心療内科に通った双子ママAさんが経験した11のこと・その⑦

こうしてつぶれた・・・)

誰かの役に立つならば!)

そうお話してくださったAさんです。

 


1つずつかみ砕いてご紹介しています。

(最後の最後に、静岡県民がいらっしゃったら)

(見ていただきたいお知らせがあります)

 

 

 

 

心療内科に通った双子ママAさんが経験した11のこと、その⑦

「あのときは鬱だった・・・」

 

7.検診、病院での出来事

■「私って何やっているんだろう」と思った日

■先生にして欲しかったこと。

■双子をつれて病院に行く難しさ。

 

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双子(多胎児)育児って、

妊婦さんの頃から

一人の子ではない特殊なことが

たーーーーくさんあります!

 

そのうちの1つが病院通い!

 

細かいことからいえば、

妊婦さんの頃から。

双子ちゃんだと分かると

大きな病院(NICU)がある

(新生児集中治療室)

ところに変わって

結構遠い所まで通うことに

なるんです。

 

近くにあればラッキーですが。

でも、大きな病院で

駐車場代がその都度かかったり

交通費ももちろん。

妊婦検診の助成は一人分しか

出ないとか。

(子どもは2人なのにチーンもやもや!!!)

(多胎児にとっても冷たい・・・

(あれ?)

(子育てって応援されてるんだよね?)

(出産って推されてるんだよね?)

 

そして、本当に細かーいことを言えば

(いや、細かくないんですよ、)

(当事者からしたら!!!)

妊婦の助成

使う期間が限られていて

妊娠前期は助成券が足りなかったのに

早産になった分、後期の分は

余ってしまってもったいないなかったとか!

 

多胎児に非対応感はんぱない!

戦後の2倍に増えているんですよ。

双子ちゃん(多胎児)。

医療が進んで、

生存率は上がったし、

不妊治療も高齢出産も増えてきて、

そういう社会情勢を背景にすれば

これからもひょっとしたら割合的に

増えるような気がします。

 

それなのに・・・

声が挙がらないのは、

少数派の一瞬の出来事

だからかもしれないのですがぐすん

保育園問題とか色々

取りざたされるようになったので、

そろそろ、認知度が上がって欲しい

声をひろって欲しい・・・

そんなママさんも多いと思います。

 

双子育児って、

知る人ぞ知る世界。

世の中どの世界もそうですが、

当事者にならないと分からないことばかり。

 

さて。

 

出産後の、双子ちゃんですが、

2500g未満:低出生体重児

1500g未満:極低出生体重児

1000g未満:超低出生体重児

 

小さな体で

生まれてくる場合が多いです。

(先日お会いした双子ママさんに)

(2900gと2400gの女の子)

(37wで出産した方がいました。)

(もはや普通の大きさ!?×2人びっくり

(双子だからか・・・)

(なんとなく!?)

(2人とも保育器の中に)

(入れられたらしいのですが)

(狭そうな・・・笑い泣き笑い泣き

(感じだったらしいです)

(笑いました。笑い泣き

 

 

いけない・・・脱線してばかり。

何が言いたいかといいますと。

小さい体で生まれてきた

双子(多胎児)ちゃんたちは

病院通いが続くのです!!!

 

もちろん大きな病院にです。

小さな病院で

普通に予防接種とかもありますが、

大きな病院に月1とか2とか、

もっと・・・とか、

あるようなのです。

 

で、病院に行くってのも

一苦労。

苦労して遠いところに

そもそも、予約するところから。

予約して行っても待ち時間長い。

(さすが大きな病院!)

 

大きな病院に行く時は

双子ママさんたちは

どなたか、旦那さんや

お母さん、お義母さんなど

付き添いをお願いするようです。

そうでなければ

トイレだって行けやしません・・・。

 

そういった検診は大変でも

準備ができて何とか行ける方が

多いとしてあせる

 

 

 

問題は子どもが病気

近所の病院に行く時。

子どもの予防接種

近くの病院に行く時。

双子ママが一人で!!

 

子どもってそういうとき

ぐずぐずします。

ベビーカーの乗り入れは

できません。

二人をおんぶに抱っこで。

ギャンギャン泣く子たちを

他の人の目を気にしながら

立ってあやすのです。

(座ると余計に泣く)

 

 

双子ママAさんは

ご存じの通りワンオペ育児で

ご両親の手も借りられず

(実家が両家とも近くにない)

一人で連れていくわけです。

友達もいないし、

旦那さんの転職で見知らぬ土地。

 

色々と努力されて

外へ外へと出ようと頑張って

なんとか耐えている毎日。

 

ある日、

子どもが病気(不調)で

泣く子どもたちを

おんぶに抱っこで

必死に病院へ

 

 

行ってみたところ、

 

 

待合室には

当然他のママさんや

子ども。

 

双子ママAさんは

周りの目を気にして、

なんとかあやしながら

隅の方で

おんぶに抱っこ。

泣きたいのはこっちだよ。

という深刻な状況。

メンタルもやられます。

どーーーん

暗い気分ショボーン汗汗

 

周りを見ると・・・

 

 

 

おじいちゃんおばあちゃんも。

 

 

病人!?かと思いきや

明るい表情で・・・

ちがった様子の大人たち・・・

 

 

 

そこにいたのは

一人の子どもの付き添いに

ママ、パパ、おじいちゃん、おばあちゃん

 

4人真顔真顔真顔真顔

 

4人と1人ニコ

 

 

 

 

双子ママAさんは

1人真顔

1人と2人ゲホゲホゲホゲホ

 

おんぶに抱っこ。

「私って何やってるんだろう」

 

そんな気持ちになったと、

お話されていましたショボーン

 

 

 

 

病院の先生には、

検診などでも

特別に話を聞いてもらえるわけでは

ありません。

 

でも子どもの病院に行くほどに

ママは大変な思いになって

辛くなって、

孤独を感じる・・・

「先生、助けてー」って

心の声は届かない。

 

いや、話したところで

現状は変わらないし、

大変さも変わらないことは

100も承知だけど、

話を聞いて、分かってくれる

第三者が欲しい。

そういうせっぱ詰まったとき

ただ、聞いてくれるだけの

(解決策を示して欲しい)

(ってことまで求めていません)

ただ聞いてくれるだけの人の

助けが欲しいんです。

 

行政のお悩み相談とか

時間や申請や色々が

限定されている

使いにくいものじゃなくて、

ママのタイミングで。

 

双子育児のことを

分かってくれる

聞いてくれる人が欲しい。

 

 

 

もしも、

病院で双子ちゃんが泣いていて

ママが1人でいるならば、

1人を抱っこしてあげて

話しかける

そんな人になりたいと

思いました。

 

物理的な重さしか

変わらないかもしれないけれど、

ママさんの気持ちは

たぶん、すごく救われます。

 

 

今日はここまでですニコニコ

 

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次回は→→こちらから⑧

⑧双子ママAさんが胃腸炎でダウンした日

 ・初めに電話したのは、遠く離れた実家の母

 ・自動車学校へ通って、車の運転してくれた母

 ・迎えに来てくれたのは・・・

 

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これから11話まで、続くお話です。

 

1.「会社で働くことが仕事」の旦那さん

2.旦那さんがしてくれた家事・育児

3.義理実家とのお付き合い

4.肩身の狭い買い物事情 

5.外出すると絡まれる「双子ちゃん」

6.役所の塩対応、嘘の情報

7.検診、病院での出来事

8.双子ママAさんが胃腸炎でダウンした日

9.いよいよ心療内科に行く

10.旦那さんが変わったきっかけ

11.今の双子ママAさん家族

 

もくじの詳細は

→→→こちらにまとめてあります。