今更なんだけど
空は何ヶ月設定なんだろう…
決めよう←
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
きっと、世の中のパパたちは、このために働いてるんじゃないだろうかって思う
収録を早めに終わらせて、急いで部屋に帰れば
ベットに空を寝かせ、キミが空の手を握って眠っていた
ヤバい…天使が2人いる
抱きしめたい衝動を抑え、水でも飲んで落ち着こうとしたら、テーブルの上には俺の大好物の唐揚げ
もしかして、しょーちゃん?!
冷蔵庫を開ければ、盛り付けは些か雑だけどサラダがあって
コンロの上には、鍋にお味噌汁
炊飯器には、身体に良さそうな雑穀米が炊かれてて
「マジかよ…」
料理なんてほとんどしなくて、包丁なんて怖くて持たせられないようなキミが、俺のためにしてくれた
ホント、ヤバい
マジでヤバい
一気に涙腺崩壊
「幸せすぎる…」
「何、泣いてんの?」
シンクに手をつき、号泣している俺をキミは心配そうに声を掛ける
「どうした?仕事でトラブったのか?」
そういうとこ、キミらしい
俺は泣きすぎて声が出ない
だから、頭を横に振る
「え?じゃ、誰かになんか言われたの?」
違うって、頭を振る
「じゃ、なんで泣いてんの?」
「……んが」
「え?」
「しょーちゃんが俺のためにご飯を作ってくれた!」
「……バカなの?」
「だっだって!しょーちゃんが、初めて俺に作ってくれたんだよ!全然料理なんて出来ないしょーちゃんが!不器用なしょーちゃんが!」
「相葉くん、オレをバカにしてんの?」
「バカになんてしてないよ!俺、すげーしあわせなの!嬉しいの!」
「ああ分かった分かったから。声、でけーよ。空が起きるだろ」
「あ…ごめん」
キミはふふっと笑って、俺の頭を撫でる
「泣くほどなの?」
「うん」
「じゃ、オレ、もっと料理出来るようになるよ。こんなに相葉くんが喜んでくれるならさ」
「うんうん。あっでも、無理しないでね!俺も作った料理をしょーちゃんに食べてもらうの、すげー好きだから」
「オレ、相葉くんの料理も好き。いつもありがとうな。さっ、相葉くんの涙も止まったことだし、食べる?あっでも、食べてきた?」
「食べてない食べてない!」
「そう。じゃ、顔洗ってきなよ。うがいと手洗いもな。準備しておくから」
キミはそう言って俺から離れようとするけど、キミの腕を取り抱きしめた
「おわっ!何?」
「しょーちゃん」
「ん?」
「ありがとう。大好き」
そう言うとキミはふふっと笑って
「オレも」
キミは俺にキスをした
つづく