九團次さんのイベントまでしばらく時間があったので、広尾の銭湯「廣尾湯」へ行きました。
駅から徒歩2分です。
なかなか質実剛健な銭湯で、余計なものはおいておらず、ジェット湯とバブル湯を楽しみました。
サウナと水風呂はなしです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240610/20/080-5023-4239chan/4f/b6/j/o0607108015449929544.jpg?caw=800)
その後、六本木駅近くの朝日神社に伺いました。
こちらの創建は1,000年以上前です。
市杵嶋姫(いちきしまひめ)を当初、祀り、後に織田信長の関係者である朝日姫(同名の豊臣秀吉の妹とは別人)が稲荷像を見つけ、合祀したようです。
市杵嶋姫は宗像三女神の一柱で、水の女神です。
境内から祝詞(のりと)が聞こえてきたので、その方向に進むと…
神主さんがちょうど夕拝の祝詞を奏上していました。
大祓詞(おおはらへことば)です。
大祓詞は、古くは、中臣祓(なかとみのはらえ)と言われていました。
祝詞の宣読者が中臣氏だったからです。
この大祓詞は、天の岩戸伝説に出てくる祝詞という説があります。
天照(あまてらす)がお隠れになった岩戸の前で祝詞を読んだのが、天児屋命(あめのこやねのみこと)です。
天児屋命は中臣氏の先祖と言われています。
中臣鎌足が「藤原」姓を賜るので、天児屋命は藤原氏の祖でもあるわけです。
大祓詞に出てくる女神が瀬織津姫というなかなか謎の多い方です。
瀬織津姫は水の女神なので、同じく水の属性を持つ市杵嶋姫や弁財天と同一視されます。
朝日神社では、毎日、午前8時と午後5時に大祓詞を奏上しているので、参列するとスタンプがいただけます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240610/20/080-5023-4239chan/1d/97/j/o1080060715449929556.jpg?caw=800)
小野善一郎さんの著書『大祓詞』をとり、会計に進みましたが、
荷物になるし、宗教的すぎるからと本を戻しに行きました。
…それが本のあった場所に戻れなかったのです。
何度も何度もお店の中を必死でぐるぐる回ったのですが、辿り着けず。。
イベント前でアルコールはまだ入ってないのに、なんだったのか。
お店のスタッフさんもつかまらなかったので、
…結局、買うことにしました💦
私の方向感覚が狂ったのか…よくわかりません。
祝詞は巫女舞を習ったとき、唱えましたが、「大祓詞」は習ったことがないかも。。
でも、まずは見よう見まねで唱えても良いようです。
祝詞を声に出すことで波動が生じます。
言霊(ことだま)の発動です。
マントラや真言も同じ原理なのか。