霊視、透視?


やはり占い師というのは
特殊な力を持った人たちの集まりなんだと思った。

不思議な世界は昔から大好きだった。

予知能力、守護霊が視える力、
亡くなった人と会話できる人、
神様と繋がるシャーマン

どれも憧れであり、羨望の的だった。

でも、

無いのだ。
自分には無いのだ。

当時の担当の方に、正直にそう伝えた。

すると、こう言われた。

『この人どうしてるかな、と思った時に
 その人から連絡が来たことはありませんか?』

『あ、あります』

『初めての場所なのに、懐かしいと感じたことは?』

『あります』

少し間があって、

『それは、いわゆる霊能力の一種ですよ。
 ご自分で気づいていないだけです』

『……そーなの⁉️』

思えば、こんな事があった。

担当してくれた美容師さんが
彼氏のラブラブ話しをしてくれた時には
別れるだろうな、と思った。

そして次の人と結婚する💒
一戸建てに住む🏠
男の子ができる👦

何故かそう思った、そしてその通りになった事が
ある。
その美容師さんとは、今でもお付き合いがある。

担当の方にそれを伝えた。

(なんや、コイツ、急に持ち出して来たな)
この人、そう思ってるわ〜
十分胡散臭いですよね、スンマセンと自分でも思った。。

しかし相手はプロ

『それは凄いですね。
その力、開花させていきましょうね、先生』


……先生?

先生って、わたし?

なんと耳障りのいい言葉だろう。

私は『はい』と答えながら、

その響きに、すっかり心を奪われていた。