空の幸せなら…でも…でも、もし戻す事をしなくていいのなら…相葉くん、オレと一緒に空を育ててほしい。これからも、みんなとここで暮らしたい」
 
キミはそう言うと俺を見て、みんなを見た
そして、頭を下げる
 
「オレの我儘で相葉くんを、みんなを振り回してごめん。けど、ケジメをつけさせてください」
 
 
少しの沈黙
微動だにしないキミ
 
 
……一人で抱え込まないでって言ったのに
 
 
 
「ねぇ、しょーちゃん」
 
キミは俺の呼びかけに顔を上げた
俺はキミを優しく抱きしめると
 
「その時は、俺も一緒に行くから」
「え?」
「だって、俺は空のパパだよ。一緒に行くのが当たり前じゃない」
「けど…」
 
「俺は、空のパパの前にしょーちゃんの旦那様なの。家族になるならないは分からないけど、しょーちゃんを支えるのは俺だから。空のことは一緒に乗り越えていこう」
 
「相葉くん」
「それに、俺だけじゃない。みんなも一緒にいるんだから。大丈夫!」
 
「相葉ちゃんの言う通りだから」
「しょおくんが決めたこと、俺らは応援するよ」
「相葉さんだけじゃないだから。言ったでしょ、俺らにも頼りなさいって」
 
「ごめん、みんな」
「ああーもぉー!そこはありがとうでしょ」
 
キミの綺麗な顔をくしゃりと歪む
 
「ご…ごめん…」
「だから」
 
俺はキミの瞳から流れる涙を指で掬い
 
「しょーちゃん」
「…」
「ありがとうは?」
 
「ありがとう」
 
キミは俺を見つめて、みんなの方を向いた
 
「みんな、ありがとう」
 
みんなは笑って俺からキミを離すと
 
「翔くんは笑って方が可愛いよ」
「しょおくんは一人じゃないんだから」
「相葉さんじゃなくても、俺がついてます」
 
「だっダメだって!!しょーちゃんは俺の奥さん!!!」
 
 
いつも通りのわちゃわちゃが始まり、そんなうちらを見ていた空が笑ってた
 
 
 
 
つづく