アートフェス『100年後芸術祭』訪問記 | 観劇のためのプチ備忘録

観劇のためのプチ備忘録

観劇やダンスが趣味です。
ロシアバレエから舞台芸術の世界へ。
團十郎襲名公演中は歌舞伎を集中して観ます。
舞台鑑賞で学んだことや感じたことを書きつづります。
劇場の施設管理や設備管理、アートマネジメントに興味があります。

千葉県のアートフェス『100年後芸術祭』へ行ってきました。

期間は約2ヶ月間。

77組の国内外のアーティストによる作品が内房総の各地に展示されました。


総合プロデューサーが小林武史さんだったからか、パフォーマンス部門にも力を入れていましたが…

自分の繁忙期と重なり日程が合わず。。

「通底縁劇・通底音劇」「ニブロール」「東京デスロック」と、なかなかパンクなラインナップだったのですが笑い泣き


気をとりなおして、まずは木村崇人(きむらたかひと)さん「森ラジオ ステーション」です。

私鉄の小湊鉄道「月崎駅」の近くにあります。


鉄道の旧詰所小屋を森に見立てて、ボランティアさんたちとの共同制作です。

風見鶏を設置して風を感じることができます。



会期中は小屋の中で森の音を聴くことができます。
私が行った時(5月中旬)は、イギリスと信州の森の音を聴くことができました。
 
木村さんは山梨県の早川町に住んでいたので、早川町つながりです。
ご本人がちょうどいたのでお話を聞くことができました✨

作家の木村さんとボランティアさんで作られた緑のトンネルです。


花や実の成る木をからませているのだそうです。
ちょうど桑の実がつぶなりでした。



縄文式の小屋を敷地内に建てる予定があるそうです。
別のボランティア団体の縄文竪穴式住居を拝見したことがありますが、キャンプなどして楽しそうでした。

キャンプだと、「火遊び」ができます。
火を使えると、ご飯を作れるし、五ェ門風呂もできるので、楽しいだろうな。

春の「森ラジオ ステーション」は、桜と菜の花でおとぎ話のような愛らしさなのですが、
新緑の季節も良いものでした。

ただし、雨が降るとヒルが出ることもあるようです💦
ヒルは長靴をよじ上ってくるのです。
ひるみますよね、なんちゃって💦