朝日神社詣でとちょっぴり不思議な話 | 観劇のためのプチ備忘録

観劇のためのプチ備忘録

観劇やダンスが趣味です。
ロシアバレエから舞台芸術の世界へ。
團十郎襲名公演中は歌舞伎を集中して観ます。
舞台鑑賞で学んだことや感じたことを書きつづります。
劇場の施設管理や設備管理、アートマネジメントに興味があります。

九團次さんのイベントまでしばらく時間があったので、広尾の銭湯「廣尾湯」へ行きました。

駅から徒歩2分です。


なかなか質実剛健な銭湯で、余計なものはおいておらず、ジェット湯とバブル湯を楽しみました。

サウナと水風呂はなしです。



その後、六本木駅近くの朝日神社に伺いました。

こちらの創建は1,000年以上前です。


市杵嶋姫(いちきしまひめ)を当初、祀り、後に織田信長の関係者である朝日姫(同名の豊臣秀吉の妹とは別人)が稲荷像を見つけ、合祀したようです。


市杵嶋姫宗像三女神の一柱で、水の女神です。

境内から祝詞(のりと)が聞こえてきたので、その方向に進むと…

神主さんがちょうど夕拝の祝詞を奏上していました。

大祓詞(おおはらへことば)です。


大祓詞は、古くは、中臣祓(なかとみのはらえ)と言われていました。

祝詞の宣読者が中臣氏だったからです。


この大祓詞は、天の岩戸伝説に出てくる祝詞という説があります。

天照(あまてらす)がお隠れになった岩戸の前で祝詞を読んだのが、天児屋命(あめのこやねのみこと)です。

天児屋命は中臣氏の先祖と言われています。


中臣鎌足が「藤原」姓を賜るので、天児屋命は藤原氏の祖でもあるわけです。


大祓詞に出てくる女神が瀬織津姫というなかなか謎の多い方です。

瀬織津姫は水の女神なので、同じく水の属性を持つ市杵嶋姫弁財天と同一視されます。


朝日神社では、毎日、午前8時と午後5時に大祓詞を奏上しているので、参列するとスタンプがいただけます。 



そして、近くの蔦谷書店に行きました。
小野善一郎さんの著書『大祓詞』をとり、会計に進みましたが、

荷物になるし、宗教的すぎるからと本を戻しに行きました。


…それが本のあった場所に戻れなかったのです。

何度も何度もお店の中を必死でぐるぐる回ったのですが、辿り着けず。。


イベント前でアルコールはまだ入ってないのに、なんだったのか。

お店のスタッフさんもつかまらなかったので、

…結局、買うことにしました💦

私の方向感覚が狂ったのか…よくわかりません。


祝詞は巫女舞を習ったとき、唱えましたが、「大祓詞」は習ったことがないかも。。

でも、まずは見よう見まねで唱えても良いようです。


祝詞を声に出すことで波動が生じます。

言霊(ことだま)の発動です。

マントラや真言も同じ原理なのか。