~気になる、ヒト
管理人室でゆったりとした時間を過ごしそろそろ部屋へ戻らなければ…と女の子が管理人室を出た時、誰かが帰宅してきた
最近女の子が少し気になる穏やかそうな雰囲気のお兄さんその人で…女の子はいつもの様に『お仕事お疲れ様です』と声をかけた
いつもなら『にっこり』と微笑まれ通り過ぎるだけだったが今日は違った
『いい加減に気付けよ』
冷ややかなるその言葉の意味を考える事も無く顔を見合わせる
いつもの穏やかな雰囲気では無く何処かで感じたような冷ややかな雰囲気を纏った彼を凝視する
考えたくない、理解したくない、嘘だと思いたい…脳内であらゆる否定をし続けるが視線を外す事は許されない
決定的な言葉を出したのは…当人では無く、叔母であった
『貴方達同じトコよね』