心療内科に通った双子ママAさんが経験した11のこと
(こうしてつぶれた・・・)
(誰かの役に立つならば!)
そうお話してくださったAさんです。
(最後の最後に、静岡県民がいらっしゃったら)
(見ていただきたいお知らせがあります)
心療内科に通った双子ママAさんが経験した11のこと、その⑥
「あのときは鬱だった・・・」
⑥役所の塩対応、嘘の情報
・双子サークル「ない」は嘘だった。
・子育て支援の情報が少ない。
・支援センターが少ない。
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何度も何度も書いてしまいますが・・・
壮絶な(安定期のない)妊娠期を終えて、
出産をして、
超壮絶な育児(~3ヶ月)がスタートして
授乳、オムツ替え、寝かしつけの繰り返し
家の掃除と、洗濯、料理、沐浴・・・
旦那さんは仕事でとても疲れて帰宅し
夫婦の会話もなかなかできない。
家の中にいて寝不足と戦いながら
子どもたちの泣き声と
向かい合う毎日。
目標は
生きること!
死なせないこと
気晴らしに
外に出なければやっていけません。
先日の内容とややかぶりますが
ベビーカーで外に出るのも一苦労。
部屋の片付けなどして
ママ自身が着替えて、
身なりを整え、
授乳して×2人
げっぷさせて×2人
おむつを替えて×2人
服を着せて×2人
オムツなど荷物をもって、
ママ自身トイレを済ませ、
タイミングのいいところで
ベビーカーに1人乗せて、
もう1人も・・・で出発!
ここまででも
大変なことです
それでも出かけなければ
病んでいってしまう・・・。
外の空気を吸わなければ
そんな状況なので、
ただただ必死!!
そうして外へ出かける先は
買い物か病院、
そして、
支援センター!!!
ただ、双子育児をしている
双子ママさんたちは、
それだけでは
解決できない悩みがあります!
双子育児に特化して、
これってどーするの???が
聞けないこと!分からないこと!
支援センターなどで、
うっすら双子サークルがあるとか
活動していたとか耳にして・・・
そこで、役所へ行って
双子サークルや、
双子ママが集まる機会がないものか
聞くことにしました。
すると・・・
「あ~~そういったものは
ありませんね~!!」
地域の双子情報が役所にない!!
嘘みたいな本当の話。
(役所によって全然違うと思いますが)
(人にもよるのかも知れない!?)
双子って、戦後の2倍に
増えているんですけどーーー!
一人の育児、年子の育児とは
また別種類の育児があるんですけどー
役所の人って、
利益が出るとか出ないとかの
社会ではないので、
お役所仕事とかってよく
言われてしまいますが、
(元公務員としては痛い)
(でも、そういう人は実際多い)
建設的に、積極的に
「あれが足りないから、こうしよう」
「こんな実態があるからこう改善しよう」
などと、自治的なお仕事が
しやすい社会ではないことも確かです。
決められたことだけで業務はいっぱい。
ゆとりはないので、
それ以上のことはできかねる。
もしくは、必要性があっても、
めーーーーっちゃくちゃ時間がかかる。
なんてことも・・・。
これまでに知り合った
双子ママさんの中には
市議会議員に、双子ママの声を届け
(まとめたアンケートを提出した)
実態を聞いてもらった方もいます。
動きは・・・・遅いです。
何年後に動き出すのか不明です。
自分のためにならなくても、
それでも、将来の双子ママのために
(多胎児ママのために)
動いてくれている人がいます。
双子ママAさんも
役所にがっかり・・・。
「双子育児情報とか
集まりがないのかーー」
と帰りました。
せめて・・・
支援センターの情報も
手に入れたかったのですが、
支援センター情報すら、
というか、支援センター自体が少ない!
そういう地域もあるんですね・・・
双子ママAさんは
子どもたちが7ヶ月の時に
旦那さんの転職で、引越ました。
県庁所在地のある都市だったので、
双子くん7ヶ月~2才前まで
支援センターはなんとか、
行ける場所をつくりました。
ところが、
支援センターに行っても
双子育児は大変・・・。
2人を追いかけ(片付け)ているだけで
他のママたちとろくに話ができません。
ゆっくり座れもしない・・・。
しかも男の子2人って、
動きが違うんですよね
油断も隙もない。解散もする。
ダイナミックな動き・・・。
他の子もいるところだと
目が離せません。
で、子どもたちが2才前くらいに
またまた引越、(転勤)
もといた地域へ戻りました。
すると、びっくりしたことに
双子サークルがあった!
ことが分かりました
双子ママAさんが
かつて、住んでいた頃から
あのときの役所の対応・・・
不信感。もやもや・・・
たまたま知らない人が
「ありません」と答えただけなのか、
役所の人みんなが双子サークルの存在を把握していないのか、
その辺のことは分かりませんが、
どちらにせよ問題が
世の中こうなんでしょうか・・・
自分のことは自分で
なんとかするしかないのかな。
人にも聞きたいし、頼りたいけど
自ら開拓しないといけないのかな。
いっぱいいっぱいの時に
行政が助けてくれる
日本であって欲しい・・・
高い税金を払っているので。
と思ったり。
今日はここまでです
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次回は→→こちらから⑦へ
7.検診、病院での出来事
・「私って何やっているんだろう」と思った日
・先生にして欲しかったこと。
・双子をつれて病院に行く難しさ。
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
これから11話まで、続くお話です。
1.「会社で働くことが仕事」の旦那さん
2.旦那さんがしてくれた家事・育児
3.義理実家とのお付き合い
4.肩身の狭い買い物事情
5.外出すると絡まれる「双子ちゃん」
6.役所の塩対応、嘘の情報
7.検診、病院での出来事
8.双子ママAさんが胃腸炎でダウンした日
9.いよいよ心療内科に行く
10.旦那さんが変わったきっかけ
11.今の双子ママAさん家族
もくじの詳細は