昨日の続きです
2つあった嬉しいことの2つ目。
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ある双子ママさんグループと
市議会議員さん、
子育て支援課課長さん、
子どもなんとか課の係長さん、
健康福祉課のなんとかさん・・・
はじめ、各課の偉い方々との
意見交換会が開かれました。
三つ子の虐待事件を経て
豊田市をはじめいくつかの自治体で
多胎家庭のサポートをし始めている
という話を引き合いに出し、
本気具合がぶつかるような
すばらしい話し合いが
できたようです
市に投げかけたママさんは
双子・三つ子ママグループに
「誰か一緒に来て!」と
応援者を募って・・・
あれよあれよで何人も集まり・・・
ということは
子どもたちもスゴイ勢いで集まり
(さすが多胎児)立候補は
子どもたち15人
(当日は少々減りました)
話し合いの場に
子どもたちが居たら
大変なことになります。
私は子守要員として
おじゃましてきました。
着いてみたら、会議室と
子守部屋は別室。
(そりゃそうですね)
なんと、
市のほうから、子守として
保健師さんたちを3人も
つけてくださっていました!!
安全なスペースと
おもちゃも用意して
いただけるというVIP待遇!
そして
話し合いも
今後の展望もすばらしかった!
多胎児育児支援、一歩前進!
これが1つ目の出来事でした。
2つ目に嬉しかったことが、
待っていた子どもたちです。
4月の平日昼間の話し合いに
ぱっと集まれるママさんたち
となると、
子どもたちはまだ小さい子が
ほとんどです。
少し大きくなると
ママさんたちはお仕事しています。
ということで、
0~2才くらいの子どもたちが
いーーーーっぱい
双子ちゃんだからって
2人でいれば何とかなるって
ことは必ずしもなくて、
中にはママから離れることが
分かって、ピリピリし
ママにしがみつく子どもも
そして、引きはがされて
ギャーーーーーーー
こうなることは
予想はもちろんついていました。
この子がなりそう。
そんなことも分かります。
ママさんが一番。
そこで、私の出番です
私に懐いているからって
さすがにぴたりとは
泣きやみません。
あれこれ手を打っても
10分くらいは大声で
泣いていました。
(2才の子)
子守をしていたママさんたちも
代わる代わる、
「次わたし行ってくるよ」と
お散歩しに行ったりし・・・
結局2,30分くらいしても
泣きやまない・・・
お菓子も効果なし。
何をしても気が紛れない。
ところが、
双子育児経験者の保健師さんと
私で、その子と、双子のもう1人
4人でお散歩に出かけました。
1分後には泣きやんだのです。
ギャン泣きのときは、
とりあえず何を言っても
何をしても、全ては裏目に出ます。
寝っ転がって泣いていたなら
抱っこするだけでまた怒ります。
何かを問いかければ
また火に油をそそいで
大炎上!!!
全ての刺激に対して大炎上!
一番最初は、なるべくなら、
刺激しないのが一番です。
変化させない。
(この理由はまた後日)
抱っこしたなら、じーーっと
抱っこキープ。
ギャンギャン泣いているからって
「じゃあ降りる?」と聞けば
もう、大変。大炎上です。
こんな時は
何事もキープが一番。
だから、しばらく
泣いたまま。待ちます。
そして、次のポイントは
泣き声が小さくなってきて
泣いたり泣きやんだりする頃。
何かしらの意思表示を
することがあります。
それを見逃さない!
今回は、私は双子のもう1人の
□□ちゃんと一度
外に行こうと思ったのです。
(1人が大泣きして)
(出たり入ったりしていたので)
(もう1人も不安定になってきます)
その時に、一瞬泣きやんでいた
○○ちゃんに聞きました。
「□□ちゃんとお外行くけど」
「○○ちゃんも一緒に行く?」と
すると
「うん」と小さくうなずきました。
(この時点でだいぶイケそうな)
(泣きやみそうな感触ありです!)
なんらかの刺激→大炎上が
なんらかの刺激→受け入れ体制!
へと一瞬だけ変化した瞬間です!!!
これはママさんたちのリレーが
(代わる代わるで刺激はあった)
(かもしれませんが、それぞれの)
(力を出し合って、落ち着かせる)
(努力をしました!!!)
あったから!!!!!!
その努力のたまものでした。
その後は抱っこしたまま
「○○ちゃん、どっち行きたい?」
「こっち?それともこっち?」
なるべく意思確認をしながら。
反応する時もあるし、
しないで「ママーー」の時もある。
でも
とにかく些細なこと1つでも
思い通りにさせてやることです。
そのためには聴きました。
外に出たところで
まず、ロビーで
お茶サーバー発見!!
「あーーぐっちこれ飲みたいな」
「お茶が出てくるの」
「知ってる??」
などとめったに見ない物さまさま
このおかげで、まさかの
ピタリと泣きやみました
何がいいかというと、
泣いている子への直接的な
刺激でないこと。
それは受け入れやすいです。
他へ気を反らせることに対しては。
そして、動くもの、水。
これは子どもにとって最上級の
魅力を持ち合わせています
一緒にいた保健師さんが
それはそれは
素晴らしいプロフェッショナルで
雰囲気を和らげながら
落ち着いた安心感のあるトーンで
「これってね~私たち・・・
いつもお茶の濃さが・・・
7杯で入れ替わるから・・
若い人は6杯目くらいが好きで
年の方は1杯目の渋さが・・」
あはははは~~と雑談。
刺激の少ない、
あさっての方向の話を織り交ぜ
ながら、私と会話しつつ、
4つ、お茶をついでくださって
熱いから冷ましておこうと。
いうことになり、
「じゃ、行こうか。」と
もうすっかり
泣きやんでいたのですが
外へお散歩に出かけました。
ニャンニャンいるんだよ~
今日はどうかな~・・・
ずーーっと話しながら
今日はいいお天気だから・・
いつもこの辺に
猫さんたちがいるんだよ
えーー猫さんいるって!!
見つかるといいね~
□□ちゃん猫ちゃん好き?
○○ちゃんも猫ちゃん好き?
(様子を見ながら話かける)
そうなんだ~
ぐっちもね可愛くて好きなんだ~
猫さんたち何してるかな~
ねんねかな?
ご飯かな?
お出かけかな?・・・
ここでも最高の
シチュエーション!!
動物!!!
動く生き物って
たいくつしません。
とりあえずカラスがいて
猫ちゃんのエサを
ひっくり返して
食べ始めたのを
みんなで観察
続いて、わんちゃん。
覗きにいって。
(お知り合いのお宅らしい)
寝ているわんちゃんに
話しかけ(笑)
この頃には
○○ちゃんも
一生懸命、わんちゃんに
話しかけていました。
「○○ちゃんだよ~」
「△△ちゃーん!」(犬の名前)
「こっちおいでー」
そして、そのうちに
「靴履く!!」って。
(抱っこからおりたくなった)
(ようですね~)
「じゃあ靴を取りに行こう」となって、
ママのいる会議室近くを通りながら、
子守部屋の靴を履きに戻り、
またすぐお出かけ。
ママさんたちも驚いて
「よかったね~」とアイコンタクト。
一度、二度くらい
「ママいない」とつぶやいたけれど
「そうだね~まだいないね~」と
返事をしたら、普通に会話終了。
顔色も変えずに。泣きもしない。
「△△ちゃん起きてるかな?」
楽しみだね~なんてお話しがなら
今度は歩いてくれて
腕が助かりました
(1人を片手だっこし)
(もう1人と手を繋ぐのは)
(手を替えないと大変で)
(翌日は筋肉痛でした・・・)
(私富士山登山しても)
(筋肉痛にならなかった)
(強者なんですが)
徒歩3分くらいの距離で
カラス、わんちゃん、
猫ちゃん、色々見られて
もうご機嫌。
いつも通りよくおしゃべりして
また子守部屋に帰ったころには
私からも離れて遊んだり、
普通に過ごせました。
驚いたのは
ママたちの話し合いが
終わった後。
予想以上に長かったのですが。
当初1時間くらいかと思ったら
2時間以上!!!
お迎えに来たママたち。
そしてそこに
群がる子どもたち。
当然○○ちゃんも
ドア越しに、ママの姿は
うっすら見えていたのですが、
ママの元へ行かずに
そのまま遊び続けていました・・・
泣いていたのはどこへやら。
他の子の方が、先に
ママのところへ
駆けつけているしまつで。
○○ちゃんの
泣き声を聞いていたママさん
ご本人も半笑い
「え全然平気になっちゃってるじゃん」
双子ちゃんのもう1人の方が
むしろ「ママー」と飛び込んで
行きました。
初め泣いていた○○ちゃんは、
すっかり平気で遊んでいたので、
後から、ママに
「○○ちゃん泣かなかったの?」
と聞かれていました。
そうしたら○○ちゃん。
「○○ちゃん
えんえんしなかった」
ドオオオーーーン!!!
ドヤ顔!?
いや、自信をもっていて、
すこし誇らしげに、
少し照れも見え隠れしつつの
本当に
しっかりした顔つきで!!
「泣かなかった!!」報告
(ほっぺには豪快な涙のあと・・・)
もう本当に失礼な話だけど
みんなで
笑えて笑えて・・・。
でも、子どもなりに、
「後半、まったく泣かなかった」
ということなんだと思います。
前半のことはもはや、今はない。
今あるのは、
泣かずに遊んで待っていた。
泣かずに遊ぶことができた。
頑張った。
できた。それだけ。
だから、すごく凛々しい顔をして
大人な顔をして。
自信をもっていました。
感動の一歩!!!
ここにもあった!!の瞬間でした。
家に帰ってからも
「○○ちゃんエンエンしない~」
と言っていたようで、
本人なりに、自信がついたようだと
ママさんはとても喜んでいました。
保育園、一時保育も
頑張れそうだと!
「絶対だいじょうぶだよね」
「ママのお出迎え関係なく
あれだけ遊んでいたら・・」
なんて話になりました
子どもの達成感や
自己肯定感って
すてきだな~と思いました!
それを同じように、
それ以上に、大きな達成感を
認めてあげられる大人になって
子どもを励まし、成長を支え、
感動できるようになれたら!
と思いました。
ついつい
笑えてしまえたのは反省
・-・-・-・-・-・-・-
その双子ママさんから
「ふたご手帖」をいただきました。
母子手帳の副読本的に
作られたもののようで、
現在は全国の市町村に
母子手帳配布時に配ってらえるよう
呼びかけているところのようです。
単体児との比較、
妊娠期〜出産後までの育児アドバイスなど、
かゆいところに手がとどく内容に
なっていました。
とても詳細まで載っています。
「自分の妊娠期に欲しかった…」
そうママさんが言っているものです。
同時購入すると送料が
安くなるみたいです。1冊1000円です。
http://futagotecho.blog.jp/archives/11564027.html
先日のぎふ多胎ネットの冊子
「ぎふ多胎家庭白書」と
合わせて持たれたら、
多胎児育児には心強いかと
思いました。
(こちらは育児に関する知識が多め)
多胎妊婦さんがいらっしゃったら、
まずは「ふたご手帖」からが
おすすめです。
(妊婦さんが知りたいことは)
(一通り網羅していると思います)
・-・-・-・-・-・-・-・-
最後に、音声配信、ステップメールの
無料配信は終了させていただきました。
たくさんの方々に聞いていただきました。
ありがとうございました。
また、何かしらお届けできれば
いいな~と思っています。
無料メルマガについては
ご要望にお応えして
これからも
続けることになりました。
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