『鳥人戦隊ジェットマン』全話視聴感想1:作品全体編 | 小田雅起のブログ『オダリンの○○』

『鳥人戦隊ジェットマン』全話視聴感想1:作品全体編

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東映特撮 YouTube Officialで配信されていたスーパー戦隊シリーズ第15作『鳥人戦隊ジェットマン』全話視聴しました。

 

昨年15周年をむかえたジェットマンは子供の頃に見ていたが内容は全然覚えていません、しかしOP曲の「ジェットー ジェットー ジェットマーン」の歌詞と飛び立つジェットマシンの映像だけは何故か覚えていました。ED曲の『こころはタマゴ』の優しい曲調は好きです。

 

ほぼ初見の私のザックリとした説明と感想を交えてジェットマンを知らない方でも楽しんで読んでいただけたら幸いですし、更にはジェットマンに興味を持ってもらえたら嬉しいです。今回は作品全体編です

 

前作ファイブマン(https://ameblo.jp/081-18004/entry-12702449565.html )は視聴率で苦戦を強いられシリーズ終了の危機も迫る中で新たな試みを取り入れた作品。

 

新たな試みとして今までは変身後チーム内で○○レッドなどコードネームで呼び合っていたが出演者が意見して変身前も後も本名で呼び合うと様になりました。これは昨今では当たり前のように取り入れられたものですがスタートはここだったんですね。ダメージを受けマスクが割れて顔の一部が見える所謂面割れも今作が初。

 

チーム内での恋愛が作品の大きな特徴です、ブラックとイエローがホワイトに好意を持つがホワイトはレッドに好意を持つ、しかしレッドが1話で死亡した彼女を忘れられない為に振られてしまう。しかもその彼女は生きていたが洗脳され敵の幹部になっていた。イエローは告白せず身を引いてしまうがブラックとホワイトが恋仲になるも生き方の違いで破局、レッドの彼女は洗脳が解けるも敵に殺されてしまう。そして最終決戦から3年後にレッドとホワイトは結婚と言う様々な愛憎劇が展開します。これによりチーム内で喧嘩が起きてチームが崩壊しかけた事もある。なおブルーは唯一恋愛に関わっていない。

 

敵組織でも壮絶なドラマが描かれたがそれについてはこちらの投稿を見てください→ https://ameblo.jp/081-18004/entry-12731126034.html

 

この様にドラマ性に比重を置く回も結構ありその分巨大ロボが登場しない回や変身しての戦闘場面が短い回も多かったのも印象的でした。

 

ドラマ性で言えば各回のラストシーンがハッピーエンドで終わらない回も多かったと思います、人間の愚かさを描いたり、死亡など予測出来ない展開で終わりました。最終回はAパートで最終決戦に決着がつきBパートでは先述したレッドとホワイトの結婚式が描かれます。

 

この最終回のラストシーンはここ10数年のスーパー戦隊を特集した番組で『衝撃の最終回』みたいな紹介で毎回の様に取り上げられ番組出演者を唖然とさせます。私自身も昔先輩に「ジェットマンの最終回見たことある?ブラック死ぬんだぜ」とい言われ衝撃を受けました。ただ番組では大体がブラックが力尽きる場面が取り上げられ少しネタっぽく扱われるようになっている気がしますが1話から見続けると力尽きる前のレッドとブラックの会話は感慨深いものがあります。結婚式の細かい説明はこちらの投稿のブラックの部分を読んでください→https://ameblo.jp/081-18004/entry-12730894192.html

 

これらの衝撃的なストーリーを多く生み出したメインライターは井上敏樹さんですが井上さんは最新作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』でもジェットマン以来のメインライターとして参加、どの様な作品になるのか?

 

ここまでの長文お付き合いありがとうございます。ジェットマンに興味を持ってもらえたら幸いです。

全話視聴感想2:戦士編→https://ameblo.jp/081-18004/entry-12730894192.html

全話視聴感想3:敵編→https://ameblo.jp/081-18004/entry-12731126034.html

 

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