これはあくまで私見ですが…
子供たちがスポーツを『やりたい!』って、感じるのは、楽しいからだと思います。
それには4つの要素が含まれていると、とある指導者の方にお話を聞きました。
目から鱗でした。
①模倣
憧れ、イメージ
②偶然
じゃんけん、突発性の出来事
③めまい
揺れ、暗闇
④競争
勝負、ゲーム、おにごっこ
これらを上手く練習の中に取り入れること。
練習 = 技術の習得 = 主運動
主運動ばかりでは達成感が出にくく、飽きてしまうもの。
そのため、先ほどの4つの『遊び』的な要素を主運動の中へ盛り込み、子供たちを主運動へ集中して取り組ませるための(自然に導く)方法なのだそうです。
なるほど…
とても、勉強になりました。
どうしても、『できないこと』にクローズアップしてしまいがちな指導方法。
スポーツの導入段階で、子供たちは自信がなく、その場(練習)での存在意義を感じられずにいて、その結果…
『お腹が痛い』、『喉が乾いた』、『体調が悪い』などと言い、その場から居なくなろうとしてしまいます。
その場での存在意義を感じさせてあげる事で、結果的に主運動へ導き、主運動の達成感での楽しさを感じられるように変化していくのでないでしょうか。
我々大人が子供たちのできない期間を認め、どれだけ存在意義を与えてあげられるか、それ自体が子供たちが『楽しい』と、思う要素であり、『またやりたい』、『もっとやりたい』と感じることに繋がるのではないでしょうか。
ソフトテニスを続けてくれる子供達が増えることを願いつつまた、明日から頑張ろうと思います。