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** TEA・TIME **

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                      ~認識の違いで


『いい加減気づけ』

『貴方達は同じトコ』

その言葉が意味するモノ

ソレは考えたくない…
現実逃避をしたくても、許されない現実が目の前に、そして否応なしに突き付けられる

今、女の子の目の前に居るのは穏やかそうな雰囲気のお兄さんではなく、冷ややかな雰囲気を纏う生徒会長その人で…

女の子は直ぐさま部屋へ逃げ帰るように走った

『どうかしたのかしら』叔母の不思議そうな言葉が女の子の耳に届いたが気にする余裕が無かった


女の子は『明日からどうしよう…』ただそれだけが心を占めた







~気になる、ヒト


管理人室でゆったりとした時間を過ごしそろそろ部屋へ戻らなければ…と女の子が管理人室を出た時、誰かが帰宅してきた


最近女の子が少し気になる穏やかそうな雰囲気のお兄さんその人で…女の子はいつもの様に『お仕事お疲れ様です』と声をかけた

いつもなら『にっこり』と微笑まれ通り過ぎるだけだったが今日は違った

『いい加減に気付けよ』

冷ややかなるその言葉の意味を考える事も無く顔を見合わせる
いつもの穏やかな雰囲気では無く何処かで感じたような冷ややかな雰囲気を纏った彼を凝視する

考えたくない、理解したくない、嘘だと思いたい…脳内であらゆる否定をし続けるが視線を外す事は許されない

決定的な言葉を出したのは…当人では無く、叔母であった

『貴方達同じトコよね』








~小さな変化


逃げるように帰り着いたマンションの入口で誰かとぶつかった
顔も見ずに謝りの言葉を述べ直ぐさま部屋へ行こうとしたが、ぶつかった相手が管理人でもある叔母だった事に気づき泣きそうになった

他人が信じられなくなった女の子にとって信頼するに値する他人(ヒト)
母親は女の子に関心が無く世間体や体裁すらもどうでもよかった

叔母は泣きそうになっている女の子を管理人室に連れて行き温かいお茶をだした

落ち着いた女の子は心配させてしまった事を詫び、そして思い出したかのように自分が造ったアクセサリーを手渡した
最初は何処で購入したの?と不信がられたが手作りである事を伝えると、とても喜んでくれた