食とアートの相性☆『100年後芸術祭』訪問記 | 観劇のためのプチ備忘録

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観劇やダンスが趣味です。
ロシアバレエから舞台芸術の世界へ。
團十郎襲名公演中は歌舞伎を集中して観ます。
舞台鑑賞で学んだことや感じたことを書きつづります。
劇場の施設管理や設備管理、アートマネジメントに興味があります。

『100年後芸術祭』、ラストの訪問先は、廃校になった旧里見小学校です。

「里見」という名前、『南総里見八犬伝』を思い出しませんか?
小湊鉄道の終着駅である「養老渓谷駅」の近くに「宝林寺(ほうりんじ)」というお寺があるのですが、
実は、ここに『南総里見八犬伝』のヒロイン伏姫のモデルになった種姫のお墓があるのです。

閑話休題。

旧里見小学校のアート作品群は、なかなかシュールです。
まず、中央アフリカ、カメルーンのエルヴィ・ユンビ
「ブッダ・マントラ」です。

五百羅漢と奈良の大仏にインスパイアされたそうです。
ぶらさがっているものは、アジアとヨーロッパ産のマスクと彫像とのことです。

アジアの仏教とアフリカの祖先崇拝を対話させることで多様性を受け入れる寛容さと友愛を称える作品です(公式パンフレットより)。


豊福亮さん「里見プラントミュージアム」です。
臨海工場地帯の夜景をモチーフにしたミュージアムです。
他に5名のアーティストが工業的視点でミュージアムに参加していました。

↑階段やハシゴがあって、上層に登れたりします。
豊福さん本人がいらしたので、お話を聞けました。
ここで演劇的なことをやりたい、と。
ぜひ!興味津々です。

そして、旧里見小学校には、EAT&ART TAROさんが参加しているので、「食」が充実しています。
おにぎり🍙を美味しくいただくために、玉入れやおにぎりころがしなど運動会を開催する『おにぎりのための運動会』が有名です。
ちゃんと紅白に分かれます。

私は余ったおにぎりをいただきましたが、塩昆布のまぜご飯でにぎったおにぎりが美味しくて、食べ過ぎでした🍙🍙🍙
子どもの頃はおにぎりと唐揚げとウインナー、卵焼きは運動会定番のメニューでした。
シャケのおにぎりが好きだったけな。

さらに、EAT&ART TAROさんがディレクションしたカフェで食べたプルドポークサンドウィッチ肉🍖が超絶美味しかったです✨
(写真の角度が…断面を撮るべきでした。。)

自家製厚切りベーコンサンドウィッチも美味しそうでした。
自分で作る生イチゴミルク🍓は早々に売り切れていました。

サングリアやビール🍺もあり、
フィナンシェなど焼き菓子もあり、にぎわっていました。

アートと食は相性が良いですね✨
相乗効果?
心も体も満たされて満足度が高くなります。