ポロンが
あっちでソワソワ こっちでソワソワ
うずくまって、遊び場の草を蹴散らかしたり
部屋で一ばん高い本棚に飛び上がってバリバリ引っ搔いたり
落ち着かない午前中でした。
午後、昼寝をしていた主人が 二階の私を呼びにやってきました。
「ポロンが卵を産んだよ！！」
なんと、昼寝中 頭の周りでゴソゴソとうるさいと思っていたら、
温かい物に触れたので見たら 卵 だった とのこと
一番懐いている主人の所で 産んじゃったのか！
鶏さんにしては 小さなポロン
そんなポロンの お玉子は 小さな小さな卵でした。
ポロン、頑張ったね。
翌日
やはり 落ち着かないポロン
瞳は 大きく見開いて
喉はヒクヒク 嘴は開いたまま
人間でいえば 意識は遠くへ行っちゃって わけわかめ状態
そして
子供が
したくて、我慢して おちりモリモリ
とにかく もぞもぞ あっち向いたり こっち向いたり。
それを見届けたのは なんと
食器戸棚の上
私は ポロンをどかす気持ちはありませんでした。
見守っているだけ
卵を 産むって
こんなにも 大変だったんだなあ～って
いままでに キンカチョウもセキセイインコも卵を産みましたが
こんなに 大変なことだったの って
改めて 気付きました。
キンカのフン除けの為に新聞紙を敷いていました。
私も一応女性で子持ちなんですけれど
鶏の卵について 同じように 産むのは大変なんだって思ったことはありませんでした。
４日で３個 産みました。
ちょうど イベントのキャンプがありましたので
茹で卵にして 持って行きました。
息子の友人は「美味しい～」と喜んで食べてくれました。
でも、息子と主人は なかなか食べられませんでした。
(食べたけどね）
平飼いの卵の黄身は薄い色 って感じでしたが
ポロンのは 綺麗な黄色でした。
家に帰り また３個 産みました。
冷やし中華の 錦糸卵にして 主人と食べました。
小さい卵なので ３個で二人分です。
綺麗な黄色の錦糸卵でした。
ポロン ありがとう。これからも わがままに暮らしてね。
最後に
黄色の王子ルナ
バタリーケージの鶏さんに改めて 想いを馳せます
。