身辺整理の大切さ
呆気なく急逝した父だが
(風呂場でのヒートショック)
晩酌のアテの餃子を楽しみに入浴したくらいである
食べられずさぞかし無念だったろう
その後しばらくお供えは餃子になった
家族一同、薄々勘づいていたが
父にその気がなかった為
(本人も突然死するとは微塵も思っていなかった)
全く終活をしていなかった
ケチな父が
バブルの頃に購入した土地は
市街化調整区域
今となっては値段もつかない
住居建築不可の
叩いても伸ばしても引っ張っても
どうにもこうにも使えない場所である
よくもまあやってくれたものだ
生前から貧乏臭かった
その車種の最低グレードしか選ばない
オプションは一切無し
フォグランプどころか
ナビもバックモニターもつけない
なんと自宅までもが市街化調整区域である
(メルヘンちっくな)スナックだった中古戸建てに引っ越し
その後自営業で店を構えるフリをして
住居を建て
結局後から(店舗だと設定した)土間をリフォームして
普通に住んでいる
そういったケチ臭い所が
幼いながらに昔から嫌であった
スナックの跡地に入居したと
転校した当初な学校で馬鹿にされ
惨めだった思い出がある
ドアを開けた正面にレッドカーペットを敷いたような階段があり
元々土足で使用していたせいか
いつでも埃臭く
私物を直置きしようものなら
変な臭いがついてしまい
当時のの私は、おかしな体臭を漂わせていたのではないかと未だに気掛かりである
転校前は社宅住まいである
普通の家に住んでみたかったが
建て替えたのは私が大学生になってからで
小さい頃に環境を整えて貰えなかった為
屈折して劣等感が強いまま現在に至る
身なりを整えるくらいなら
勉強しろと怒鳴られた
そうはいっても、今も昔もルッキズムは健在である
成績と反比例してスクールカーストは低かった
上京後に身をもって己の醜さを思い知る事になる
話が逸れた
ケチで美醜を気にしない父
維持費(固定資産税)が安い
市街化調整区域に目を付けた
そんな父の足元を見て
中学校は近いが
川べり西向きの土地を騙して買わせる友人
今、私が相続してどうにかして売りさばきたい場所は
そんなどうしようもない土地である
数年前の豪雨で川が決壊
値段もつかない
そんな無駄な死に地は不要
父の知り合い(自営業)に駐車場として貸しているが
父が他界したとわかった途端
半額にしろとせびり
盆暮れ年2回徴収の賃貸料を払いに来なくなった
(単に母が警戒して出ていないだけな気がする…)
しかも廃業したのか、代表番号が繋がらない
直接お宅訪問をして
この度は娘が相続することになりましたと
挨拶をして然るべきなのか?
その他
いつかやろうと思っていたのか
単に後回しにして忘れていたか
やりたくなかっただけだろうが
入居した当初の元スナックの建物を
現居に建て替えした後
滅失登記をしていない
登記上、架空の建物が存在してしまっている
現況優先なので、
現居にしか固定資産税はかからないが
ありもしない建物を書類上相続しなくてはならない
(行政書士と司法書士にかかる費用がプラス)
旧居解体工事の領収書を持って法務局に行けば
自分で出来るらしいが
見つかったのは土地の権利書や
現居の内装工事の領収書だけ
市役所の固定資産税課に行き
解体業者と連絡が取れないが
滅失登記をしたいと申し出て
証明書を発行(どうせ有料)
その後戸籍を持って法務局に…
いつかやろうは
馬鹿野郎
私の休みは全て実家に費やしており
自宅のことはほぼ出来ていない
結果子供は放置
成績も下がり
長子の行き渋りは止まない
加えて、職場での苛め
薄給
八方塞がり四面楚歌
ロクな財産も無い上に
しょーもない置土産
残しやがって
でも私の雛人形は魂抜きもせず
父が勝手に棄てたらしい
母方の祖父母が買ってくれた七段飾り
母からさっき聞かされて泣きそうです
(情緒が滅茶苦茶)
皆様も(誰?)
滅失登記を忘れずに…
子孫が困りますよ

