キミはママ? 9 | 青いたんぽぽ

青いたんぽぽ

ぽそぽそと書いてます…
腐なので、ご注意ください(笑)

常に雑食←

 

 

今更なんだけど

 

空は何ヶ月設定なんだろう…

決めよう←

 

 

 

 

 

 

 

 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

 

 

 

 

 

きっと、世の中のパパたちは、このために働いてるんじゃないだろうかって思う

 

収録を早めに終わらせて、急いで部屋に帰れば

ベットに空を寝かせ、キミが空の手を握って眠っていた

 

ヤバい…天使が2人いる

 

抱きしめたい衝動を抑え、水でも飲んで落ち着こうとしたら、テーブルの上には俺の大好物の唐揚げ

 

もしかして、しょーちゃん?!

 

冷蔵庫を開ければ、盛り付けは些か雑だけどサラダがあって

コンロの上には、鍋にお味噌汁

炊飯器には、身体に良さそうな雑穀米が炊かれてて

 

「マジかよ…」

 

料理なんてほとんどしなくて、包丁なんて怖くて持たせられないようなキミが、俺のためにしてくれた

 

ホント、ヤバい

マジでヤバい

 

一気に涙腺崩壊

 

「幸せすぎる…」

 

「何、泣いてんの?」

 

シンクに手をつき、号泣している俺をキミは心配そうに声を掛ける

 

「どうした?仕事でトラブったのか?」

 

そういうとこ、キミらしい

 

俺は泣きすぎて声が出ない

だから、頭を横に振る

 

「え?じゃ、誰かになんか言われたの?」

 

違うって、頭を振る

 

「じゃ、なんで泣いてんの?」

「……んが」

「え?」

「しょーちゃんが俺のためにご飯を作ってくれた!」

「……バカなの?」

「だっだって!しょーちゃんが、初めて俺に作ってくれたんだよ!全然料理なんて出来ないしょーちゃんが!不器用なしょーちゃんが!」

「相葉くん、オレをバカにしてんの?」

「バカになんてしてないよ!俺、すげーしあわせなの!嬉しいの!」

「ああ分かった分かったから。声、でけーよ。空が起きるだろ」

「あ…ごめん」


キミはふふっと笑って、俺の頭を撫でる


「泣くほどなの?」

「うん」

「じゃ、オレ、もっと料理出来るようになるよ。こんなに相葉くんが喜んでくれるならさ」

「うんうん。あっでも、無理しないでね!俺も作った料理をしょーちゃんに食べてもらうの、すげー好きだから」

「オレ、相葉くんの料理も好き。いつもありがとうな。さっ、相葉くんの涙も止まったことだし、食べる?あっでも、食べてきた?」

「食べてない食べてない!」

「そう。じゃ、顔洗ってきなよ。うがいと手洗いもな。準備しておくから」


キミはそう言って俺から離れようとするけど、キミの腕を取り抱きしめた


「おわっ!何?」

「しょーちゃん」

「ん?」


「ありがとう。大好き」


そう言うとキミはふふっと笑って


「オレも」


キミは俺にキスをした







つづく