健全な労使関係を築くため、職場に貢献。
というわけで、困った時の駆け込み寺である労働組合の連絡係をやっています。
労働組合のないところ、または形骸化しているところは、
使用者の言いなりだそうです。
労使関係ですと、圧倒的に労働者の立場は弱いです。
法律で一応、労働者は守られていますが、
「個人」だと、組織にひねりつぶされる感があります。
しかし、労働者が団結すると、
強くなります。
個人の主張は認められなくても、団体の主張は聞いてもらえます。
先日、うちの労使交渉を見学しましたが、まあ、迫力のあること。
我が労働組合は、スタッフの意見をまとめ、かなり強い語調で当局に訴えておりました。
労働組合のないところにお勤めの方は、「ユニオン」(個人で入れる労働組合みたいなもの)に入ることが多いようです。
働いていていて困った時、身近な相談機関が労働組合です。
相談機関も相談員もたくさんいるのに、労使の関係は問題だらけです。
たまに、たまに、労働者を消耗品扱いをしているような気がします。
つぶれたら、他のスタッフに替える、みたいな。
働いていて、「なんかおかしいぞ?」と思った時に相談できるところをシェアします。
○労働基準監督署(公的機関、各都道府県設置)
言わずとしれた泣く子も経営者も黙る労基。
労務問題百戦錬磨の猛者(もさ)たちが相談にのってくれる。
○労働委員会事務局(公的機関、各都道府県設置)
労働者だけでなく、使用者も相談できます。
○全国社会保険労務士会連合会
労働者の味方、社労士さんが相談にのってくれる。
○法テラス(日本司法支援センター)
収入によっては無料相談あり。
収入オーバーでも初回30分無料で労務問題専門の弁護士紹介がある。
他にも、司法書士や産業カウンセラーとか。
相談内容を簡潔にまとめておくと良いと思います。
専門家に「あなたは間違っていないよ」と言われるだけでも楽になります。
相談すれば、頭の中も整理できますし。